趣味の活動記録。
【タイトル題字:細身のシャイボーイ様】
この日は、所用のため数名で宇都宮まで行ったついでの昼食となり、用務先の近くにこちらのお店があるとわかったので、さっさと用事を済ませてからお伺いすることに。
ですが用足しの時間が押して、お店に着いたのは、午後1時半頃となってしまったのですが、そんな時間でも店舗前の駐車場はギリギリ1台空くくらいで、店内はほぼ満席。屋外の席ならすぐということでそちらにしましたが、この時は日が照っていて暑かったんですよね……。
そんな中、今回いただいたのがこちらの品。前回いただいたTKMなんかぴったりだったのですが、今回は同行者の殆どがこちらのお店初体験だったので、全員揃って(具や盛りの違いはあれど)ベーシックなつけ麺を注文したというわけで。
それで完成したつけ麺を店内に取りに行き、席に戻ってから早速いただこうと、麺をつけ汁に浸けたところ、これがもうたまらないドロドロ感。こちらのお店でつけ麺をいただくのは約1年半ぶりだったのですが、もはや前回からというレベルでなく、ただ只管に、ものすごい濃度かと。そしてお味の方は、前回の印象とは違うというか、分厚い豚骨などの動物系をバックに、煮干しの風味とビターさがぐいっと主張するように変わったような。味付けも変わったと言うか、甘さがやや控えめになったように感じ、あとこの濃度に負けない濃さになっているのも良いですね。そんな情報量の多いつけ汁とがっぷり四つを組んでいるのが、食感だけでグミガチモチシコっとこちらも情報量の多い、凄い麺。そこに、柔らかく肉の味が主張するチャーシューや太くてしっかりと味がついたメンマ、良い茹で加減・味加減の煮卵は、相変わらずハイレベルという感じで。そんな中、添えられた柚子は、一服の清涼感をもたらしてくれました。で、麺を食べ終わった後は、ポットに入った割りスープでつけ汁を薄めていただくのですが、かなり薄めても味わいの濃密さが続きます。それで何とか完飲したところ、器の底にはその濃密さを支えていたと思われる、豚骨や魚由来の粒状固形物がかなり残りました。
というわけで、美味しくいただいて満足したのですが、絶賛弱体化中のアラフィフの身体的には結構堪えたというか、今回は煮卵を追加しただけで「特製」にもしなかったし、ご飯物も頼まなかったのですが、食後暫く、満腹感のその先へという感覚と戦うことに。でもまたいつか、食べたくなるのは間違いないところなんですよね。ごちそうさまでした。
令和2年7月訪問
平日のこの日、用足しついでに高根沢で昼食となった時に思い出したのが、以前一度お伺いしてがご無沙汰になってしまっているこちらのお店。幸いなことにお店前の駐車場に1台分空きがあったので、クルマを停めて店内に。券売機で食券を購入後、店員さんの案内があるまで席に着いてはいけないことをすっかり忘れていました。
それで前回は背脂煮干ラーメンだったので、今回はというか、この日も梅雨明け前のムシムシした日だったので、そのつけ麺バージョンっぽいこちらの品を。
で、まずは、麺を1本だけそのままいってみたところ、幅広のでウェーブがかった平打のそれは、ピロピロツルっとした口当たりに、中心部は若干のムチっと感。茹でたあと、流水で締められたもののキンキンには冷えてはいないのですが、逆に冷やすとピロピロ感が無くなる気もするので、これがベストな温度だとも思いました。そしてそれを今度はつけ汁に浸けていってみれば、これが、もう。つけ汁は、煮干しっ!背脂っ!醤油っ!と、素材そして調味料の味がハッキリと主張しますが、そのベースもしっかりとしているというか、出汁の旨味に加えて、醤油自体の旨味も出ているような。また味付けは、甘さ控えめで酸味はなし。背脂はたっぷり入っているものの、汁の粘度的にはサラッとした感じですけど、前述の麺のピロピロに調度良く絡みます。それと具は、角切りのチャーシューつけ汁の中に。個人的には充分な量ですが、チャーシュートッピング100円なので肉っ気のほしい方は追加しても良いかもしれません。あと追加の味玉は、黄身がねっとりとした固茹で寄りの半熟で、味付けはしっかり。メンマはあっさりしているので箸休めに良く、薬味の生タマネギの刺激と甘味がとても良く合っています。加えて、ナルトの上には味変用の柚子胡椒が付属しており、これがまたとても合うんですよね。更には、お酢も合うというか、麺にお酢をかけてからつけ汁に入れると、爽やかさが増すと共に、何故かとても甘く感じました。
