たひお備忘録

趣味の活動記録。
【タイトル題字:細身のシャイボーイ様】

埼玉県新座市 めん処 一ぷく 新座店 (新座駅改札外)

 先日に引き続き、この日も所用で新座市まで。で、先日新座駅に降り立った際、気になったお店があったので、ついでにお伺いすることにしました。

 それが、新座駅の改札口を出た向かい側にある、「めん処一ぷく」の新座店。ちょっと調べてみたところ、「めん処一ぷく」というのは高架下の開発などを手がけるJR東日本の子会社が運営する立ち食いそば店で、かつては、ほぼ全線に渡って高架線となる武蔵野線の駅を中心にお店を出していたらしいのですが、現存するのはこの新座店のほか数店舗のみという状況。もっとも、そんな寂しい感じはなくて、お店の入口脇には、夏季限定メニューの案内が光り輝いていました。

 早速お店に入ると、午前10時半頃という中途半端な時間とあってか、先客は2名。うち1名は、入口付近にある券売機で食券の購入していたので、続けて私も後述する品々のを購入。店内は全席立ち食いではなく、カウンターの反対側は椅子も用意されていたので、食券をお店のお姉さんに渡したあと、そのうちの一つで待機。程なくして完成しました。

【ねぎ爆みぞれ(冷・そば) 520円】
ねぎ爆みぞれ(冷・そば) 520円
【いか天 150円】
いか天 150円

 それでいただいたのは、入り口脇に掲げられていた夏季限定メニューの中から、ねぎ爆みぞれを冷たい蕎麦で(冷・温、そば・うどん選択可)。
 早速ツユからいってみたところ、これがまたキンっキンに冷えています。暑い中バイクで走って新座まで来て、更に用務先からお店まで歩いてきた身には、それだけで大変ありがたいですね。
 してそのお味は、出汁感はそこそこで、濃口醤油が目立ち甘さ控えめの味付けは、冷やしと合ってか濃いめのチューニングになっていました。
 またソバは、茹で麺。一度湯がいてから〆られたお陰で歯応え有り。
 そしてそれらに、品名のとおり、白ネギ、青ネギと2種類のネギ、そして大根おろしがたっぷり絡んで、これが何とも爽やか。添えられたワサビも合いますし、ほんと、盛夏にぴったりの一品になっています。
 それと一緒にいただいたいか天ですが、揚げ置きで、この手のお店では一般的な味と食感。ただ、わざわざ温め直してから出してくれたのですが、こういう気遣いがあるだけで嬉しいものです。

 というわけで美味しくいただいたのですが、それと同時に、お店の雰囲気を含めイマドキのチェーン店とは違った、ちょっと懐かしい感じの「味」も良かったなぁ、と。
 ごちそうさまでした。

令和3年8月訪問

栃木県宇都宮市 釜揚げうどん 笙家

 (このお店にお伺いした時点では)8月に入り連日暑い日が続いていますが、そんな時には冷たい出し汁がいただきたくなるということで、仕事の合間にこちらのお店まで。
 なのでメインのうどんは「冷かけ」を大で。あとはサイドメニューを適当にチョイスしてお会計しました。

【冷かけ(大) 485円】
冷かけ(大) 485円
【いなり寿司 130円 と にんタコ天 175円 と 温泉卵 110円】
いなり寿司 130円 と にんタコ天 175円 と 温泉卵 110円

 それでまずは冷かけから。
 早速ツユからいってみたところ、今日のは出汁感がやや控えめなれど、甘みが比較的少ないカエシでの味付けはいい塩梅。そのままツユだけゴクゴクといきたい衝動に駆られます。それと適度に味が濃いため、温泉たまごに負けないのも良かったです。
 またウドンは、冷やしとあって歯応えマシマシ。といってもこちらのは、モチっとした弾力やガシっとした噛み応えが増すというよりも、どちらというとすいとんっぽい食感というか粉の密度を感じるというか。
 そしてサイドメニューですが、にんタコ天は久しぶりにいただきましたが、パンチある風味のニンニクの芽と旨味の強いタコはやっぱり良い取り合わせですね。今回は(写真には写っていませんが)別の器にかけづゆを貰ってショウガを投入して天つゆ的にいただきましたが、そのほうがこの天ぷらのポテンシャルを発揮できる気がします。(逆に、途中から残りを冷かけにいれると勿体無い感が。)
 あといなり寿司は安定というか、ちょっと甘めの味付けがお婆ちゃんを思い出させました。

 というわけで、目的だった冷たい出し汁の掛かったうどんを筆頭に、どれも美味しくいただきました。
 ごちそうさまです。

令和3年8月訪問

福島県会津若松市 うえんで 本店

 この日、国道121号などを通って会津方面へとバイクでソロキャンプに向かう途中、ちょうと遅めの朝食に立ち寄ったのがこちらのお店。有名なラーメン処である同じ福島県の喜多方には朝から開いているお店が多数あるのですが、これまたラーメン処である会津若松にも朝から開いているお店がいくつかあり、以前一度だけお伺いしたこちらも、そのうちの一つだったりします。

 お店には、午前10時頃に到着したところ、中途半端な時間にもかかわらず、先客が数組。お品書きは、まだ朝ということでメニューが限られるらしいのですが、別紙の「限定メニュー」は注文が可能とのことで、そこに書かれたこちらの品をお願いしました。

