趣味の活動記録。
【タイトル題字:細身のシャイボーイ様】
確か、5月にお伺いした時だったと思うのですが、店内に、開店20年記念の味噌ラーメンお披露目会を、7月1日に行うとの告知が。で、そうと知ったからには、たまたまこの辺りにあった用事をその日に移動させて休暇を取得するなど、こちらも準備万端整えていざ当日。開始時間のころにお店に到着したところ、既に駐車場にはクルマが何台か。程なくしてお披露目会開始時刻となり、集まっていた人がぞろぞろと店内に入っていったのですが、中には通常の営業日と勘違いしていた方もおられました。
それで今回は、「味噌ラーメン」のお披露目会ということで、いただくメニューは味噌系の大多数、素ラーメン、野菜ラーメンはもちろん、それのピリ辛みそ味や、更には一文字シリーズからも広く選択可能だったのですが、やはり一番の基本、みそ味の素ラーメンを。もっとも、私が今から20年近く前、こちらのお店で初めていただいたのは今で言うところの野菜みそだったので、それとも迷ったんですが。
今回はお披露目会ということで、代金無料だったにもかかわらず、注文後、待っている間に感謝の品をいただいてしまったり、更には、こんな日なのにライスと小鉢などいつもの品がサービスだったりと、なんだか申し訳ないです。
【手前みそのみそラーメン 素ラーメン(みそ)】
【サービスのライスと小鉢(鶏唐揚げ)】
店主さんの気合いの入ったと思われる(こちらの店主さんはそういうのをあまり表に出さない方なので)調理を眺めているうちに登場した素ラーメン。早速スープからいったみたところ、これが!!(実際は、エクスクラメーションマーク2つじゃ到底足りない!個人的にこちらのお店のベーシックな味噌味は、キレとコク、まろやかさと軽快感が丁度良いところでバランスした味わいが大好きだったりすのですが、それを更に突き詰め、スムースなのに味わいがものすごく豊かというか、ファインチューニングされて極上のフィーリングになっています。で、スープがそんな感じなので、モチシコっとした麺や、ホロトロのチャーシュー、ワンタンといった具材の味も美味しく感じられ、更には、こちらのお店では個人的にお約束となっている残ったスープにライス投入なんか、筆舌に尽くしがたい味わいでしたね。
というわけでとても美味しくいただき、食べ終わるのがほんとに惜しい一杯でございました。初めてこちらのお店にお伺いした時、いただいたのは前述のとおりみそラーメン(の中盛りとさランチタイムサービスだった小ライス、そして餃子)で、その味にとても感激・感動したのですが、今回いただいたみそラーメンは、その時の気持ちをありありと思い出させてくれました。こんな一杯をいただいたら、ますますこちらのお店のファンになってしまうじゃないですか。ごちそうさまです。そして、ありがとうございました。
令和2年7月訪問
今年(令和2年)の梅雨は、例年に比べて肌寒い日が多く感じるのですが、この日もそんな具合の天候。で、そんな日だから相方共々温かいカレーうどんが食べたくなって、それ目当てこちらのお店にお伺いしたところ、ちょっと出遅れて午後1時前にお店に着いた時には、店頭の黒板に、「暖かいカレーうどん売り切れ」との文字が……。
で、無いものは仕方がないので、おすすめセットメニューでもいただこうかと店内に入ろうとしたところ、入り口のところにある黒板に「豆乳入り冷しカレーうどん(税込み1000円)」との文字が。冒頭に書いたとおりこの日は肌寒かったものの、カレーのスパイスで身体は温まる筈だし、何より冷たいカレーうどんというのに興味を惹かれたので、これをいただくことに決定しました。
それでこの、豆乳入り冷しカレーうどん。先日いただいた冷したぬきと同じ器で登場したのですが、パっと見は、ツユが黄色くって具沢山という感じ。早速、ツユというかスープからいただこうとしたところ、適度に冷やされたそれはトロミというかポタージュみがある口当たりで、味は豆乳が効いてまろやか、かつスパイシーなカレー感もしっかりと。塩気も丁度良い塩梅で、そこに、ラー油の辛さやフライドオニオンの香ばしさとクリスプ感がアクセントとなって、なんとも賑やかで楽しい味わいですね。またウドンは、ツルッと滑らかでコシのある、いつもの別嬪なもの。このスープにも合う懐の広さがあります。そして具は、肉味噌(味付けそぼろ肉)が、ツユにも変化を加えて良い感じ。それとキュウリ、レタス、パプリカ、プチトマトといった生野菜類が、サッパリ感とバラエティーある歯応えを加えます。更に、半熟卵が反則というか駄目押しというか、途中から割って黄身を絡めて食べたら、もう、間違いないじゃありませんか。
【本日のおすすめセットメニュー(えびとまいたけの天ぷらつけ汁うどん+ミニまぐろ丼) 1100円】
こちらは、同行の相方がいただいた品。それにしても、キノコのたぐいが苦手な相方が、自ら進んで舞茸天の入った品を注文するとは、よっぽどこちらのお店を信頼しているですね。で、その中から、ミニマグロ丼を少々味見させてもらったのですが、マグロが軽いヅケになっていて、これが何とも良い味加減で。
というわけで、今回も美味しくいただき、たいへん満足させていただきました。ごそうさまです。
令和2年6月訪問
宇都宮の花の季さんといえば、このブログの過去記事の数でも分かるとおり、個人的にお伺いする機会の多いお店なのですが、フォローしている店員さんのSNSアカウントから、朝食営業開始のお知らせが。しかもラーメンではないということにとても興味をそそられ、営業初日の朝6時半(開店時刻) にお店まで。
