趣味の活動記録。
【タイトル題字:細身のシャイボーイ様】
ここ2つばかりの記事のとおり、9月の初旬、千葉・茨城方面に乗り鉄旅をしてきたのですが、その一番の目的が、今年(令和2年)7月から始めた、全国の第三セクター鉄道を巡る「鉄印帳」の鉄印収集。今回は、茨城県にある鹿島臨海鉄道がお目当ての路線ですが、それだけじゃ勿体無いので、何となく、茨城県のお隣、千葉県内にある銚子電鉄、そしてJR成田線と鹿島線も一緒に乗ってこようかと。7月に買った青春18きっぷも、8月はいろいろ忙しくて使えないまま9月になってしまいましたしね。
前の記事でもちょっとだけ書いたように、この日は、千葉・茨城方面に乗り鉄旅に出たのですが、その目的の一つが、千葉県銚子市にあるローカル私鉄の「銚子電鉄」。で、銚子=海=海産物食べたいという単純な発想で調べたところ、犬吠駅の近くにあるこちらのお店を発見。ちょうど犬吠駅では途中下車する予定だったこともあって、お伺いすることに。
それで駅を出て、目の前の道路を左(線路と反対側の方向)に行くと、程なくしてお店を発見。平日の午後1時半頃だったにもかかわらず、広い駐車場にはクルマが結構止まっていました。もっとも、食堂と回転寿司店が併設されている店内は相当広く、入り口で回転寿司が食べたい旨を告げると案内されたカウンター席には、一部に空席がありました。
で、あとは店内に掲げられた「本日のおすすめ」のホワイトボードから、目についたものを手当たり次第に。
そんな中で今回、個人的に一番気に入ったのが、こちらの釣り金目鯛。コクのある甘味は脂が乗っているからでしょうか?身の旨味もしっかりしていて適度な歯ごたえもあって、これが、もう。
こちらは事前にネットで調べた際、お店の名物の品になっていたような。で、名前のとおりいかにも深海魚っぽい脂感がコッテリとしていて、身質はこれまた普段食べている魚とちょっと違うスポンジーな食感がありました。
こちらの鯵(アジ)は、新鮮さを示すシコプリっとした歯応えが印象的。旨かったですね。
鰯は、脂の乗ったトロッとした口当たりに、これまた新鮮さを感じさせる歯ごたえもあって、これもまた旨かったですね。
尾っぽに近い部分だったせいか個人的な好みより酢締めが過ぎていたものの、これはこれで。
うん、鯛。ほんと、鯛。ふざけているわけではなく、まさしく生の鯛の味という感じで。王道ですね。
ねっとり感のある柔らかめの食感。そういえば、ヒラメって子供の頃大好きだった時期が一瞬あったものの独特の風味が気になった時があってそれ以来積極的に食べなくなった(ヒラメがわりとお高い魚と知ったのはその後)のですが、これは悪くなかったな、と。
個人的に好きなカツオですが、こちらのは、まったくもって間違いがないお味。
お品書きに味噌汁は「カップみそ汁 各166円」と書いてあったのですが、壁を見るとこの品の張り紙がしてあったので注文。写真のとおり、甘エビが何匹もまるごと入った味噌汁で、その風味や旨味が出た汁が、何とも。ちなみに出汁の出たエビも、もったいないので殻ごといただいちゃいました。
というわけで、総じて美味しくいただきましたが、もしまた銚子電鉄に乗ってお伺いすることがあったら、今度は定食類が豊富な食堂のほうもお伺いしてみたいですね。ごちそうさまでした。
令和2年9月訪問
JR東日本管内の駅構内にある、いわゆる駅そばのお店ですが、かつては駅ごとに地元の業者が入っていたものの、後にJR東日本がそのグループ会社である日本レストランエンタープライズ(NRE)の「あじさい茶屋」に統合を進めていた時期があり、旧来の業者の扱いやメニューの統一化などで一部から相当叩かれていた記憶があるのですが、近年は別ブランドを立ち上げたり、一部の駅では店名を変えたり、特色あるメニュー展開もなされるようになった模様。で、そのNREが今年(令和2年)4月1日付けで、これまたJR東日本グループで首都圏の駅構内において主に「あずみ」ブランドで店舗展開していたJR東日本フードビジネスを統合し、JR東日本フーズが発足していたんですね。
