たひお備忘録

趣味の活動記録。
【タイトル題字:細身のシャイボーイ様】

福島県白河市 カネダイ

 この日は、那須塩原市の某映画館で相方と朝イチから映画を。で、その後、出たついでの昼食となったのですが、先週に引き継き、雪のチラつくなか県境を超えて、今度は白河市内にあるこちらのお店まで。
 個人的に、長年宿題となっていたお店なんですよね。

 お昼を少々回った頃に到着したところ、すんなりと車を停めることが。そして入店もすんなりといきましたが、後客がコンスタントに現れて席が埋まっていったので、タイミングが良かったようですね。

【サービスのところてん】
サービスのところてん
【サービスのライス】
サービスのライス

 それで注文は、入り口のところにある券売機で食券を買ってから店員さんに渡すスタイル。ちなみにラインナップは、ラーメン、ラーメン大盛り、ワンタンメン、水餃子、焼餃子とシンプルです。
 で、食券を提出する際、サービスのライスの有無を尋ねられましたが、食券を渡すと、これまたサービスのところてんが登場。このあたりから、このお店が個性的だなと感じ始めます。

【ワンタンメン 850円】
ワンタンメン 850円

 そして注文したワンタンメンが登場すると、その印象は更に。表面にはチャーシューやワンタン、ナルトといったオーソドックスな具材の他、ほぐした肉や唐辛子色をしたネギが載っています。
 で、早速スープからいってみたところ、出汁は動物系メインでしょうか。鶏ガラも使っているとは思いますが、個人的には豚骨的な風味をより感じます。また味付けは、醤油が当地としては控えめというか、そんなに強くない印象。
 そして手打ちの麺は、太めで、かなり縮れが付いているような。ツルツル滑らかというよりも、啜った時の存在感、モチモチっとした歯応え、そして噛み応えが印象的ですね。
 逆にワンタンは、皮が極薄のゆるっとした食感が印特徴的で、麺との対比が良いですね。また餡は、当地にしては大きめでしょうか。
 あとチャーシューは、淡白な味わい。メンマもあっさりめ。青みとしてサヤインゲンはちょっと珍しい気もします。
 更に、甘辛く煮たほぐし肉は、スープにコクと深味を加える感じ。あえて混ぜずにいただいてみましたが、終盤は味わいに結構影響してくるというか、混ざってこそ「味」が完成するような気もします。
 加えて、豆板醤で白ネギを和えたような味わいの辛ネギがアクセントとして絶妙。このラーメンとはとても相性が良いですね。

【焼餃子 200円】
焼餃子 200円

 こちらは、一緒にいただいた品。
 薄めの皮は、焼き目がしっかりと付けられて香ばしく。
 そして中の餡は、ジューシーというよりも、野菜と肉が良いバランス。味付けがしっかりしていて、個人的には醤油は不要なほど。
 それにしても、値段安すぎじゃないでしょうか。

【ラーメン 650円】
ラーメン 650円

 こちらは、相方がいただいた、ノーマルなラーメン。違いはワンタンの有無だけでしょうか。
 今度はこちらをいってみたいですね。

 というわけで、店主さんこだわりであろう品々でしたが、どれも美味しくいただいて大変満足いたしました。またそれと同時に、これ一度ではなく、もう一度良く味わいたいと。
 とりあえず、ごちそうさまでした。

令和2年12月訪問

福島県西白河郡西郷村 白河手打中華そば えびまさ

 雪のちらつく週末のこの日、相方と県境を超え北の方にドライブしていたのですが、昼食は、せっかくなので「白河ラーメン」をいうことに。
 で、お店のチョイスは助手席の相方に一任したところ、色々調べた結果、こちらのお店と相成りました。

 お店の前にクルマを停めて入店したところ、広めの店内は幸いなことに席が空いていて、すぐに座ることが。でもって卓上のお品書きを見たところ、白河の王道というか、中華そば、ワンタン麺、チャーシュー麺、チャーシューワンタン麺に加え、置いているところがわりと多い印象のごまタン麺(と、チャーシューごまタン麺)もラインナップ。あと、トッピングの餃子や味付半熟煮たまご、サイドメニューは餃子にチャーシュー丼という感じで。

