たひお備忘録

趣味の活動記録。
【タイトル題字:細身のシャイボーイ様】

栃木県那須塩原市 松栄庵

 この日は相方と「うどんが食べたい」という意見が一致し、それでは何処でとなった時に、更に意見が一致したのが、今年(令和2年)はじめにお伺いした時に印象的だったこちらのお店。

【こがねうどん 850円】
こがねうどん 850円

 それで前回は寒い時期ゆえ温かいうどんをいただいたのですが、今回は冷たいうどんのなかから、お品書きに(冷やしたぬき風)とカッコ書きされた「こがねうどん」を。

 で、登場したら早速ツユを回しかけ、全体を軽く混ぜていただいたのですが、まず印象的だったのは、しっかり冷たく締められたにもかかわらず、トゥルモチっとした柔らかい口当たりに、適度なコシとなめっこさを備えた、まことに素晴らしい食感のウドン。近年流行りのコシが強いウドンも悪くないのですが、個人的な好みから言えば、こういった適度に柔らかいけどコシもある方が好きだったりします。またツユは、かけづゆとしてちょうど良い塩梅。塩味と甘味、醤油っ気のバランス良いですね。そして具は、胡麻油が香ばしい揚げたてクリスピーな天玉と、細切りされたキュウリのフレッシュな香りとパリパリ感、甘辛く煮た油揚げと椎茸の滋味、そして白炒り胡麻の香ばしさと海苔の香りが、口の中で食べる度に違うバランスでハーモニーを奏でて何とも楽しく。それが、食べ進むうち馴染んで来るところも良かったです。

【力うどん 850円】
力うどん 850円

 こちらは、相方がいただいた品。前回いただいた時に相当気に入ったようで、リピートしていました。

 というわけで、とても美味しくいただいたのですが、やはり思い出すのは、その冷たいウドンの、自分好みの絶妙な食感。これなら暑い時期限らず、寒い時期でもいただいてみたいですね。ごちそうさまです。

令和2年8月訪問

栃木県宇都宮市 自然派ラーメン 花の季

 (お店にお伺いした)この日、平年より11日遅い梅雨明けを迎えた関東地方ですが、そんな夏場にいただきたくなる品が個人的にありまして、それを目当てに宇都宮まで。幸いなことに、入店待ちの2番めに並ぶことが出来たので、希望して外のテラス席に座ることが出来ました。

【ぬか漬け(サービス)】
ぬか漬け(サービス)

 それでこちらのお店。注文後、サービスで小皿料理を1つ出していただけるのですが、この日は定番の大根甘酢漬けではなく、野菜のぬか漬けが。漬かり具合は浅漬けで、フレッシュな野菜の風味を楽しめるのですが、中でも瓜の香りが印象的。夏の味ですね。

【なすの揚げ浸し 300円】
なすの揚げ浸し 300円

 こちらは、このことろ夏の定番になっているサイドメニュー。個人的にも好きな品なので見つけたら頼むのですが、ただでさえ旬を迎えて味が乗ったところに油で甘味を引き出されコクをまとったナスに、唐辛子の香りとほんの少しの辛味が聞かされた良い味加減の出汁がしみていて、これが、もう。ショウガと青じその薬味も完璧です。

【たんめん 950円 + 極上半熟味付たまご 180円】
たんめん 950円 + 極上半熟味付たまご 180円

 そして冒頭に書いた夏場にいただきたくなる品というのが、このタンメン。というのも、夏場は野菜の味が濃く感じられて、何とも滋味深い味わいになるんですよね。ちなみに今回の野菜は、キャベツ、モヤシ、ニラ、ニンジン、ナス、トマト、オクラの他、名前が確信できない青菜(ヨウサイ?)と、相変わらずバラエティー豊か。で、これらの野菜や、いつものホロトロなものに加えて叉焼的な歯応えあるものも入っていたチャーシューをいただきつつ、それらの旨味が溶け込んだ豚骨ベースのスープを啜り、更にラーメンに比べて太めのツルシコ平打麺を啜れば、これが、もう。それと今回、いつもの煮たまご(固茹でタイプ)ではなく、極上半熟味付たまごにしてみたのですが、以前よりもマイルドになったというか、より卵の味を濃く感じられる味わいになっていて、これも、また。実はこれまで、あえて(固茹での)煮たまごにしてきたのですが、これなら次から極上にしようか、迷うところですね。

