趣味の活動記録。
【タイトル題字:細身のシャイボーイ様】
前の記事で書いたとおり喜多方でラーメンをいただいた後、桧原湖周辺のドライブを堪能してしてから、午後に再び会津へと戻ってきました。というのも当地、というか、喜多方市と会津若松市に挟まれたあたりにある会津坂下町(あいづばんげまち)には当地で昔から食されている「冷やし(冷し)ラーメン」というのがあり、是非ともそれをいただいてみたかったんですよね。それで町の公式ウェブサイトなどで事前に調べたところ、町内には「冷やし(冷し)ラーメン」を通年で提供されているお店が複数ある模様。で、今回はそんな中から発祥のお店とされるこちらまで。
お店の隣りにある駐車場には午後2時より少し前に到着したのですが、クルマを停めお店に入ろうとしたところ、まちなかの昔からある食堂といった佇まいが良いですね。喜多方もそうですが、店構えが変に新しくなっていないところに、私のようないち旅行者はそそられるというか。そして店内は、流石に平日のこの時間だと先客はなし。ですが厨房内では忙しそうに調理をされていて、どうやらこの時間でも出前の注文が入っているようで。
そんな中、いただくものは決まっているのでお冷を持ってきてくれた時に早速注文。先客(出前)の調理後に取り掛かったため注文から若干時間がかかったようですが、その調理の音、例えば、茹でた麺を水で締めるような音を聞いているうちに、ご対面と相成りました。
登場してまず感じたのは、色合いのクリアーさ。澄んだスープにはどちらかと言うと淡い色合いで、脂浮きがない替わりに氷が浮いています。そしてその下には、縮れ麺た細めの麺が見えますね。それでまずは、スープからいってみたところ、適度に冷たいそれは、十分な旨味が。出汁は豚がメインでしょうか?この透明度を保つためには相当静かに煮出さなければならないと思いますが。そこに味付けは、色味のとおり醤油っ気は強くないけど、塩気はわりとしっかりと。そこに、わずかにサラッとした甘味を感じます。そしてそれと合わせるのは、登場時から見えている中細縮れ麺ですが、茹でてからしっかりと締められているお陰か、ツルツル啜れる心地良さと、チュルっシコっとした食感が、また。最後までその食感がキープされるのも良いですね。それと具はシンプルかつ王道のチャーシューとメンマですが、チャーシューはミシっとした食感で味付けは濃いめ。逆にメンマは軽めの味付けになっています。あと、薬味の生タマネギが実に良いというか、その適度な刺激が全体を引き締め、甘味もスープと合っていました。
というわけで美味しくいただいたというか、夢中になって麺とスープを啜るうちに、あっという間に完食してしまいました。で、これは是非ともまたいただきたいと思ったのと同時に、他のお店のも試してみたいですね。元々「冷やし(冷し)ラーメン」は、冬に出された品ということなので、次はいつかの寒い時期に、当地を訪れたいと思います。
ごちそうさまでした。
令和2年6月訪
6月下旬の平日のこの日。レンタカーを借りて福島あたりを一人でドライブすることに。で、一番の目的は車の運転そのものだったのですが、それだけでは勿体無いと立ち寄ったのが、喜多方ラーメンの有名店であるこちらのお店。喜多方にはこれまで何度か来ていたにもかかわらず、お伺いできていなかったんですよね。
当地のラーメン店は早朝より営業されているお店が多く、個人的にも朝ラーは大好きなのですが、この日は旅程の都合で午前10時45分頃に到着。お店の道路を挟んだ向かい側の駐車場は、幸いにも空きがありました。で、お昼時には少々早い時間帯でも流石に喜多方の有名店だけあって店内にはそれなりにお客さんがいたものの、それでもテーブルに相席なら座れそうだったのですが、ソーシャルディスタンスを取るためか、すぐ隣りにあるもう1つの玄関から入った座敷席へとご案内。その際、玄関に店員さんが待ち構えていて、アルコールで手を消毒してからの入店となりました。このあたりは、観光地ともなっている有名店なので抜かりないですね。
