たひお備忘録

趣味の活動記録。
【タイトル題字:細身のシャイボーイ様】

偶然「橋」に惹かれた、山形鉄道・JR左沢線乗車記 ~鉄印帳の旅(4) 【令和2年9月10日】 その1

長井駅に停車中の赤湯行き普通列車

 今回で4回めとなった、全国の第三セクター鉄道会社を巡る「鉄印帳」鉄印収集の旅。先の記事でも書いたとおり、青春18きっぷの夏季使用期限である9月10日に、1日分残っていたそれを使って、山形県の山形鉄道に乗ろうかと。それとついでに、ちょっと足を伸ばして、しばらくぶりにJRの左沢(あてらざわ)線にも乗ろうかと。以下はその記録でございます。


山形県長井市 あなたのお店 ハイらーめんデス。 長井駅前店

 この日、前の記事で書いたとおり、青春18きっぷを使って山形まで。

 その目的の一つが、赤湯駅と荒砥駅を結ぶ山形鉄道フラワー長井線で、その途中の長井駅に用事があったのですが、一度列車を降りると次の列車まで1時間半以上待つという。で、用事を済ませても時間が相当余るし、ちょうどお昼どきだし、ということで、予定を立てる際、駅から歩いて移動できる範囲内で昼食をいただけるお店を調べていたところ、こちらのお店がヒットしました。

 それで当日、予定通り長井駅で用事を済ませた後、スマートフォンで地図を見ながらお店まで。といっても、駅からは目抜き通りと思われる道を真っ直ぐに5分程歩いただけで到着しましたが。で、店内に入ると、先客が数組。カウンターに座ってお品書きを見たところ、ちょっと懐かしいラーメン専門店といった感じのメニュー構成で、そんな中、名前が気になったのと、ここまで来るあいだ残暑(こんな冬場に記事公開していますが、お店にお伺いしたのは9月上旬。)で少々やられたので、品名横にカッコ書きで(冷たいラーメン)と書かれていたこちらの品をお願いしました。

【冷ドン(冷たいラーメン) 700円】
冷ドン(冷たいラーメン) 700円

 その名前が何故「冷ドン」、しかも冷たいラーメンは味噌味も醤油味もあるのに醤油味だけ「冷ドン」というのかはさておき、登場したら早速スープからいってみると、その表面に浮いているのはラー油でしょうか?それの元になったゴマ油が良い香り。そしてそれを口に含むと、出汁は何でしょうか?ラー油と、あしらわれている刻み海苔の香りの方が強くてハッキリとはわかりませんが旨味は十分に感じられます。また醤油ベースの味付けは濃いめですが、汗をかいたあとはこのしょっぱさが有り難いですね。それと太めのストレート麺は、冷たく〆られているにもかかわらず、ラーメンらしいかん水の香りがしたのですが、ツルツル感というよりも、モチシコっとした歯応えが印象に残るタイプ。冷やされているのに硬すぎない食感が良いです。あと具は、オーソドックスにチャーシュー、メンマ(たっぷりめ)ワカメなどですが、中でもナルトとゆで卵が泣かせます。

 というわけで、お味の方もちょっと懐かしい感じの冷やしラーメンといった趣でホっとすると共に、美味しくいただくことができたのですが、何故「冷ドン」かは不明なままお店を出てしまったのが悔やまれるというか。ごちそうさまです。

令和2年9月訪問

福島県福島市 そば処 ふくしま (JR福島駅 新幹線コンコース内)

 先日、青春18きっぷを使って千葉県と茨城県の鉄道を乗り歩いてきたばかりなのですが、切符はまだ1日分残っていたので、使用期間の最終日、山形県まで。それでその途中、旅程の関係で福島駅-米沢駅だけはどうしても山形新幹線に乗らねばならぬことになり、その乗り換えついでに、7月に青春18きっぷを使って東北地方を回った時にもお伺いしたこちらのお店で朝食と相成りました。