【濃厚辛味噌中華(普通麺・並) 780円 】
濃厚辛味噌中華(普通麺・並) 780円

 その後程なくして登場したのですが、まず見た目からインパクト十分。赤褐色のスープ表面を赤く彩るのは特製のラー油でしょうか。また丼からは、味噌、唐辛子、そして香味野菜的香りがかなり強めに漂ってきています。
 して、意を決してスープからいってみたところ、味のほうもインパクト十分。まず感じられるのは味噌ダレというか、味噌ダレそのものが持つ味や風味が濃厚に口中に広がり、覆い尽くす感じが。また前回いただいたノーマルなラーメンからはベースのスープもろとも替えているのでしょうか?動物系の、よりまろ味と厚みがあるような気がします。そしてそこに、特製のラー油で辛味を追加。ちなみに辛味は(辛いものがわりと好きな個人的感覚で言えば)ピリ辛程度かと。あと白ネギのピリッとした風味が、味を引き締めていますね。
 また普通麺と手打ち麺から選べる麺は、普通麺をチョイス。太めの平縮れ麺で、モチモチっとした食感がこれはこれで良いのですが、スープというか味噌ダレが強いので、極太麺となる手打ち麺のほうを試せばよかったという肝。
 それと具のチャーシューは柔らかいタイプ。味付けは控えめなので味噌の味に埋もれがちですが、逆に味噌ダレを味わうちょうどいい媒体になっている気もします。

 というわけで、濃厚でインパクト十分な一杯を、美味しく堪能させていただきました。
 ごちそうさまです。

令和3年7月訪問

栃木県塩谷郡塩谷町 とりや食堂

 休日のこの日の午前中、先日納車されたバイクで高原山から塩谷町へと抜けてきたのですが、せっかく塩谷町まで来たのと、ちょうど時間も良かったので、開店直後のこちらのお店まで。

【ネギチャーシューメン 800円】
ネギチャーシューメン 800円

 それで今回お願いしたのが、ネギチャーシューメン。店主さんの熟練の調理のお陰でほとんど待たずに登場しました。
 で、早速スープからいってみたところ、久しぶりに味わう「とりや」さんの味に感激。動物系+香味野菜の香りのするスープに、色の割には濃くない角の取れた醤油味が合わさって、これが、もう
 また麺は、これでと変わらないはずの細めの縮れ麺ですが、今日のはちょいと歯応え有りという感じで。ブレなのか、茹で加減を変えたのかはわかりませんが、これはこれで良い感じです。
 そして具は、柔らかいチャーシューが何とも。それにしても、スープの味は醤油のカドが取ってあるのにチャーシューからは生醤油っぽい風味とは、何ていうか、面白いっちゃ面白いのですが、より美味しくなるように工夫された結果なのかなぁ、と。あとピリ辛ネギの強過ぎない刺激も良いですし、メンマもベーシックなれど丁寧さが感じられる味わいも、また。
 途中からコショウ、最後はお酢で味変しつつ、一気に完食してスープまで飲み干してしまいました。

 というわけで、美味しくいただき満足いたしました。
 ごちそうさまです。

令和3年7月訪問

福島県白河市 白河ラーメン むげん

 ここ最近、いい年をしてバイクを手に入れたので、そうすると走りたくなってしまうのですが、そんなわけでこの日ははじめての、県外へのツーリング。ですがまだ遠くへはということで、目的地は県境を超えてすぐの白河にすることにしました。
 で、白河ということは当然ラーメン。そこで改めて今回調べたところ、こちらのお店がヒット。白河ラーメンといえば、有名ないくつかの老舗と、そこで修行された方々が出されたお店というイメージが強かったのですが、こちらは市役所を定年退職後、独学で白河ラーメン作りを学ばれた方が出されたお店だそうで。

 開店時刻(午前11時)の10分くらい前に到着したところ、既に開店待ちしているお客さんが数組。その方たちに続いて入店すると、カウンター席へとご案内。卓上のお品書きを拝見したところ、ラーメン、ワンタンメン、チャーシューメンなど、一般的な白河ラーメンのお店といったラインナップに加えて、ワンタンの単品があるのが珍しく感じました。

【チャーシューワンタンメン 1050円 + 煮玉子 100円】
チャーシューワンタンメン 1050円 + 煮玉子 100円

 ですがそんな中からお願いしたのが、お品書きに「限定」と書かれたチャーシューワンタンメンに、煮玉子を追加して。注文からあまり待つことなく登場しましたが、早速スープからいってみたところ、これが。
 出汁は鶏ガラに豚ゲンコツ、そこに昆布という組み合わせらしいのですが、スッキリとした旨味が印象的。また、濃口醤油の、特に生醤油的風味が必要以上に効かされていないところも個人的には好印象で、何ていうか、風通しが良い味わいですね。
 また麺は、製麺所へ特注したものだそうですが、茹でる前に手もみがよく加えられていることもあって、ツイスティーさはありつつも芯は手打ち麺を思わせるモチっとした食感。「どうしても手打ちじゃなきゃ駄目」といった拘りがなければ、十分以上な麺だと思います。
 そして具のチャーシューは、肩ロース肉を一度焼いてから醤油で煮て使用しているそうですが、個人的に白河ラーメンのチャーシューに勝手に抱いている薫香ビンビンで食感ミシミシっとしたイメージとは違い、全体的にしっとりかつ肉はプリヤワっと、脂は柔らかさを感じる仕上がり。味加減も丁度良いですね。
 ワンタンは皮が薄め、餡が小さめなタイプで、麺と一緒に頬張ると、食感の違いが楽しいです。あと煮玉子は、黄身の固まり加減が絶妙。更にホウレン草は、この時期でも生のものを使用しているだけあって、フレッシュ感がありました。

 というわけで、美味しくいただき大満足でございました。
 ごちそうさまです。

令和3年7月訪問

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栃木県のちょいと北の方に住んでいるアラフィフのオッサン。
ラーメン・そば・うどんなどの食べ歩き、乗り鉄、競馬の旅打ち、モータースポーツ観戦、PC自作など嗜んでいます。

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