趣味の活動記録。
【タイトル題字:細身のシャイボーイ様】
旅の3日目。八戸駅を早朝に出発し、2度の乗り継ぎを経て午前10時半過ぎに到着したのがが、岩手県の南端にある一ノ関駅。この日の行程的に、ここで食事を摂らないと午後2時過ぎまで食べるチャンスがないこともあり、駅弁か、待合室内の立ち食いスタンドかで迷った結果選んだのが、立ち食いスタンド。実は約4年前にもいただいているのでネタ的には駅弁の方がとも思ったのですが、塩気のある汁が飲みたかったもので。
それで今回は、券売機で一番高い品をチョイス。で、早速ツユからいってみたところ、少々煮込んだ感のあるような風味が。もっとも、一味を入れたところ全く気にならなくなったんですが。また味付けは、甘さ辛さのバランスは万人向けといった感じで、塩気や味の濃さも適度で、生卵を崩しても全く問題なし。そしてソバは、多分茹で麺だったと思うのですが、ツルッとした啜り心地に、若干やわめの噛みごたえ。蕎麦の香りもそれなりにありました。それと具の海老天は、わざわざ電子レンジで温めたものが2本。おかげでサクサク感はありませんが、ツユとの馴染みは良かったです。
というわけで美味しくいただきました。ごちそうさまです。
令和2年7月訪問
旅行2日目。この日の行程をつつがなく終え、宿のある八戸に到着。ちなみに八戸の中心部というか繁華街は、JRの東北新幹線と青い森鉄道が乗り入れている八戸駅ではなく、八戸線の本八戸駅からのほうが近いのですが、翌日の乗り継ぎを考え、今回は八戸駅直結のホテルに泊まることに。
それで八戸駅に到着したのが午後8時1分と遅めの時間。更に翌朝は午前6時過ぎに八戸駅を発つ予定ゆえ、夕食にあまり時間をかけたくないという事情があり予定を組む段階で駅至近の食事処を探していたところ見つけたのが、灯台下暗しというか、泊まるホテル内にお店を構えているこちら。改札口を出てお店に向かうと、店内は時間帯のわりには混んでいました。
で、まずはとりあえず、ではなく、乾いた喉を湿らせるべく積極的に生ビールから。一日の最後に飲むビールの旨さのなんたるかと思うのですが、もっとも、昼間飲んでも美味しいですよね。
生ビールと同時に登場したのが、こちらのしめさば。しめさばは個人的好物なもので、つい、という感じで。で、早速いただけば、サバの身質はやわらかめで、過剰じゃない脂乗りと、適度なシメ加減が良いですね。
しめさばをちょっとだけいただいたところで、酒は日本酒にチェンジ。地酒がいろいろと取り揃えられていたのですが、その中から冷酒の、三戸町で作られている「如空(じょくう)」という銘柄をチョイスしました。で、キリっとした飲み口に、辛口のしっかりした味わいが、しめさばと悪くないマッチングでしたね。
冷酒と共にしめさばを堪能していると、その後ちょうどいいタイミングで登場したのが、お店の名前にも冠されているいかめしに、当地の郷土料理であるせんべい汁がセットになったこの定食。で、まずはせんべい汁からいってみたところ、あっさりとした出汁に、味付けは塩味でしょうか?そこに鶏肉と根菜類、そしてメインとも言うべき南部せんべいが入っていました。それでこの南部せんべいが、最初はしなっこわくて香ばしさを感じるけど、だんだんとツユが染みてトロトロになる、味と食感の変化がじつに良かったですね。そしていかめしは、厚いイカの身は柔らかく、ご飯も柔らかめという食感。甘味が適度に効いた醤油味で、イカの旨味がご飯に良く染みていて、さすがに店名に冠するだけの品という感じでした。あと、付属の小鉢はひじきの煮たものだったのですが、薄味のおかげか、ひじき自体の風味が印象的。ひじきって、何の気なしに色んな所でいただいていますが、これだけ海藻を意識したのは初めてかもしれません。
というわけで、どれも美味しくいただいたのですが、特にせんべい汁は、初めていただいたにもかかわらず、どこか懐かしい味わいがとても気に入りました。ごちそうさまです。
令和2年7月訪問
旅行2日目の昼食は、盛岡駅もしくはその周辺でと相成ったのですが、そんなところで発見したのがこちらの回転寿司店。
実は昨晩、お伺いしようと思っていた三陸の海の幸がいただける居酒屋が満席で諦めたという事情があり、替わりにどこかで海の幸をいただこうと思っていたところで、しかも店頭に出されていた「今日の蔵出し」7月24日(金)というPOPには三陸産の魚が色々書かれていたし、更に調べたところ、岩手県を中心に東北地方に店舗展開されている、ローカルなチェーン店=私の好物ということがわかったので、即座に入店することに。何組か、席待ちの先客がいたのですが、1人であることを告げると、程なくしてカウンター席に案内していただけました。
そこで、目についた品を一通り注文。ちなみに注文方法は、卓上のオーダーシートに記入して店員さんに渡す方式となっていました。(個人的にこの方法、まとめて注文できるのでありがたいです。)