【ちくわ天そば 460円 + ラジウム玉子 110円】
ちくわ天そば 460円 + ラジウム玉子 110円

 で、個人的定番の天玉そば(こちらでは天ぷらそば+生卵)は前回いただいてしまったので、今回はちくわ天そばに、飯坂温泉名物のラジウム玉子を追加して。

 食券を提出すると、店員のお姉さんの、相変わらず素早い調理で手渡されましたが、早速ツユからいってみたところ、熱めの温度はこの前と同じですが、つゆの味が、前回いただいたときよりも甘いような。もっとも、人間の味覚って、体調その他によってかなり変わるというか、前回いただいたときよりも今回のほうが(二日酔いのため)体調が悪かったのは間違いないので、多分そのせいかな、と。またソバも、前回はツルッとした啜り心地とメモしていたのですが、今回はちょっと動きがスローというか、いただいたときのメモには「ツルプリではない」との記入。このたりも、体調が関係しているのが、それとも……。それと具のちくわ天は、衣がややもっさりしたタイプ。中のチクワはわりと歯応えがありました。あとラジウム卵は、白身フルフル、黄身しっとり固まった、ちゃんとした温泉卵だったのが嬉しいです。

 というわけで美味しくいただいたのですが、この記事を書くにあたって見直した前回の記事と、今回いただいた時にメモ書きしていたものがだいぶ違っていて面白かったというか。この記事が、こちらのお店でいただくトリガーになるとは思えないのですが、もしこれを読んでからこちらのお店でいただくことになった場合、どういう味の感想を持つのか大変興味深いところであります。ごちそうさまでした。

令和2年9月訪問

栃木県矢板市 カレーハウス CoCo壱番屋 矢板国道4号店

 カレーらーめんを目当てに何度かお伺いしているこちらのお店ですが、今回は期間限定でちょっと気になる新しいカレーらーめんが出ているのを知ってお伺い。

【エスニックカレーらーめん 900円】
エスニックカレーらーめん 900円
【ライス 105円】
ライス 105円

 それがこの、エスニックカレーらーめん。早速スープからいただいてみたところ、レギュラーメニューのカレーらーめんは、わりと王道的カレーみがあるのですが、こちらはコブミカンとレモングラスの風味が効いているせいか、最初はトムヤムクンっぽい印象も。更に味わっていくとカレー感が出てきて、スパイシーなスープカレー的味わいに感じます。また辛さは標準(辛さ増し無し)だと「それなりに」程度で、個人的にはもう少し辛くても良い気も。(「エスニック=激辛」という、二昔前くらいの認識なもので。)そして麺は、ムニっとした食感の中太タイプ。このスープに合わせる麺って難しいと思うのですが、悪くないマッチングでした。それと具は、蒸し鶏肉のほぐしに茹で海老のほか、揚げたナスとピーマンがスープカレーみを増してるんじゃないでしょうか。あと、特製のスパイスが付いてくるのですが、途中から入れてみたところ、辛さというよりスパイス感をプラス。最後はライスを投入したところ、思ったとおり美味しいスープカレーになりました。

 というわけで、今回のカレーらーめんも美味しくいただきました。ごちそうさまです。

令和2年9月訪問

栃木県宇都宮市 釜揚げうどん 笙家

 個人的に夏場になると、たまに「冷たくてしょっぱい汁」がいただきたくなる時があるのですが、この日もそんな症状が現れ、しかも和風出汁のものが欲しかったので、急遽さくら市まで南下して国道293号を西に。

【冷かけ(大) 450円(税別)】
冷かけ(大) 450円(税別)
【鶏天 150円(税別) + ちくわ天 120円(税別) + 温泉玉子 110円(税別)】
鶏天 150円(税別) + ちくわ天 120円(税別) + 温泉玉子 110円(税別)

 なのでメインの注文は、冷かけの(大)一択。で、こちらのお店のツユですが、暖かい時は強くは感じない出汁感が、冷たいとアップして良いですね。更に味付けの醤油感や甘味も、丁度よく感じます。またウドンは、表面がツルっとしていて、冷たく〆られているため硬質な噛み応え。で、それと一緒にいただくのは、欲望の赴くままに取ってしまった天ぷらと、味変用の温泉玉子。その中でも鳥天は鶏肉に下味付いてるのでしょうか?皮付きというのもわりと珍しく感じました。

【胡麻だれ(並) 450円(税別)】
胡麻だれ(並) 450円(税別)

 こちらは、相方がいただいた品。例によって少々味見させてもらうと、ゴマだれがなんとも良い塩梅。個人的には辛味を足したいけど、七味じゃ違う感じが。(一味があると良いけど、贅沢ですね。)

 というわけで、今回も美味しくいただきました。ごちそうさまです。

令和2年9月訪問

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ラーメン・そば・うどんなどの食べ歩き、乗り鉄、競馬の旅打ち、モータースポーツ観戦、PC自作など嗜んでいます。

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