趣味の活動記録。
【タイトル題字:細身のシャイボーイ様】
ここ暫くの間あげ続けた食べ物ネタの記事のとおり、7月下旬の連休のさなか、こんなご時世ではあるのですが、Go To トラベルキャンペーンに乗っかって、東北方面へと旅行してまいりました。
その第一の目的は、今年(令和2年)の7月10日から開始された、全国の第3セクター鉄道40社の「鉄印」を集める『鉄印帳』。で、これから暫くの間、三陸鉄道とIGRいわて銀河鉄道の鉄印を貰うついでに、それら鉄道に加えて東北地方太平洋側のJRローカル線に乗った時の記録をあげていこうかと。
旅の3日目。八戸駅を早朝に出発し、2度の乗り継ぎを経て午前10時半過ぎに到着したのがが、岩手県の南端にある一ノ関駅。この日の行程的に、ここで食事を摂らないと午後2時過ぎまで食べるチャンスがないこともあり、駅弁か、待合室内の立ち食いスタンドかで迷った結果選んだのが、立ち食いスタンド。実は約4年前にもいただいているのでネタ的には駅弁の方がとも思ったのですが、塩気のある汁が飲みたかったもので。
それで今回は、券売機で一番高い品をチョイス。で、早速ツユからいってみたところ、少々煮込んだ感のあるような風味が。もっとも、一味を入れたところ全く気にならなくなったんですが。また味付けは、甘さ辛さのバランスは万人向けといった感じで、塩気や味の濃さも適度で、生卵を崩しても全く問題なし。そしてソバは、多分茹で麺だったと思うのですが、ツルッとした啜り心地に、若干やわめの噛みごたえ。蕎麦の香りもそれなりにありました。それと具の海老天は、わざわざ電子レンジで温めたものが2本。おかげでサクサク感はありませんが、ツユとの馴染みは良かったです。
というわけで美味しくいただきました。ごちそうさまです。
令和2年7月訪問
旅行2日目。この日の行程をつつがなく終え、宿のある八戸に到着。ちなみに八戸の中心部というか繁華街は、JRの東北新幹線と青い森鉄道が乗り入れている八戸駅ではなく、八戸線の本八戸駅からのほうが近いのですが、翌日の乗り継ぎを考え、今回は八戸駅直結のホテルに泊まることに。
それで八戸駅に到着したのが午後8時1分と遅めの時間。更に翌朝は午前6時過ぎに八戸駅を発つ予定ゆえ、夕食にあまり時間をかけたくないという事情があり予定を組む段階で駅至近の食事処を探していたところ見つけたのが、灯台下暗しというか、泊まるホテル内にお店を構えているこちら。改札口を出てお店に向かうと、店内は時間帯のわりには混んでいました。
で、まずはとりあえず、ではなく、乾いた喉を湿らせるべく積極的に生ビールから。一日の最後に飲むビールの旨さのなんたるかと思うのですが、もっとも、昼間飲んでも美味しいですよね。
生ビールと同時に登場したのが、こちらのしめさば。しめさばは個人的好物なもので、つい、という感じで。で、早速いただけば、サバの身質はやわらかめで、過剰じゃない脂乗りと、適度なシメ加減が良いですね。
しめさばをちょっとだけいただいたところで、酒は日本酒にチェンジ。地酒がいろいろと取り揃えられていたのですが、その中から冷酒の、三戸町で作られている「如空(じょくう)」という銘柄をチョイスしました。で、キリっとした飲み口に、辛口のしっかりした味わいが、しめさばと悪くないマッチングでしたね。
冷酒と共にしめさばを堪能していると、その後ちょうどいいタイミングで登場したのが、お店の名前にも冠されているいかめしに、当地の郷土料理であるせんべい汁がセットになったこの定食。で、まずはせんべい汁からいってみたところ、あっさりとした出汁に、味付けは塩味でしょうか?そこに鶏肉と根菜類、そしてメインとも言うべき南部せんべいが入っていました。それでこの南部せんべいが、最初はしなっこわくて香ばしさを感じるけど、だんだんとツユが染みてトロトロになる、味と食感の変化がじつに良かったですね。そしていかめしは、厚いイカの身は柔らかく、ご飯も柔らかめという食感。甘味が適度に効いた醤油味で、イカの旨味がご飯に良く染みていて、さすがに店名に冠するだけの品という感じでした。あと、付属の小鉢はひじきの煮たものだったのですが、薄味のおかげか、ひじき自体の風味が印象的。ひじきって、何の気なしに色んな所でいただいていますが、これだけ海藻を意識したのは初めてかもしれません。
というわけで、どれも美味しくいただいたのですが、特にせんべい汁は、初めていただいたにもかかわらず、どこか懐かしい味わいがとても気に入りました。ごちそうさまです。
令和2年7月訪問
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