三陸と言って真っ先に思い浮かぶ食材が、個人的にはホヤだったりするのですが、口に入れるとわかる、ホヤの身の新鮮さ。最初はしても甘く感じますが、口の中からの去り際にホヤが持つ磯の風味が主張し、とても乙な味わいです。
「無添加」と謳われた生うにですが、見た目からしてズルいですね。そして口に入れると、甘味とコクがエクセレント。言うことありません。
シコっとした食感の、しっかりした身質が良いですね。さすがは魚の王様というか。醤油はもちろん、レモン+塩でも良かったです。
名前のとおり、身からは鮮度の良さを感じるのですが、同時にトロけるような食感も。また味的にも、カツオならではの旨味の濃さもありつつ、サッパリ感もという。
「今月の一皿」とあったので、月を通してのおすすめということでしょうか。で、これがイワシ真っ向勝負という感じで、これまた新鮮さを感じるイワシそのものがグイっと主張。ですが、ありがちなしつこさは皆無というのが、また良いですね。
湯葉なのでまろやかクリーミーなんですが、同時にあっさりしているというか、植物性の旨味を感じる味わいです。
【いわて食財 前沢牛 雲丹肉炙り(赤身肉) 520円(税別)】
こちらも、「今月の一皿」で、流行りのサーフアンドターフですね。それでいただく前から約束されたエクセレントさですが、実際にいただいてみても、もう。それにしても、生雲丹を牛肉のソース代わりにするって罰当たりな組み合わせ、どこから出てきたんですかね。
というわけで、どれも美味くいただいたのですが、欲望の赴くままに注文したら、ちと散財し過ぎてしまったという。それでも、美味しい海の幸と地元食材をいただけて、満足いたしました。ごちそうさまです。
令和2年7月訪問
旅行2日目。朝イチで三陸鉄道に乗り宮古駅まで行った後、再び釜石駅まで戻ってくるという訳がわからないこと(このあたり、乗り鉄的都合です。)をやった後、今度は釜石駅からJRに乗ることに。で、JR釜石駅の構内には立ち食い蕎麦屋さんがあるというのは事前に知っていた情報で、ぜひともいただこうと予定していたところ。先程、宮古駅でもいただいたけど、目先を変えればまた美味しくいただけるだろうと、以下の品々の食券を購入したのですが、考え過ぎて、訳がわからない注文になってしまいました。
【たぬきそば 350円 + 単品 帆立 160円 + 単品 玉子 70円】
お店のお姉さんから手渡されて早速ツユからいってみたところ、出汁感はさほどなく、それよりも、味の濃さが印象的。醤油っ気塩気に加えて甘味も結構強いことになっていました。また、湯がき時間が多少長めに感じたソバは、蕎麦粉っぽい歯触りなものの、歯切れは良い方。そして具は、たぬきそばだけにたっぷりの揚げ玉と、単品の帆立はベビーホタテ数個にメカブが入るという感じ。どれも合うのは当然なのですが、これだけツユの味が濃いめだと、個人的には、かき揚げを入れたほうが、より好みの味になったかなぁ、と。
というわけで、目先が変わったことは変わったので美味しくいただくことができたのですが、こちらのお店、ラーメンのラインナップも充実しているので、今度はそちらもいただいてみたいですね。ごちそうさまでした。
令和2年7月訪問
旅行2日目。この日は朝イチで三陸鉄道に乗り、釜石駅から宮古駅まで。そこで改札口を出た時、こちらのお店を発見しました。
宮古駅には以前にも来たことがあり、その時の記憶に無かったのが不思議なのですが、とにかく、見つけたからにはいただかないと気がすまない!幸いにも、乗り換え時間には多少余裕があったのと、お店のお姉さんが先客の注文を調理し終えた直後だったので、急いで食券を。POPに「店長イチオシ!」と書かれた「宮コロッケそば」は品切れランプが付いていたので、次の品を購入しました。
それがこの、いか天そばに生たまごを追加したもの。ちなみに、こちらのお店の天ぷらそばは3種類あって、いか天そば(うどん)が450円、えび天そば(うどん)と野菜天そば(うどん)が410円と、いか天が一番高いんですね。
それで素早い調理を経て登場したこちらの品。早速ツユからいってみたところ、なんとこちらの出汁は煮干しがメイン。(POPにそう書いてあったから食べる直前には知っていたのですがね。)そこに濃口醤油が主張して、甘さ控えめな硬派な味わいです。またソバは、個人的に大好きな茹で麺。ツルっとした啜り心地と、プリっ、若干フワっとした食感。そして具のいか天は、イカの風味が強いと言うか、主張が強く、食感もしっかりしていました。あと玉子が大きいのが何気に嬉しかったと言うか、大きさはもちろん、絡めて温度を下げて素早くいただくためにも重宝しました。
というわけで、美味しくいただき、大変満足したのですが、こちらのお店。そば・うどんの他にも、あずきばっとうやすすり団子といった郷土料理やラーメン、寿司も券売機のボタンに並んでいたので、おいそれとは来れる場所ではないのですが、またいつかお伺いできれば良いなと思います。ごちそうさまでした。
令和2年7月訪問
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