たひお備忘録

趣味の活動記録。
【タイトル題字:細身のシャイボーイ様】

埼玉県さいたま市 蒙古タンメン 中本 大宮店

 この日、よんどころない事情で上京することになっていたのですが、その際、早めの夕食にお伺いしたのがこちらのお店。
 中本さんの大宮店には以前、上京したついでに限定メニュー目当てでわりとお伺いしていた記憶があるのですが、いつからかあまり限定メニューを出さないようになり疎遠に……。しかし近年再び、以前とは違った限定メニューを積極的に出されるようになったので、それ目当てにお伺いしたいところだったのですが、このご時世のおかげで……。そんなわけで、だいぶ久しぶりのお伺いとなりました。

【冷し水蓮火 920円】
冷し水蓮火 920円

 それで今回のお目当てが、9月8日からの限定メニューとなるこちらの品。中本さんの基本である味噌味に魚粉や和風出汁、鰹節など魚系を加え(=水)、ホウレン草をトッピングし(=蓮)、とても辛くした(=火)という水蓮火という限定メニューがあって、その冷し(=中本さんではつけ麺のこと)がこの品になるそうなのですが、辛さは控えめになっている(「中本の道」というよく見せていただいている中本マニアのサイトでは辛さ表記10段階中の6とのこと。)そうで。
 で、登場してまず感じるのが、たっぷりとトッピングされた鰹節を始めとする魚系の香り。それは味わってみても変わらず、まずはつけ汁だけ少々味見したところ、ベースとなる中本さん独特の味噌味に魚系の風味・旨味がしっかり入った味わい。そこに、中本さんではどの品にもだいたい入るスライスニンニクなどの香味野菜や具の豚肉やシイタケなどの味も加わって、これが。また辛さは、魚系を始めとした旨味がしっかりと効いているせいか、看板メニューの蒙古タンメンに掛かっている通称「蒙古麻婆」と(私の感覚だと)同程度かそれよりも受け入れやすく感じました。
 そして太めの麺は、看板メニューの一つである冷し味噌ラーメンと同じものでしょうか?中本さん独特の、口に入れた時の動きがスローな、ややもするとモッサリ感のある麺ですが、たとえ限定メニューであっても中本さんのスープにはとても合うようなチューニング。
 それと具ですが、品名の由来の一部にもなっているホウレン草は、ちゃんと暖められたものが載っているのが嬉しいですね。あと豚肉やシイタケは、味的につけ汁と一体化。更にスライスしたゆで卵や麺の上に載ったモヤシは、辛い中での息抜きとして良い感じでございます。
 で、最後はスープが少々残り、そこにライスを入れたい誘惑に駆られたのですが、腹具合もあり追加注文は断念。「麺少なめ」で注文して半ライス、もしくは蒙古麻婆と半ライスがセットになった「定食」ほ一緒にいただいたほうが、わたし的にはより幸せになれたかもしれません。

 それでも、久しぶりに中本さんの限定メニュー、美味しく堪能させていただきました。
 ごちそうさまです。

令和3年9月訪問

栃木県大田原市 中華そば おおの 【移転前店舗】

 最近妙に朝ラー(朝からラーメンキメること)づいていますが、日曜日ともなると、お伺いできるお店が限られているというか、特に県北エリアには数えるほどという認識だったのですが、この日、改め調べたところ、こちらのお店がヒット。なんでも土曜日、日曜日、そして祝日は、朝4時からオープンしているそうで。
 それでこの日は日曜日だったのですが、早速お伺いすることに。お店の場所を某グーグルマップで見たところ、美原公園のすぐ横ですね。

 お店には、午前9時ころに到着。今年3月まではカフェだったそうで、コンクリートの質感がおしゃれな店内は、スティービー・ワンダーのアナログ盤がチープ(褒め言葉)なレコードプレーヤーで演奏中でした。他のお客さんは、先客は1組、後客が1組、という感じでしたが、日によっては早い時間に完売になってしまうそうで、この時間でラーメンがいただけたのはラッキーだったのかもしれません。

【特製中華そば 1000円】
特製中華そば 1000円

 そんな中、私がいただいたのが、醤油味の特製中華そば。
 早速無化調というスープからいってみたところ、醤油がバシっと効いていて、表面には油もわりと浮いているためか、コッテリ感もそれなりに感じ、この2つがアタック(立ち上がり)担当でしょうかね。そしてその背後に控えるのが、香りや味わいからして動物系、魚介系など複数の素材を使用していると思われるベースの出汁。旨味がグイグイとは迫ってこないものの、静かに、かつしっかりと支えるという感じです。
 また麺は、太めの縮れ麺。モチモチっとした強めの歯応えが印象的で、個人的には、このスープに良く合っているように感じました。
 それと、特製なので3枚乗るチャーシューは、チャイニーズスパイシーな香りと、トロ寄りのプリっとした食感の肉と脂身が何とも。穂先メンマは柔らかく、あと味玉は、黄身がトロトロなタイプ。で、具はどれも、丁寧な仕事は感じつつも味付けが控えめで、あくまでも主役はスープと麺というふうにされているんですかね。