【ごまタン麺 900円】
ごまタン麺 900円

 そんななか私がいただいたのが、プレーンなスープは後述する相方の品でいただこうという魂胆から、「女性に人気」というごまタン麺を。
 早速スープからいってみたところ、すりゴマの香ばしさが主張しますが、この塩梅が適度というか、ごまの風味が強すぎず、ちゃんと出汁に使っている鶏の風味も香ります。加えて、醤油ベースの味付けも丁度良いですね。
 また、中くらいの太さの手打ち麺は、ピロピロチュルっとした食感。手打ち麺らしい凹凸がスープを絡め、口に入れると滑らかで伸びのあるところが、もう。
 そして具のチャーシューは、モモ肉でしょうか。白河の王道的カッチリ感というか。また薫香は強くなく、ラーメンを壊さないというかバランス取れています。
 更に、たっぷりの茹で野菜が、ゴマと合わることによって、中華そば系の品とは完全に別の品となっていますね。

【味付半熟煮たまご 120円】
味付半熟煮たまご 120円

 こちらは、トッピングとして注文しましたが、写真のとおり別皿で登場。
 箸を入れてみると、黄身の中心部がトロっとした、何とも絶妙な火の通し加減。もちろん、味付け程良いです。

【チャーシュー丼 300円】
チャーシュー丼 300円

 こちらは、一緒にいただいた品。カブリ、肩ロース、内モモといった、色んな部位が楽しめるのが良いですね。
 味付けは、ゴマ油が香り、甘味が控えめというのも好み。そこにネギのピリッとした辛味や、唐辛子(パプリカ?)の香りがアクセントと、これが、もう。マヨネーズは、個人的に有っても無くてもオッケーというか。
 あと、お品書きのおすすめどおり、卓上の自家製ラー油が、たいへん合いました。

【ワンタン麺 880円】
ワンタン麺 880円

 こちらは、相方がいただいた品。
 前述のとおり、例によって味見させてもらいましたが、鶏の風味と旨味が生きてるというか、6種類の鶏ガラと2種類の豚ガラを使用した出汁に、当地としてはやや控えめに感じる醤油のお陰出で、その鶏メインの出汁を堪能できます。
 それと具のワンタンは、当地らしい極薄仕上げで、極小の餡は鶏でしょうか?ショウガの風味が効いていました。

 というわけで、どれも大変美味しくいただいたのですが、私以上に相方が絶賛。彼女によると、これまでいただいた白河ラーメンの中でトップだそうで。(ちなみに相方は、私の付き合いで相当数のラーメンを食べさせられているため、本人に自覚はないですが、白河ラーメンに関してもかなりの経験値があります。)
 私もまたいただくのはやぶさかではないので、国道4号か那須甲子道路を通って、再びお伺いしたいと思います。
 ごちそうさまでした。

令和2年12月訪問


【この日の那須甲子道路】
この日の那須甲子道路

 この日、ラーメンをいただいた後、那須甲子道路を通って帰ったのですが、これがものすごい雪で、久ぶりにスタッドレスタイヤの効きを確認したというか。

栃木県宇都宮市 釜揚げうどん 笙家

 平日のこの日。ランチは手早くいただきたかったので、この日に居たところからわりと近かったこちらのお店まで。

【月見(大) 500円(税別)】
月見(大) 500円(税別)
【春菊天 130円(税別) + 舞茸天 150円(税別)】
春菊天 130円(税別) + 舞茸天 150円(税別)

 それで今回は、「月見」と天ぷら2品という組み合わせで。
 で、こちらの温かい「かけ」をいただくのは久しぶりですが、冷たいものと比べると出汁感が若干控えめに感じられるというか、つめたいとより出汁感が迫ってくるのは何故なんですかね。また味付けは、濃口醤油がメインだと思いますが、当地らしいガツンとした醤油の濃さではなく。もっとも、その微妙なところが、個人的には嫌いじゃないんですが。
 それとウドンですが、今回のはちょっと茹で置きっぽい食感。もっとも、このすいとんっぽいもちゃっとした食感も、個人的には嫌いじゃないんですが。
 それと天ぷらは、2品とも衣がフワッとしたタイプですが、ツユとの馴染みは良かったです。

 というわけで、ごちそうさまでした。

令和元年12月訪問

栃木県那須塩原市 幸楽苑 西那須野店

 幸楽苑さんといえば、以前より一部店舗で24時間営業を行っていて、そういうお店には朝食用メニュー(だいぶ古い記事ですが、こんなメニューも。)もありました。
 それが最近、新しい朝メニューと共に朝から営業するお店を大幅に増やしたそうで、我が家から近い西那須野店でも、午前8時からの営業が始まったそう。なのでこの日、その朝食めあてにお伺いすることに。