それにしてもこの案内された座敷。壁にかかる額縁の中身とか置いてある調度品など、ものすごく民家っぽいというか、親戚の家にお邪魔したような感覚に。また卓上に置かれたお品書きに「舌代」と口上書されているのが、なんとも良いですね。それでそんな中お願いしたのが、中華そば(700円)と悩んだ末に自分の欲望を忠実に選んだチャーシューメン。注文から少々待ってからの登場となりました。
で、まず見た目ですが、一面に載るチャーシューは、脂身もあるものの肉の部分が多い印象。澄んだスープは色が薄めで、油もそれなりに浮く感じです。それで、そのスープからいってみたところ、出汁の動物系は豚骨でしょうか?そこに煮干しっぽい風味がうるさ過ぎないくらいに効き、旨味も結構ある感じ。加えて油感も適度にあり、また味付けは、色味のとおり醤油がガツンと来るなんてことはなく、ほのかな甘味もあって、塩気も良い塩梅。全体的にあっさりしているけど、まろやかな印象ですね。そして次に麺をチャーシューの下から引っ張り出すと、結構太めに感じた縮れの強いものが。啜ると縮れが心地よく唇にあたり、そのプルっとした動きから加水率高めに感じますが、モチシコっとした噛み心地も兼備。それとチャーシューは、しっかりと肉の食感が残っていて好み。メンマ共々味付けは軽めで、ラーメンと一体感がありますが、加えて白ネギがちゃんと薬味として良い仕事をしていたというか。
というわけで、美味しくいただいたのですが、このスープと麺ならば、毎日(1000円出してチャーシューメンは無理ですが中華そばなら)いただいても飽きないなぁ、と。だいぶ前からすっかり観光地化している当地のラーメン店ですが、本来は当地の日常生活と結びついたラーメンであるわけで、そんなルーツをいただきながら感じたというか。
ごちそうさまでした。
令和2年6月訪問
この日は宇都宮での用足しがあったのですが、この朝、お店のSNSでゲリラメニューを出されると知ったので、それ目当てに用足し後にお伺い。
それがこの、梅塩ラーメン。早速、若干濁りのあるスープをいってみたところ、動物系+αと感じた出汁はまろやかで旨味が十分にあり、塩味は結構濃い目。そこにフライドオニオンと揚げ玉が油っけと香ばしさプラスし、他にも麺の上に載ったとろろ昆布、鰹節、青じそ、青ネギ、梅干しといった具材から、香りや、それぞれの持つ味が加わって、あっさりめな中にも複雑な味わいになっています。またそれに合わせるのは、太麺と細麺を選べる中、今回は細麺をチョイス。加水率は低めでしょうか。食感や動きが、最初はやや固めな印象。もっとも、すぐに馴染んでくる感覚がありましたが。そして具は、前述の品々の他、こちらのお店標準の立派なチャーシューは柔らかいけど肉の食感を残した仕上がりで、味付けも肉そのものの味を残して仕上がりなのが良いですね。それとメンマも、こちらのお店標準の、極太タイプで発酵味がありしっかりとした味付けのもの。それで途中から梅干しを潰して味変しても、よりサッパリ感が出てヨシ!更に、あられや海苔などが載った茶漬飯に残ったスープを掛けていただけば、これがもっとヨシ!というか、むしろこれを味わうためにこれまでがあったのでは、という感すら感じた次第。
というわけで、美味しくいだいたのですが、特にお茶漬けには大変満足させていただきました。ごちそうさまです。
令和2年6月訪問
この日は、動物系の出汁の効いたラーメンが食べたくなり、その時に思い浮かんだこちらのお店まで。
【ワンタンメン(こってり醤油) 780円 】
【サービスのライスと小鉢(鶏キムチ)】
ですが、コク旨醤油で頼むつもりが、昨日(前記事参照)のアタマ悪いノリがまだ残っていたのか、注文時に間違えてこってり醤油にしてしまったという。「これで2日連続の背脂だ。わーい。」という感じで。