 というわけで、美味しくいただいたのですが、他にもゆず塩味のラーメンや、煮干しの効いたまぜそばもあるようなので、これはまた、朝ラーにお伺いしないといけませんね。
 ごちそうさまでした。

令和3年9月訪問

栃木県宇都宮市 カレーショップ フジ

 宇都宮市民のみならず県央エリアに在住の人なら昔からお馴染みの、宇都宮のオリオン通りにある昭和40年(1965年、私が生まれる前!)創業の老舗カレー店でといえば、カレーショップフジさん。で、カレー好きの相方にも一度食べさせておこうと、この日、宇都宮での用足しの後でお伺いしました。

 お店に入ったのは開店からちょっと後くらいでしたが、既に常連さんっぽい人が何人か、静かにカレーと向き合って居るという状態。それでも、私たちが入った頃は席に余裕があったものの、その後、リーマンっぽい人が続々と来店。この時は、皆さん、カツカレーもしくはその大盛りを注文されているようでしたね。

【ビーフカレー 750円】
ビーフカレー 750円

 ですがそんな中、私がいただいたのが、ビーフカレー。関東地方というか、栃木県でも、カレーと言えばポークの方が一般的だとおもっているのですが、その所為もあってか実は、こちらでビーフカレーをいただくのって、これが初めてだったりします。

 で、まずはルーをスプーンで軽く一口いこうとしたところ、感触的にはかなりのモッタリ感。それを口に入れれば、「牛」の風味や旨味、個人的には「牛感」と表現したくなるようなものがグググっときて、それと同時に豊かなスパイス感も迫ってきますが、それから一拍おいて辛味が。もっとも、辛さ自体は、お店のメインのポークカレーよりは辛いそうですが、辛いものがわりと好きで、ココイチでは3辛あたりを良く食す私的な感覚では、ちょい辛からピリ辛くらいでしょうか。ただ、辛味の元は唐辛子ですので、いただいていると口の中に辛さが蓄積する感覚は当然ありますが。
 次に、ルーをライスに乗せていってみれば、これが!当然ながらこのためにルーは作られているのであって、単体では重めのルーが、ライス一緒になることによって、より味がわかるというか。
 それと具の牛肉ですが、ホロホロとしたところやトロとしたところなど食感と味のバラエティーがあり、肉や筋の部分など色々な部位が使われているような。とても良く煮込まれていて、ルーと一体になっています。

 あと、付属のサラダは、サラダで大切な3C(クール、クリーン、クリスプ)がちゃんとしていて、たっぷり目にかかったドレッシングが嬉しいです。

【ハンバーグカレー 700円】
ハンバーグカレー 700円

 こちらは、相方がいただいた品。
 先述のとおり、今回お伺いした目的は相方に食べさせることだったのですが、そのカレー好きな相方も「美味しい。さすが専門店。」と太鼓判を押しておりました。

 というわけで、どちらも美味しくいただいて、相方ともども満足したのですが、いつまでもこの味が、宇都宮の街なかでいただけると良いなぁ、と。
 ごちそうさまでした。

令和3年9月訪問

栃木県宇都宮市 麺栞 みかさ

 平日だけど休みの朝。
 休みといっても予定はしっかりとあったのですが、その前に、こちらで朝ラーをキメてからと、相方を伴ってお伺い。こんなご時世にもかかわらず週末はいただくのを待つ人の絶えないこちらのお店ですが、平日の朝なら(この日たまたまかもしれませんが)待たずに入店することが出来ました。

【下町の煮豚麺 750円】
下町の煮豚麺 750円

 席に着き、お店の奥の黒板に書いてある朝メニューには魅力的な品々が並びますが、その何かから今回は、新メニューである下町の煮豚麺を。
 で、まずは、澄んだスープからいってみたところ、これが!!出汁は豚100パーセントとのことですが、それがとてもクリーンに旨味が煮出されていて、醤油ダレもしっかり且つくどくない絶妙な効かせ方。そこに油が適度に丸みを加え、白ネギの刺激が引き締めるという味わいが、何とも良いですね。
 また麺は、食べ応えのある太めの縮れ麺で、プリっ、ムチっ、シコっとした食感が、また。スープがシンプルな分、麺の味わいもより感じられます。
 そして具は、「煮豚麺」だけあって、3枚乗った煮豚が。提供前、表面をバーナーで炙っているのか(そんな音が厨房から聞こえました)香ばしさがあり、噛むと食感はプリサクっとしつつしっとり柔らか。味付けも良い塩梅ですね。あと、黒胡椒の効いたメンマが、全体的にとても良いアクセントになっていました。

【卵黄漬けごはん 200円】
卵黄漬けごはん 200円

 こちらは、一緒にいただいた品。
 ただでさえ旨味の塊の卵黄を漬けちゃってるんですが、その漬け方がまた良い具合で。元々の卵も良いものだと思うのですが、その黄身の水分が抜けて黄身の味が凝縮されているものだから……。
 ほんと、何て卑怯(褒め言葉)な丼なんだ!!

