たひお備忘録

趣味の活動記録。
【タイトル題字:細身のシャイボーイ様】

旅のメモ レンタカー借りて会津まで一人ドライブ 【令和2年6月24日】

 これまでの記事で書いたとおり、先日、会津方面にドライブに行ってきたのですが、そのおぼえがきを。(今回のは、ほんとメモ書きなので、非公開でもいいくらいなのですが、自分で読みやすくするために公開にしたようなものなので、検索サイトやアプリなんかで、もしこの記事がヒットしたがために来てしまったのなら申し訳ない。)


福島県河沼郡湯川村 12か月のジェラート (道の駅あいづ 湯川・会津坂下内)

 前の記事であげた冷たいラーメンをいただいたら、今回のドライブもあとは下道(一般道)メインで栃木へと戻るだけとなったのですが、その途中に一休みするのに立ち寄ったのが、先程の会津坂下町同様、喜多方市と会津若松市に挟まれた湯川村にある、『道の駅あいづ 湯川・会津坂下』。

 それにしても道の駅って、曜日、時間帯問わずに賑わっているのですが、ここもそんな感じで、平日の午後にもかかわらず駐車場も空きスペースは少なく、クルマを降りて用を足した後、消毒してメインの建物に入ると「密」まではいかないけど結構な賑わい。そこでジェラートのお店を見つけたので、だいぶ久しぶりとなった、道の駅などのジェラート・アイスクリーム・ソフトクリームネタを。個人的に甘いものはあまり食べないのですが、このアイスクリームの類って、ついつい食べたくなってしまうんですよね。

 ショーケースの中を見ると、地元の農産物を使用したという美味しそうなジェラートが14種類も。今回は1人にもかかわらず、それでも2種類は食べたかったからカップダブルにしたのですが、相当悩んでチョイスしたのがこの2品。

【カップダブル(アスパラガス・さくらんぼ) 400円】
カップダブル(アスパラガス・さくらんぼ) 400円

 まずは今回の、失礼ながらネタ枠として選んだ喜多方産というアスパラガス。もっともネタと言っても、台湾にはアスパラガスの甘いジュースもある(私が敬愛してやまない、乗り鉄における心の師匠たるかの宮脇俊三先生も気に入っておられた。)わけだから、そんなにおかしくはないとは思うのですが。で、早速一口いってみると、これが!ベースとなるサッパリ感もありつつコクのあるジェラートに、グリーンアスパラガスのフレッシュな青い風味が加わって、私の味覚だと、正直なところ諸手を挙げて無条件で「美味しい」と言い切れるわけではないのですが、いただくうちに不思議と癖になるクセがある味わいというか。これは良い牛乳と良い製法によるジェラートの懐の広さに加えて、アスパラガスもしっかりした物が使われていると思った次第です。

 そして今回の保険枠として選んだのが、会津坂下産のさくらんぼ。ヨーグルトまで加わって盤石とも言える体制ですが、このヨーグルトが効いているというか、風味の比較的穏やかな日本のさくらんぼに、良い感じでアクセントを加えているという塩梅。これは(ヨーグルトが大丈夫だったら)手放しでオススメできる味ですね。

 というわけで、どちらも美味しくいただいて満足したのですが、この道の駅に良くあるジェラテリアというかアイスクリーム屋さんって、地元の思わぬ農産物を思わぬ形で食べさせてくれるので、今後も機会があれば積極的にいただいてみたいと思います。ごちそうさまでした。

令和2年6月訪問

福島県河沼郡会津坂下町 食堂 いしやま

 前の記事で書いたとおり喜多方でラーメンをいただいた後、桧原湖周辺のドライブを堪能してしてから、午後に再び会津へと戻ってきました。というのも当地、というか、喜多方市と会津若松市に挟まれたあたりにある会津坂下町(あいづばんげまち)には当地で昔から食されている「冷やし(冷し)ラーメン」というのがあり、是非ともそれをいただいてみたかったんですよね。それで町の公式ウェブサイトなどで事前に調べたところ、町内には「冷やし(冷し)ラーメン」を通年で提供されているお店が複数ある模様。で、今回はそんな中から発祥のお店とされるこちらまで。