 お店には土曜日の朝8時半過ぎに到着したところ、店内は先客が数組。
 席に付き、お品書きを見ると、午前10時45分までという朝メニューは、付いてくるものが野菜スープ(塩味)のA、ハーフ野菜ラーメン(塩味)のB、しじみエキス入り醤油ラーメンのCに分かれていて、更に主食がハーフお粥、もしくは玉子かけご飯(ただし半熟卵)という都合6種類がラインナップ。他にも、お粥はフルサイズの単品もあり、更にはレギュラーメニューも朝からいただけるそうです。

【お粥セットC 600円】
お粥セットC 600円

 そんななか今回選んだのが、ハーフお粥、おひたし、しじみエキス入り醤油らーめんという組み合わせの、お粥セットC。
 で、まずはラーメンということで、スープからいってみたところ、これがすごくシジミ。そしてめっちゃシジミ。ほんと、シジミ独特の風味と旨味がガツンと来て、これはお酒飲んだ後、とても効きそうですね。
 麺やチャーシューなどの具材は、中華そばと共通でしょうか?もっとも、こちらの多加水っぽいチュルンとした麺は、個人的に嫌いじゃないんですが。
 それとお粥は、お米の粒がわりとなくなっているタイプ。またお粥自体の味はプレーンですが、刻んだチャーシューと小口に切った白ネギ、そしてゴマ油っぽいタレ様のものが掛かっていました。
 それと、どの朝食セットにも付くおひたしですが、茹で青菜とメンマに、これも小口に切った白ネギとタレ様のものが。お粥に入れてしまっても良いですね。

 というわけで、しじみエキス入り醤油らーめんのお陰でなかなかにインパクトのある朝食となったのですが、朝から外食できる選択肢がとても限られている栃木県北での朝食営業は、個人的にはありがたいですね。
  ごちそうさまです。

令和元年12月訪問

福島県会津若松市 うえんで 本店

 この日。平日にもかかわらず昼前から時間ができたのと、一人でドライブがしたかったので(っていうかこの日、相方は実家に行っていて居なかった。)、クルマを会津方面へと走らせ、かねてより一度お伺いしてみたかったこちらのお店まで。

 わりと交通量のある会津西街道を走ること暫しで、お店に到着したのは午後1時半頃。そんな時間でも先客が数組いたのが、さすがは人気のお店という感じですが、更には、餃子は売り切れてしまったと店員さんが。その餃子や、焼き鳥、鶏節ご飯などのサイドメニューにも惹かれていたのですが、今回は初めてということでベーシックなラーメンをお願いしようかと。
 ですが注文時、つい「チャーシューメン」と言ってしまったという。

【チャーシューメン 手打麺(極太縮れ麺)並盛 960円】
チャーシューメン 手打麺(極太縮れ麺)並盛 960円

 そんなわけでこのチャーシューメン。早速、ほんの少し濁りというか色みあるスープスープからいってみたところ、出汁に豚のげんこつ、鶏ガラ、煮干し、香味野菜を使用しているというそれは、材料のエキス分が濃く出ている味わい。旨味成分が強いためか、アミノ酸的味わいもあるような気もします。また味付けは、醤油の風味、塩気共々丁度よく。
 そして麺は、標準の中太縮れ麺より100円増しとなる、極太縮れの手打ち麺をチョイス。平打で、短さはわりと短め。会津の麺らしく多加水だそうですが、極太なので滑らかさというよりも、モッチリ感が強い印象です。で、そんな無骨さが濃い出汁のスープに良く合っているけど、中太縮れの普通麺だとどうなるかも気になるところですね。
 それと具のチャーシューは、一見懐かしいタイプですが、口に入れると「肉」の存在感を残しつつも、ホロホロ感もある仕上がりかと。あとメンマは、しっかり発酵味のある懐かしいタイプ。更に薬味的白ネギや海苔も合っていました。

 というわけで、特までクルマを走らせた甲斐があったというか、美味しくいただき、大変満足いたしました。そんなにおいそれと来られる場所ではないのですが、是非ともまたお伺いして、今回いただかなかった他の品もいってみたいですね。
 ごちそうさまでした。

令和2年12月訪問

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栃木県のちょいと北の方に住んでいるアラフィフのオッサン。
ラーメン・そば・うどんなどの食べ歩き、乗り鉄、競馬の旅打ち、モータースポーツ観戦、PC自作など嗜んでいます。

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