それで登場してまずは、わりと大きな粒の背脂が浮いたスープからいってみたところ、香りでまず感じるのはその背脂、そして醤油という感じ。で、口に入れれば背脂のおかげでコッテリ感はアップしたものの、ベースとなる鶏+豚をあわせたのコクのある旨みたっぷりのまろみある味で、そこにしっかり目に効かされた醤油が、また。ちなみに背脂は、若干プリっと感残す固さに仕上げられています。またそこに合わせるのは、若干ガシっとしつつもモチっムチっとした食感の中太縮れ全粒粉麺。それと具のワンタンは、皮しっかり、ショウガが香る中の餡もしっかり。あとチャーシューは、こちらのお店標準の、お肉がホロっトロっとした食感のもので、細めのメンマは柔らかく仕上がっています。
加えて、サービス小鉢に入った鶏キムチは、鶏肉が沢山。で、これまたサービスのライスに背脂乗っけて鶏キムチと共に食べたら、これが危険な味というか、いい意味で人が終わる味でしたね。
こちらは、同行の相方がいただいた品。私がいただいた「こってり」とは対極的な「あっさり」ですが、こちらはこちらで鶏の風味や旨味がしみじみと。ほんと、優劣ではなく好みの問題ですね。
というわけで、今回も美味しくいただき、かつ満足させていただきました。ごちそうさまです。
令和2年6月訪問
外出自粛要請が全面的に解除になったからといって、タガが外れたわけではないのですが、この日またドライブがてら県境を超え、久しぶりにこちらのお店まで。
お店には、土曜日の午前11時半頃到着したところ、駐車場は結構いっぱい気味で、中には栃木県南のナンバーのクルマも。幸い店内のテーブル席が空いていたようだったので、入り口のところに置いてある券売機で食券を購入してから入店。久しぶりの越県訪問だったので余計なこと考えず、というかアタマ悪く「たべたいものをたべる。」ことにしました。
それで籍についてすぐに食券を提出し、サービスのキムチをいただきつつ待つこと少々で登場したのがこの、背脂ネギ味噌ラーメンに味付玉子を追加したもの。早速スープからいってみたところ、背脂のコッテリ感、濃い目に効かされた味噌ダレ、スープの豚骨感と旨味、全てが暴力的(褒め言葉です!)で、何とも良いですね。そこに、ニンニクをスプーン山盛り1杯投入。今回は落としてからは混ぜ込まない爆撃方式ではなく、レンゲにとってスープに溶かしたものを全体にふりかけて味を落ち着ける感じに。(冷静に考えると、生のおろしニンニク入れて落ち着けるって、明らかに変なんですがね。)そして、啜り心地が若干モソっとしてるけど歯ごたえがある細めの自家製ラーショ麺を啜れば、これが、もう。更に、ザキザキしたネギとそれに混ざる柔らかなチャーシューも一緒に口にいれれば、また。たまに柔らかなワカメや、追加した火の通り加減・味加減とも良い感じの味玉もいただき、更に麺とスープをズルズル。ほんと、腹具合を考えなければ、ずっと食べていたいくらいです。
こちらは、一緒にいただいた品。もちろん、アタマ悪く「たべたいものをたべる。」ことにしたので、ネギが被っても気にしないというか。で、暴力的なスープが無い分、ネギの味付けがよく分かるのですが、改めて味わうと、コショウが結構効いてるんですね。更に、スープにたっぷり浮く背脂を掛けて、ラーメンの海苔を移植してトロロと共にかっこめば、これがいい意味で危険な味でした。
ことらは、同行の相方がいただいた品。背脂入れなくてもコッテリだし、味噌だれも濃い目に効かされているので、これでも充分暴力的で、「美味しいけど次は味薄めで頼みたい。」とのこと。
というわけで、今回もどれも美味しくいただき、久しぶりのこちらのお店を堪能することが出来ました。ごちそうさまです。
令和2年6月訪問
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