【下町の中華そば 600円】
下町の中華そば 600円

 こちらは、相方がいただいた品。私がいただいた煮豚麺との違いは、煮豚の枚数だけのよう。
 で、相方も「美味しい。醤油の効き方が良い。」と言いつつ完食。
 また、普段はメンマをあまり食べない相方が、「コショウが効いているのがみかささんらしい。」と言いつつ、メンマも全部食べていたのが印象的だったというか。

 というわけで、どれもとても美味しくいただいたのですが、特に下町の煮豚麺は、その味わいがとても風通しが良く、とても印象的でした。
 ごちそうさまです。

令和3年9月訪問

栃木県足利市 伊藤商店 足利店

 立秋はとうに過ぎたとはいえまだまだ日中はとても暑いこの時期。バイクに乗ろうとすると、気温的には朝方のほうが都合が良かったりするわけで、それが元々朝からラーメン食べるの大好きだったことと合わさって、ここしばらく、週末はどこで朝ラーをキメようか悩む日々でございます。ですが、日曜日になるとぐっと選択肢が減るのは致し方がないところ。それでも、数少ない、日曜朝から営業しているお店を求めて、この日はさくら市まで南下してから国道293号を延々と走って足利市まで。ちなみに、自宅からは100kmくらいの道のりだったりします。
 で、今回お伺いする「伊藤商店」さんは、喜多方のような朝ラー文化を広めるべく、元々は仙台市やその近郊で店舗展開していたところ、約3年前、そこからちょっと離れた栃木県にも出店。それを某もんみやのらーめん特集号でそれを知って以来気になっいたのですが、今回ようやくお伺いすることができました。

 午前7時の開店時間をちょっと回った頃に到着したところ、お店の裏手にある駐車場には、クルマが何台かとバイクが一台で、店内に入ると先客が数組。なみに入店後、最初に食券を買ってから、店員さんの案内で席に着くというシステムのようですね。
 それで食券は、ワンコイン500円でいただける「朝ラーメン」と、券売機を見て気になったマグロ丼の2品で。タイミングが良かったのか、食券を出してからはあまり待たずに登場しました。

【朝ラーメン 500円】
朝ラーメン 500円

 で、まずは、ラーメンから。
 早速、油浮きはほぼないけどやや濁りのあるスープをからいってみたところ、これが。動物系と魚系、他にも何か入っているような。それらが掛け合わさった風味が出汁感はビンビン感じるものの実に穏やかで、口に入れるとじんわりと、かつしっかりした旨味が伝わってきます。また味付けは醤油ベースとのことですが、色味のとおり薄口醤油がメインでしょえか。そのため、醤油特有の風味は抑えられているものの物足らなさも感じないという塩梅。全体的に何か強い主張がある訳ではありませんが、それが逆に、朝から身体に染み渡るようなスープになっていると感じました。
 また麺は、やや平べったい太めの縮れ麺。スープを良く拾い、モチモチとした食感と麺自体の味わいが、スープと良く合っていますね。
 それと具のチャーシューは、肉の食感は有りつつも柔らかいタイプで味付けはあっさり。これもスープと良く合っています。あとコリっとしたメンマの他、ホウレン草に海苔と、過不足なく。

【マグロ丼 380円】
マグロ丼 380円

 そしてお次はマグロ丼ですが、こ飯の上にはネギ、そしてマグロのすき身という構成。で、このすき身が脂めちゃくちゃ乗っていて、ラーメンとは対象的なコッテリさ加減というか。
 ちなみにこちらのお店、夜はマグロ丼メインのお店となるようですが、その為、マグロも良いものを使っているようですね。

 というわけで、どちらも美味しくいただき、とても良い朝食となったのですが、残念だったのは他のお客さん。私の横にいた二人連れが、食べている最中もうるさかったのですが、食べ終わっても退店せずべちゃくちゃ喋っていたのには……。ほんと、食事中やその前後に喋り続けないと死んでしまう人が一定数いるのは頭では理解しているんですけど、このご時世なのでせめて店内では静かにしていただければ。
 ただ、それを差し引いてもまたお伺いしたいというか、背脂入りや味噌味といったレギュラーメニューのラーメンも朝からいただけるようなので、これはまた、足利まで早朝からロングライドするしかありませんね。
 ごちうさまでした。

令和3年8月訪問

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馬 たひお (@uma_tahio)
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栃木県のちょいと北の方に住んでいるアラフィフのオッサン。
ラーメン・そば・うどんなどの食べ歩き、乗り鉄、競馬の旅打ち、モータースポーツ観戦、PC自作など嗜んでいます。

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