と、駅そば店の「中の人」の事情はさておき、この日、千葉・茨城方面の鉄道に乗る、いわゆる「乗り鉄」の日帰り旅に出た際、朝食に立ち寄ったのが、JR成田駅の改札口を出たところにあるこちらのお店。乗り鉄する場合、できるだけ駅構内のお店でいただこうと事前に調べて行く(でも結構漏れる)のですが、ここもそんな時にときにヒットしたお店で、JR東日本フーズの「駅そば」ブランドで展開している店舗のうちの一つらしいです。(個人的には、一般的な名詞となっている「駅そば」という言葉をブランド名にしちゃうことに、思うところはあるんですがね。)
お店には午前9時過ぎに到着。店頭には「店長おすすめ!せいろ三兄弟」なる看板があるのですが、こちらはこの手のお店では珍しく、せいろそばの類が販売されているんですね。それでわりと立派な造りの入口から入れば、中途半端な時間帯だったためか先客はなかったものの、私の後に2名ほど来店。注文は、近年主流のになってきたタッチディスプレイの券売機にて食券を買う方式で、先程見た看板には「かも次郎」と書かれていた鴨せいろの食券を購入して店員さんに渡すと、素早い調理で登場しました。
それを席に持ち帰り早速いただくのですが、ソバは茹で置きを冷水で洗うような感じだったでしょうか?さすがに専門店の味わいとはいきませんが、私のような茹で麺好きには悪くない味と香りと歯応え。また個人的に好みからすると若干甘めの味付けに感じたツユも、香りや味に鴨がちゃんと存在を主張しますが、その加減がやりすぎない程度というのも良い感じ。ちなみに鴨肉は、わりと柔らかい触感のものが5,6切れだったでしょうか?ツユの中に入っていました。
というわけで、美味しくいただいたのですが、このお値段ならまったくもって良かったというか、これなら大盛りにしないともったいなかったというのが正直なところです。ごちそうさまでした。
令和2年9月訪問
仕事をしていると面白くないことがある日というのはままあるわけで、この日もそんな中、お昼時に、その日にいたところからわりと近かったこちらのお店へと向かったのですが、その道中、周りを走っていたクルマのアレな運転も相まって更にムシャクシャ。お店に到着した頃には、すっかり荒んだ気分になっていました。
なのでか入店して券売機の前に立った時、自然と「ジャンク油そば」のボタンを選択。店員さんがお冷を置いてくれた席に座って食券を提出する時、紙エプロンの有無を訊いてくださいました。
そんな気分の中で登場したジャンク油そばですが、とりあえず一通り混ぜてからいただけば、麺からは醤油のエッジがビンビンに効いた味わいが。ですがそれは混ぜ不足だったようで、混ぜるほどに、煮干しっぽい香りと共に「ジャンク」の由来たるたっぷりの背脂とニンニクとの一体感が増してきて、これが、もう。また太めの縮れ麺は、ドゥルンドゥルンの口当たりで、油そばゆえ茹でっぱなしと思われるのですが、それでもちゃんと噛み応えが有り、元々の麺自体の味が良いので油そばでたまに出くわす粉っぽい風味がないのも良いですね。そして具のバラチャーシューは柔らかめなので、よく混ぜると自然と麺に絡む感じ。茹で野菜が時々サッパリ感を加えてくれ、メンマは箸休めという感じで。それと、一緒に出してくださるラー油を途中から投入すると、辛味もそうですが、ゴマ油の良い香りが加わって、これも、また。最後はお酢を加えて楽しみました。
というわけで、美味しくいただき満足したお陰で、食べる前のムシャクシャした気持ちは綺麗サッパリ雲散霧消。午後からの活力となりました。ごちそうさまです。
令和2年8月訪問
このブログの管理人
【ご注意】 このブログに記載された情報は訪問当時のもので、現在のものとは異なる場合があります。あしからずご了承ください。
ツイッター
カテゴリー
ブログ内検索
最新記事
カレンダー
アーカイブ
忍者ツールズアクセス解析