 お店の隣りにある駐車場には午後2時より少し前に到着したのですが、クルマを停めお店に入ろうとしたところ、まちなかの昔からある食堂といった佇まいが良いですね。喜多方もそうですが、店構えが変に新しくなっていないところに、私のようないち旅行者はそそられるというか。そして店内は、流石に平日のこの時間だと先客はなし。ですが厨房内では忙しそうに調理をされていて、どうやらこの時間でも出前の注文が入っているようで。

 そんな中、いただくものは決まっているのでお冷を持ってきてくれた時に早速注文。先客(出前)の調理後に取り掛かったため注文から若干時間がかかったようですが、その調理の音、例えば、茹でた麺を水で締めるような音を聞いているうちに、ご対面と相成りました。

【冷しラーメン 680円】
冷しラーメン 680円

 登場してまず感じたのは、色合いのクリアーさ。澄んだスープにはどちらかと言うと淡い色合いで、脂浮きがない替わりに氷が浮いています。そしてその下には、縮れ麺た細めの麺が見えますね。それでまずは、スープからいってみたところ、適度に冷たいそれは、十分な旨味が。出汁は豚がメインでしょうか?この透明度を保つためには相当静かに煮出さなければならないと思いますが。そこに味付けは、色味のとおり醤油っ気は強くないけど、塩気はわりとしっかりと。そこに、わずかにサラッとした甘味を感じます。そしてそれと合わせるのは、登場時から見えている中細縮れ麺ですが、茹でてからしっかりと締められているお陰か、ツルツル啜れる心地良さと、チュルっシコっとした食感が、また。最後までその食感がキープされるのも良いですね。それと具はシンプルかつ王道のチャーシューとメンマですが、チャーシューはミシっとした食感で味付けは濃いめ。逆にメンマは軽めの味付けになっています。あと、薬味の生タマネギが実に良いというか、その適度な刺激が全体を引き締め、甘味もスープと合っていました。

 というわけで美味しくいただいたというか、夢中になって麺とスープを啜るうちに、あっという間に完食してしまいました。で、これは是非ともまたいただきたいと思ったのと同時に、他のお店のも試してみたいですね。元々「冷やし(冷し)ラーメン」は、冬に出された品ということなので、次はいつかの寒い時期に、当地を訪れたいと思います。

 ごちそうさまでした。

令和2年6月訪

福島県喜多方市 まこと食堂

 6月下旬の平日のこの日。レンタカーを借りて福島あたりを一人でドライブすることに。で、一番の目的は車の運転そのものだったのですが、それだけでは勿体無いと立ち寄ったのが、喜多方ラーメンの有名店であるこちらのお店。喜多方にはこれまで何度か来ていたにもかかわらず、お伺いできていなかったんですよね。

 当地のラーメン店は早朝より営業されているお店が多く、個人的にも朝ラーは大好きなのですが、この日は旅程の都合で午前10時45分頃に到着。お店の道路を挟んだ向かい側の駐車場は、幸いにも空きがありました。で、お昼時には少々早い時間帯でも流石に喜多方の有名店だけあって店内にはそれなりにお客さんがいたものの、それでもテーブルに相席なら座れそうだったのですが、ソーシャルディスタンスを取るためか、すぐ隣りにあるもう1つの玄関から入った座敷席へとご案内。その際、玄関に店員さんが待ち構えていて、アルコールで手を消毒してからの入店となりました。このあたりは、観光地ともなっている有名店なので抜かりないですね。

