趣味の活動記録。
【タイトル題字:細身のシャイボーイ様】
個人的に朝ラー熱、そしてラーメンショップ熱が高まっている昨今。週末のこの日も、先日購入したバイクの慣らし運転を兼ねて、自宅からちょっと遠いところまで。結城市内にあるラーメンショップって、私の知る範囲だとSNSで評判になっていたりするのですが、今回はその中から、結城東店にお伺いすることにしました。
国道4号で栃木県北からひたすら南下して、あとは国道50号などを走ること少々。お店には午前9時前に到着したものの、その時間でも決して狭くない駐車場にはクルマが多数、そしてお店の裏手にはバイクが多数。もっとも、バイクの皆さんは食べ終わったあと店外で談笑中でしたが。
私もバイクを裏手に停め、グルっと回っ正面からお店に入ったところ、先に入った人が券売機の前で思案中。その後、私の番になり、購入した食券と共にカウンターへ。小上がり(座敷)席は満席でしたが、カウンター席は1人おきくらいの人口密度。取りに来た店員さんに食券を渡し待つこと少々なのですが、その間、後ろの小上がり席からは大きな話し声がずっと聞こえてきていたのにはちょっと……。こんなご時世なのに県外まで出歩いてラーメン食べている私が言えることではないのですが、それでも、手洗い消毒マスク着用、私語は慎み黙って食べるくらいは、万が一罹っていた際にお店に迷惑かけないため、その場にいる他の人に移さないために、協力してもいいとは思うんですけどね。
入店してから3ロット目ながら、お兄さん2人による爆速の調理でさほど待たずに登場したのは、個人的にラーメンショップの定番にしているというか、初訪問のお店でいただくことが多いネギラーメン。そこに今回は、味玉を追加して。
で、最初はあえてネギは混ぜずにスープのみをいってみたところ、見た目的には液体油のほか背脂も浮くのでこってりコテコテな攻撃的スープかと思いきや、脂(油)の甘味は感じるけど口当たりはてもまろやか。次に全体を混ぜてからもう一口啜れば、旨味十分で、醤油ダレがいい塩梅に効き、ネギのゴマ油も十二分に薫って、これが、もう。
麺は細めの、いわゆるラーメンショップの麺ですが、茹で加減を指定しなくても若干歯応えのある茹で加減。
そして具は、ネギラーメンの肝であるネギがたっぷり。天辺に載せられた角切りのチャーシューは柔らかくも肉肉しく、これならネギチャーシューメンにするんだったと。それとメンマはラー油っぽいものを纏っていましたが、辛さはほとんどなく。あと追加した味玉は、濃いめの味付けが特徴的で、黄身はねっとりした火の通し加減でした。
というわけで、とても美味しくいただいたのですが、ここにはベーシックなラーメンショップのメニューの他、個人的には福島県の「椿」で見かけた七味お酢ラーメン、そしてこの日は✕マークが付いていたこのお店オリジナルのトッピング「やき玉」もあって、それらをいただきに、これはまたお伺いしないといけませんね。
ごちそうさまでした。
令和3年8月訪問
この日、大田原市の旧黒羽町エリア某所で栃木県北ご当地メニューの冷やし(ひたし)そばがいただけるという情報を元にバイクで現地に向かったところ、このご時世のお陰かお店には「臨時休業」との貼り紙が。
それはそれで仕方ないのですが、この日は朝食抜きで現在午後2時頃という状態だったのでお腹もかなり空いているし、更には口の中がどうしても「そば」を欲しているしでどこか替わりは無いかと思案したところ、そういえば以前、仕事で当地を訪れた時、その仕事の一部も兼ねて立ち寄った農産物直売所では併設のお食事処でそばを出していたなと思い出し、急ぎ移動して程なくして到着。
駐車場にバイクを停めて入店すると、無事営業中(ちなみに営業時間は11:00~15:00)だったので一安心。ウッディーな店内には先客が数組おり、その壁に「八溝(やみぞ)朝露手刈りそば」と書かれた天然木が掛けられていたのですが、こちらのお店、地場で採れた蕎麦を使った蕎麦がいただけるそうで。(その他うどんと、コロッケ定食、カレーライスも有りました。)ちなみにお冷はセルフですが、注文は店員さんが席まで訊きに来てくれました。
それでお願いしたのは、もりそばに野菜のかき揚げが一つ付くという天もりそばを大盛りで。ちなみに、そばの並盛りは160グラム、大盛りは240グラムとおしながきに書いてありました。そして注文後、厨房からは天ぷらを揚げる音などが聞こえてきて、それが止むと注文した品が登場しました。