そんなわけで大盛りにした麺と具をあっという間に食べ終わった後、スープ割りをお願いしたところ、割りスープをわざわざ小鍋で熱くしたものが登場。それで適宜割っていただけば、つけ汁にさらっとした香ばしさが加わったような感じで、これもまた良いですね。
というわけで、美味しくいただき、満足させていただいたのですが、他にも気になるメニューがたくさんあるので、今度は今回のように間隔を空けずにお伺いさせていただきます。ごちそうさまでした。
令和2年7月訪問
この日、梅雨明けはまだだったものの蒸し暑く、サッパリした、例えば冷し中華が食べたくてお伺いしたのですが、毎年恒例のように販売されているはずが、残念ながらこの時は影も形もない状態。
なので何か替わりのものをと思って今回いただいたのが、確か初めてとなる「素の」つけめん。いつもつい、野菜つけ麺にしてしまうんですよね。
程なくして登場した時、つけ汁が野菜つけ麺と同じ大きな容器に入っていたのに少々驚いたのですが、早速、太めのストレート麺をそのつけ汁にザブンと浸けて啜り込めば、これが。まずは麺ですが、小麦以外に結構かん水が香るタイプで、ツルっとした食感と、噛むと密度感に加え、弾力のあるけど歯切れが良いという感じで。そしてつけ汁は、お店ご自慢の豚骨白湯ベースに、メインの味付けは醤油でしょうか、そこにお酢はさほど効いておらず、まろやかでほんの少しだけ辛いという構成。また味の濃さは、(しょっばいもの好きの自分基準では)そのまま飲めますが、逆に麺につけても味の「薄さ」を感じないくらい。それと、普段は「野菜」ばっかりなのであまりいただく機会がないノーマル系の具は、ちょっと懐かしい専門店という感じのチャーシューに、サッパリ柔らかめのメンマ。あとは茹でほうれん草と海苔、ナルトという感じで。
というわけで美味しくいただいたのですが、加えて可能性を感じる一杯だったというか、ネギや角煮など、トッピングでカスタマイズするのも良さそうですね。ごちそうさまでした。
令和2年7月訪問
相方共々ランチ難民となって国道4号を走っていた土曜日。昨今の社会情勢の影響もあってか、いつも駐車場がいっぱいのこちらのお店も、この日は多少空きがあったので、即座にクルマを停車しました。
ですが、いざ何を頼もうかととなったところでフリーズ。梅雨明け前にもかかわらず結構な外気温だったので、サッパリしたものも良かったのですが、逆にガッツリと攻めてもという気分もあり、さてどうしようかと悩んでいたところに、相方から「困った時の辛味噌」という言葉が。それに「それだ!」と得心して早速店員さんを呼んでお願いしました。
思わず、小さめご飯まで一緒に頼んでしまったのですが、登場して早速スープからいってみたところ、みの作さんの味噌味らしく、ベースはまろやかで、脂的コッテリ感もちょっとあるという感じで。そして辛味は唐辛子メインとなり、辛さ激辛で注文しましたが、個人的には十二分に味わっていただける辛さ。また、唐辛子というか、そのカプサイシンだけの辛さだけ浮いていない、絶妙なバランスを保っているのはさすがだと思います。また、太麺と細麺から選べる麺は、今回太麺をチョイス。中太の縮れが入ったタイプで、加水率やや低めでしょうか?ザラモチっと密度感のある食感になっています。それと具は、柔らかいチャーシューと良い塩梅の味玉。プレーンな茹でモヤシと、薬味的な生ニラが合っていますね。そして最後は、残ったスープを小さめご飯にかけていただき、満足でございます。
こちらは、相方がいただいた品。麺のほか、ネギが辛ねぎと白ねぎからの選択性になっていました。で、例によって味見させて貰ったのですが、味的にはきれこく味噌麺ベースでしょうか。そこに白ねぎのエッジが加わって、個人的には好ましい味わいでした。
というわけで、どれも美味しくいただきました。ごちそうさまです。
令和2年7月訪問
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