 それにしてもこの案内された座敷。壁にかかる額縁の中身とか置いてある調度品など、ものすごく民家っぽいというか、親戚の家にお邪魔したような感覚に。また卓上に置かれたお品書きに「舌代」と口上書されているのが、なんとも良いですね。それでそんな中お願いしたのが、中華そば(700円)と悩んだ末に自分の欲望を忠実に選んだチャーシューメン。注文から少々待ってからの登場となりました。

【チャーシューメン 1000円】
チャーシューメン 1000円

 で、まず見た目ですが、一面に載るチャーシューは、脂身もあるものの肉の部分が多い印象。澄んだスープは色が薄めで、油もそれなりに浮く感じです。それで、そのスープからいってみたところ、出汁の動物系は豚骨でしょうか?そこに煮干しっぽい風味がうるさ過ぎないくらいに効き、旨味も結構ある感じ。加えて油感も適度にあり、また味付けは、色味のとおり醤油がガツンと来るなんてことはなく、ほのかな甘味もあって、塩気も良い塩梅。全体的にあっさりしているけど、まろやかな印象ですね。そして次に麺をチャーシューの下から引っ張り出すと、結構太めに感じた縮れの強いものが。啜ると縮れが心地よく唇にあたり、そのプルっとした動きから加水率高めに感じますが、モチシコっとした噛み心地も兼備。それとチャーシューは、しっかりと肉の食感が残っていて好み。メンマ共々味付けは軽めで、ラーメンと一体感がありますが、加えて白ネギがちゃんと薬味として良い仕事をしていたというか。

 というわけで、美味しくいただいたのですが、このスープと麺ならば、毎日(1000円出してチャーシューメンは無理ですが中華そばなら)いただいても飽きないなぁ、と。だいぶ前からすっかり観光地化している当地のラーメン店ですが、本来は当地の日常生活と結びついたラーメンであるわけで、そんなルーツをいただきながら感じたというか。

 ごちそうさまでした。

令和2年6月訪問

栃木県宇都宮市 仙台蔵出しみそラーメン 髙なべ 下岡本店

 この日は宇都宮での用足しがあったのですが、この朝、お店のSNSでゲリラメニューを出されると知ったので、それ目当てに用足し後にお伺い。

【梅塩らーめん 茶漬飯セット 1050円】
梅塩らーめん 茶漬飯セット 1050円(ラーメン単品だと910円)
梅塩らーめん 茶漬飯セット 1050円 のお茶漬け飯

 それがこの、梅塩ラーメン。早速、若干濁りのあるスープをいってみたところ、動物系+αと感じた出汁はまろやかで旨味が十分にあり、塩味は結構濃い目。そこにフライドオニオンと揚げ玉が油っけと香ばしさプラスし、他にも麺の上に載ったとろろ昆布、鰹節、青じそ、青ネギ、梅干しといった具材から、香りや、それぞれの持つ味が加わって、あっさりめな中にも複雑な味わいになっています。またそれに合わせるのは、太麺と細麺を選べる中、今回は細麺をチョイス。加水率は低めでしょうか。食感や動きが、最初はやや固めな印象。もっとも、すぐに馴染んでくる感覚がありましたが。そして具は、前述の品々の他、こちらのお店標準の立派なチャーシューは柔らかいけど肉の食感を残した仕上がりで、味付けも肉そのものの味を残して仕上がりなのが良いですね。それとメンマも、こちらのお店標準の、極太タイプで発酵味がありしっかりとした味付けのもの。それで途中から梅干しを潰して味変しても、よりサッパリ感が出てヨシ!更に、あられや海苔などが載った茶漬飯に残ったスープを掛けていただけば、これがもっとヨシ!というか、むしろこれを味わうためにこれまでがあったのでは、という感すら感じた次第。

 というわけで、美味しくいだいたのですが、特にお茶漬けには大変満足させていただきました。ごちそうさまです。

令和2年6月訪問

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ラーメン・そば・うどんなどの食べ歩き、乗り鉄、競馬の旅打ち、モータースポーツ観戦、PC自作など嗜んでいます。

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