で、早速細めに裁たれたソバを1,2本、何も付けずにいってみたところ、夏場の蕎麦ということで香りはさほど強く無く、また閉店時間近くとあってソバも打ち立てでないため、何ていうかフレッシュ感こそないものの、ツルツルっとしたなかに蕎麦粉を感じる自然な口当たりや適度な歯応え、そして清涼感のある喉越しが、もう。あまり噛みしめていただくものではありませんが、そうすると甘みも感じられる、ナイスなソバですね。
またツユは、ちょっとだけ生醤油っぽい風味もしたので、半生返しを使っているんでしょうか。味の濃さ的には、ソバをドボっとツユに浸けるこのあたりの食べ方に対応した濃さで、塩気と甘味とのバランスは適度。
それと揚げたてのかき揚げですが、タネは地元産野菜を使用とのこと。この時はタマネギをメインに、今が旬のサヤインゲンが散りばめられ、他にもいくつかの種類が入っていような。揚げ方はカリっとした口当たりで香ばしいですが、ツユとは余り馴染まないというか、ハラハラと解けるようなタイプではないです。
というわけで、最後は予め付いていた蕎麦湯でフィニッシュしたのですが、美味しくいただいて満足しました。
ちなみにこちらのお店。新蕎麦が出回る11月からは(3月まで)、今みたいな細麺ではなく太麺で提供されるとのことなので、またその頃お伺いして、ぜひとも新蕎麦を味わってみたいですね。
ごちそうさまでした。
令和3年8月訪問
日光宇都宮道路下りの日光口パーキングエリアに立ち寄ったあと、目的は達したとばかりに日光インターチェンジで高速を降りて帰宅の途に。それで再び日光インターチェンジから日光宇都宮道路の上り線に乗ったのですが、やっぱり冷たいそばも食べたくなってしまい、腹具合にも余裕があったものだから、今度は上り線の日光口パーキングエリアへ。
(JHの)高速道路のパーキングエリアやサービスエリアでは、上り線と下り線の運営業者が別なのが当たり前なのですが、この日光口パーキングエリアは上り線も下り線も同一業者が運営されているとのことなので。
それにしてもこの上り線のパーキングエリア。日曜日の午前中という時間帯の所為かはわかりませんが、先程立ち寄った下り線と大違いというか、駐車場に止まっていたクルマは1台で、その後バイクが1台入ってきたのみでした。(更にその後、一台入ったきけど、ゴミ捨てが目的だったらしく、手に持ったゴミ袋を捨てられるゴミ箱が無いとわかると知るや、すぐに走り去ってしまいました。)
そんな先ほどとは違う静かな環境のなかでいただくべく食券を購入したのが、栃木県日光市のお隣、鹿沼市を中心に当地で食されているにらそば。もりそばの上に茹でたニラが載っているものです。
その他、栃木県には、私が知る限り、もりそばの上に大根の細切り(生もしくは茹でたもの)が載った大根そばという品もあり、どちらも元々カサ増しのために野菜を載せたそうなのですが、取り合わせの妙というか、蕎麦と一緒にいただくと、これがなかなかな良いマッチングになっているんですよね。
ですが、最初はソバだけをつゆに浸けて啜ってみたところ、香りは夏場とあってかそれほど強烈ではありませんが、瑞々しくツルッとした啜り心地に、適度な歯応えが良い感じ。
またツユは、先ほど下り線でいただいた温かいかけツユ同様、濃口醤油と味醂のバランスが、個人的な感覚だと甘味のやや効いた、一般的には万人向けであろう味わいです。
そして次に、ニラとソバを一緒にツユに浸けていただけば、これが、もう。夏場ゆえ、ニラは繊維が強くザキザキとした食感なのですが、その香りと甘味がソバに加われば、ほんと、気取らない鹿沼、いや栃木の味。うるさ型には、ニラのお陰で蕎麦の香りがなどと言われますが、田舎の蕎麦の食べ方と、都会の洗練された食べ方とを同じ土俵で論じること自体が、個人的にはナンセンスと思ったりして。
というわけで、美味しくいただいて満足したのですが、この日光口パーキングエリア。下り線も上り線も利用する機会がわざわざ作らないと無いというのが残念というか。
ごちそうさまです。
令和3年8月訪問
日曜日のこの日。とある情報を元に、日光市某所で朝からいただけるあるものを目当てにバイクを駆ってお伺いしたところ、情報が間違っていたのかお店は静まり返っていて周囲に人の気配もなく。
で、とても空腹だし、せっかく日光まで来たのにそのまま引き返すのも勿体無いなというときに頭に思い浮かんだのが、日光宇都宮道路の日光口パーキングエリア。というのも、こちらには以前、下り線のに一度お伺いしたことがあったのですが、確か売店で出されているそばが生蕎麦を使っていて、しかも朝からいただけたような。