営業初日ということで、女将さんと店員さん一同に迎えられて少々気恥ずかしく、「花の季」ではなく「朝の季」と書かれた暖簾をくぐって入店。以前ラーメンをいただいたテラス席に案内していただき、早速メニューの説明があったのですが、朝食は「発酵と旬」をテーマにされているようで、特製炭火焼きチャーシュー定食、焼き鮭定食、日光サーモンの押し寿司定食の3種類(どれも1200円)をラインナップ。その中から、今回は焼き鮭定食をお願いしたところ、10分ほどお時間をいただきますとのこと。ちなみにご飯の大盛りは無料でおかわりは自由とのことだったので、最初から大盛りでお願いしてしまいました。
この日は梅雨時にもかかわらず雨が降っていなかったので、朝の清々しさを味わいながら待つこと少々で件の朝食が登場。早速味噌汁から箸をつけることにしたのですが、これが、もう。お椀を目の前に置かれたときから出汁の香り、味噌の香りが食欲をそそっていたのですが、口に入れると味加減がばっちり。具は油揚げに加えて、朝採りの茄子と青菜がとてもフレッシュかつ、それを活かしたちょっと浅めの火の通し加減が良いですね。
次に鮭をいただけば、皮目や表面は香ばしく、身はふっくらとした焼き加減。塩気は強くなく、鮭自体の味でご飯を食べたくなるタイプ。なので続けざまにご飯を口に入れると、これもまた。季節的に採れてから時間が経っているはずのお米ですが、それでもお米自体が美味しくて、炊き加減もお見事。更に浅漬けのお新香も、醤油をかけるのが勿体無い出来で、箸休めの小鉢は、ホウレン草と湯葉のお浸しだったのですが、これも出汁が効いていたのと、野菜の味がちゃんとして良かったです。
で、ご飯のおかわりまでしてしまい、満足してお腹をさすっていたら登場したのが、お茶と、練りたてというわらび餅。これもた適度な甘さが心地良く、食後の満足感を相当に高めてくれました。
というわけで、大変美味しくいただき満足させていただいたのですが、ベタながらほんと、「日本人に生まれてよかったぁ」としみじみ思う味わいでした。全国チェーンの牛丼屋に行けば、これの何分の一かで朝食が食べられ、それはそれで個人的に嫌いじゃなかったりするのですが、それとは比べ物にならないちゃんとした朝事は、人を元気にしてくれるというか、一日を健やかに生きるパワーを、間違いなくくれますね。(死んだじいちゃんも、「朝に一番良いものを食え」と言っていましたし。)土日の営業日に毎週通うことは、私の状況では無理なのですが、それでも朝からちゃんとしたい時は、またお世話になりたいと思います。ごちそうさまでした。
令和2年6月訪問
これまでの記事で書いたとおり、先日、会津方面にドライブに行ってきたのですが、そのおぼえがきを。(今回のは、ほんとメモ書きなので、非公開でもいいくらいなのですが、自分で読みやすくするために公開にしたようなものなので、検索サイトやアプリなんかで、もしこの記事がヒットしたがために来てしまったのなら申し訳ない。)
前の記事であげた冷たいラーメンをいただいたら、今回のドライブもあとは下道(一般道)メインで栃木へと戻るだけとなったのですが、その途中に一休みするのに立ち寄ったのが、先程の会津坂下町同様、喜多方市と会津若松市に挟まれた湯川村にある、『道の駅あいづ 湯川・会津坂下』。
それにしても道の駅って、曜日、時間帯問わずに賑わっているのですが、ここもそんな感じで、平日の午後にもかかわらず駐車場も空きスペースは少なく、クルマを降りて用を足した後、消毒してメインの建物に入ると「密」まではいかないけど結構な賑わい。そこでジェラートのお店を見つけたので、だいぶ久しぶりとなった、道の駅などのジェラート・アイスクリーム・ソフトクリームネタを。個人的に甘いものはあまり食べないのですが、このアイスクリームの類って、ついつい食べたくなってしまうんですよね。
ショーケースの中を見ると、地元の農産物を使用したという美味しそうなジェラートが14種類も。今回は1人にもかかわらず、それでも2種類は食べたかったからカップダブルにしたのですが、相当悩んでチョイスしたのがこの2品。
まずは今回の、失礼ながらネタ枠として選んだ喜多方産というアスパラガス。もっともネタと言っても、台湾にはアスパラガスの甘いジュースもある(私が敬愛してやまない、乗り鉄における心の師匠たるかの宮脇俊三先生も気に入っておられた。)わけだから、そんなにおかしくはないとは思うのですが。で、早速一口いってみると、これが!ベースとなるサッパリ感もありつつコクのあるジェラートに、グリーンアスパラガスのフレッシュな青い風味が加わって、私の味覚だと、正直なところ諸手を挙げて無条件で「美味しい」と言い切れるわけではないのですが、いただくうちに不思議と癖になるクセがある味わいというか。これは良い牛乳と良い製法によるジェラートの懐の広さに加えて、アスパラガスもしっかりした物が使われていると思った次第です。
そして今回の保険枠として選んだのが、会津坂下産のさくらんぼ。ヨーグルトまで加わって盤石とも言える体制ですが、このヨーグルトが効いているというか、風味の比較的穏やかな日本のさくらんぼに、良い感じでアクセントを加えているという塩梅。これは(ヨーグルトが大丈夫だったら)手放しでオススメできる味ですね。
というわけで、どちらも美味しくいただいて満足したのですが、この道の駅に良くあるジェラテリアというかアイスクリーム屋さんって、地元の思わぬ農産物を思わぬ形で食べさせてくれるので、今後も機会があれば積極的にいただいてみたいと思います。ごちそうさまでした。
令和2年6月訪問
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