【手づくり焼売(3個) 330円】
手づくり焼売(3個) 330円

 こちらは、一緒にいただいた品。これまでの品でも十分食べ過ぎなのですが、初めてお目にかかるので、つい。で、いただいたところ、中の餡は豚肉みっちりでプリプリっとした食感。味付けも良い塩梅で、まっとうな、真面目なシュウマイという印象です。これなら、5個(500円)にすれば良かったなぁ、と。

【バカうまラーメン(中) 800円】
バカうまラーメン(中) 800円

 こちらは、相方がいただいた品。今回は色々頼みすぎて味見することはかないませんでしたが、相方によると「美味しかった」とのことです。

 というわけで、今年の夏もタンメン(と、なすの揚げ浸し)を美味しくいただき、満足させていただきました。ごちそうさまです。

令和2年8月訪問

栃木県那須塩原市 ふうふう亭

この日は、ふうふう亭さんの「ピリ辛みそ」がどうしても食べたくなったので、ふうふう亭さんなら無条件でオッケーな相方を伴って黒磯まで。

【ピリ辛みそ〈辛〉チャーシュー3枚のせ 950円】
ピリ辛みそ〈辛〉チャーシュー3枚のせ 950円
【サービスのライス、小鉢(鶏チャーシュー)、杏仁豆腐】
サービスのライス、小鉢(鶏チャーシュー)、杏仁豆腐

 なのでいただくのはこれ一択。もっとも、今回は豪華にチャーシュー3枚のせにしてしまいましたが。で、早速スープからいただけば、「そうそうこれこれ。これが今のふうふう亭さん、ピリ辛みその味よ。」ということで。ベースの出汁からはコクと旨味。背脂からはコッテリ感。味噌ダレからは、当然味噌の旨味に加え、唐辛子の香りと決して強すぎない辛味、更にニンニクや生姜といった香味野菜のキレなどが、丼の中でまろやかに合わさって、これが、もう。そこに合わせるのは、モチシコっとした食感の全粒粉入り太縮れ麺で、これが、また。そしてたっぷりの茹で野菜はサッパリ感を加え、スープの味をより味わいやすくしてくれる効果も。それとチャーシューは、登場直後にスープに沈めておいたら、いつも以上のホロっトロっとした食感に。野菜と一緒に、麺と一緒に頬張れば、これが約束された幸せ。ですがさらなる幸せは、麺と、大方の具を食べ終わった後に訪れるというか、最後は残ったスープにサービスのライス投入していただけば、ほんと、たまりませんね。なので最後まで夢中になって食べたのですが、最近は歳のせいかこのライス投入でお腹いっぱいになっちゃう(サイドメニューまで手が回らない)ので、昔のようにライス単品でお金取ってほしいくらいです。

【ワンタンメン(あっさり醤油) 780円】
ワンタンメン(あっさり醤油) 780円

 こちらは、相方のお気に入りメニュー。一見シンプルですが鶏の旨味が引き出されたあっさりスープに醤油の組み合わせは、これもまた旨いんですけど、ついつい、(ピリ辛)味噌やコク旨系のスープにいっちゃうんだよなぁ。

 というわけで、今回も美味しくいただき、大変満足させていただきました。ごちそうさまです。

令和2年7月訪問

栃木県宇都宮市 エムロード (済生会宇都宮病院内)

 だいぶ昔、済生会宇都宮病院で人間ドックを受診した際に、人間ドックの料金に含まれている食事を記事にした(初日の検診終了後全日程終了後)と思うのですが、そこから10年近くの時を経て再び。というのも、この時はじめて人間ドックを受けて以来、ずっと一泊コースで受けてきたのですが、いろいろあって来年から日帰りコースで受診する見込みとなったので、初日の昼食をいただくのはひょっとしたらこれが最後かなぁ、なんて。