こんなご時世(しかも、栃木県にも緊急事態宣言発令中)なので以前と変わりなく営業しているか不安だったのですが、ネットにも「売店・飲食 午前8時~午後5時」とあるのでとりあえず行ってみたところ、幸いなことに営業中でした。
それにしても、いざパーキングエリアに到着したところ、こんなご時世ながらも、夏休み期間中だけあって子連れの家族や子供の団体のを乗せたバス、更に、これから日光でアウトドア系の遊びをするであろう風体の人たち、そしてもちろん、私と同じようにバイクに乗った人たちなどで、朝から結構賑わっていましたね。
と、前置きが長くなってしまいましたが、そんな中で売店で購入した食券が、ベーシックなかき揚げそばのを。他にも、冷温色々なメニューが有り、更にはッピングも追加でき、その中には私には必須とも言える生卵も有ったのですが、注文したそばが出来上がるまで気付かなかったのは痛恨事でした。
食券を提出後、生蕎麦を茹でて、それを流水で締め、締めたものを再び温めてツユに入れるという調理過程を見ているうちに登場。屋外に向いた席に持ち帰っていただきます。
で、まずはソバからいってみたところ、香り、歯応えともに、まさしく生蕎麦。比較するのもなんですが、こういったところで一般的な茹で麺との違いはハッキリと分かります。
ツユは、出汁感はそこそこ。濃口醤油と味醂のバランスが、個人的な感覚だと甘味のやや効いた、一般的には万人向けであろう味わい。
かき揚げは、カリッとした歯応えで、ツユとあまり馴染まないタイプ。タネは当地らしく野菜がメインのタイプです。
というわけで、美味しくいただいたのですが、温かいそばの味は二度に渡って堪能したので、今度はぜひとも冷たいそばをいってみたいですね。
ごちそうさまでした。
令和3年8月訪問
近年、SNSでお店の情報を発信されているお店が増えていますが、こちらのお店も、毎日、Twitterを見た人限定メニューを出されているなど積極的に活用されているようで。
っていうか、言いたいのはそんなことではなく、こちらのその限定メニューで夏のうちに一度いただきたかった品があって、それが提供されていたのがこの日。いろいろあって昼の部の閉店時間(14時)近くとなってしまったのですが、なんとかお店にお伺いすることができました。
それにしても、閉店近くにお伺いしたにもかかわらず、嫌な顔ひとつせずむしろ気持ちよく迎え入れてくださって、なんか申し訳ないです。
それで、そのいただいてみたかった限定メニューというのが、この冷やしラーメン。若い頃は夏場でも熱いラーメンを美味しくいただけていたのですが、歳を取って暑さが堪えるようになると、夏場は冷たいものが殊更ありがたくなったという。
登場してまずは、適度に冷えたスープからいってみたところ、「潮(うしお?)」と名前に付くということは、メインの出汁は魚でしょうか。しかも、かなり高級な魚ではというほどの、主張はあるけどくどくない風味が何とも。旨味もしっかり乗っていて、塩ベースの味付けも決まっています。また表面に浮く油は植物性のものですかね?これが足に丸みと良い風味を加えているような。
それと細めの麺は、冷やしだけあって茹でてから締められており、そのお陰か硬質な歯応えと密度感をより堪能できる仕上がり。具のカイワレと一緒に摘んでいただくと、軽いピリッとした刺激が加わって、これも良いですね。
そして具は、冷たいスープに浸かっているのにもかかわらず柔らかいチャーシューが、また。半個入る味玉も、冷たい中にあっても黄身の味が濃いのがよく分かる味わい。当然メンマも抜かりがなく、スープと良く合う生玉ねぎは辛味がないのにびっくり。
そして途中から、上に載ったレモンを絞ると、これも。爽やかな風味と酸味が良い味変になって一層食が進むのですが、同時に繊細な魚の風味も消えるので、若干ですが勿体無い感も。贅沢な悩みですけどね。
というわけで、かねてよりいただきたかった品を美味しくいただき、大変満足いたしました。お店のTwitterによると(この記事を書いている時点では)今年の提供はあと数回とのことで、いただくチャンスはなさそうですが、来年の夏、ぜひともまたいただきたいと思います。
ごちそうさまでした。
令和3年8月訪問
このブログの管理人
【ご注意】 このブログに記載された情報は訪問当時のもので、現在のものとは異なる場合があります。あしからずご了承ください。
ツイッター
カテゴリー
ブログ内検索
最新記事
カレンダー
アーカイブ
忍者ツールズアクセス解析