 それで私が初めて受信した翌年から、初日の検査後に食べられるのは軽食ではなくチーズケーキとコーヒーといったおやつ類になってしまったのが残念だったですが、確か数年前から軽食が復活というか、軽食というよりしっかり1食分出るようになったんですよね。で、天ざるそば・うどん、豚生姜焼き定食、ざるそばセット・小カツ丼付、ざるそばセット・少とろろ丼付の4択の中から今年いただいたのが、写真の天ざるそば。

【人間ドック受診者専用メニュー 天ざるそば】
人間ドック受診者専用メニュー 天ざるそば

 登場して早速猪口にツユを注ぎいただけば、こういうところでいただくには悪くない味。特筆すべきものはないというと失礼ですが、ソバはツルッとした口当たりにコシもあって、醤油っ気と塩気、甘味のバランスが自分好みのツユはしっかり濃い目が嬉しく。天ぷらは当然揚げたてサクサクだし、それに、フタバ食品のアイスクリーム(ちなみにこのレストランの運営は、サクレでお馴染みのフタバ食品です。)がついてくるのも嬉しいですね。

 というわけで、美味しくいただいたのですが、加えて病院内の食堂ということで、通常の食堂・レストランの類とは違った雰囲気の中でいただくというのもなかなかに興味深い体験だったり。来年以降、個人的都合でどうなるかはわからないのですが、やっぱり一泊でドックを受診し、またここでいただきたいなぁ、と。ごちそうさまでした。

令和2年7月訪問

栃木県宇都宮市 餃子専門店 宇都宮いさみや

 宇都宮市の岡本(中岡本町)に、かつてたまにお伺いしていたお店があったのですが、いつの間にかそこに居抜きで入ったいたのがこちらのお店。その店名、どこか覚えがあると思ってこのブログま過去記事を見直したところ、昨年、ツインリンクもてぎで行われたSUPER GTの際に出店されていたお店のようで。またそのようなイベントの他、全国の物産展に良く出店されているようですね。

 で、お店に入りお品書きをみたところ、餃子がメインだとは思うのですが、ラーメン(煮干しラーメンとあっさり煮干しラーメンの2種類)とのセットもあったので、それをお願い。先客のグループの直後と悪いタイミングで注文してしまったため、15分ほど待ってから「大変お待たせいたしました」と登場しました。

【煮干しラーメン 700円 + 餃子セット 200円】
煮干しラーメン 700円 + 餃子セット 200円

 それでまずは餃子を1つ、何も付けずにいってみたところ、焼き目はサクカリっと、それ以外はトロモチっとした皮の中に、やや多めの野菜+豚肉のしっとりした餡が。味付けは軽めなので、そのままでも、お酢+ラー油だけでも、更にそこに醤油を加えても。ちなみにラー油は壺様の器に入っていましたが、唐辛子の粒が入ったそれは、辛味はそれほど強くなく香りの良いものでした。

 次にラーメンですが、見た目は白濁したスープを一口啜ったところ、見た目ほどコッテリ感は強くなくスムース。煮干しの風味も強めだけどイマドキの流行りのようにゴリゴリという感じでもなく、何というか、適度に個性を出しつつも適度に食べやすいチューニングになっていたような。またそこに合わせる麺は、中太麺と細麺から選べたのですが、今回は細麺をチョイス。昔の中華そばっぽさを想像していたところ意外とコシが強く、タレにくい麺だという印象です。そして具は、巻きチャーシューとメンマ、ねぎとカイワレ、そしてナルトという組み合わせです。

 で、ラーメンを啜りつつ、合間に餃子と、麺類注文でサービスとなる半ライスをいただけば、お腹いっぱいになったのですが、今回はセットにしたのと腹具合の関係で、餃子が1人前しかいけなかったのが残念だったというか。なので次にお伺いする時は、まずは焼きダブル(焼餃子2人前)と水(水餃子1人前)を注文し、後は状況に応じて追加していただいても良いのかな、と。ごちそうさまでした。

令和2年7月訪問

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栃木県のちょいと北の方に住んでいるアラフィフのオッサン。
ラーメン・そば・うどんなどの食べ歩き、乗り鉄、競馬の旅打ち、モータースポーツ観戦、PC自作など嗜んでいます。

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