たひお備忘録

趣味の活動記録。
【タイトル題字:細身のシャイボーイ様】

栃木県日光市 日光宇都宮道路 日光口PA(下り線)

 日曜日のこの日。とある情報を元に、日光市某所で朝からいただけるあるものを目当てにバイクを駆ってお伺いしたところ、情報が間違っていたのかお店は静まり返っていて周囲に人の気配もなく。
 で、とても空腹だし、せっかく日光まで来たのにそのまま引き返すのも勿体無いなというときに頭に思い浮かんだのが、日光宇都宮道路の日光口パーキングエリア。というのも、こちらには以前、下り線のに一度お伺いしたことがあったのですが、確か売店で出されているそばが生蕎麦を使っていて、しかも朝からいただけたような。
 こんなご時世(しかも、栃木県にも緊急事態宣言発令中)なので以前と変わりなく営業しているか不安だったのですが、ネットにも「売店・飲食 午前8時~午後5時」とあるのでとりあえず行ってみたところ、幸いなことに営業中でした。
 それにしても、いざパーキングエリアに到着したところ、こんなご時世ながらも、夏休み期間中だけあって子連れの家族や子供の団体のを乗せたバス、更に、これから日光でアウトドア系の遊びをするであろう風体の人たち、そしてもちろん、私と同じようにバイクに乗った人たちなどで、朝から結構賑わっていましたね。

 と、前置きが長くなってしまいましたが、そんな中で売店で購入した食券が、ベーシックなかき揚げそばのを。他にも、冷温色々なメニューが有り、更にはッピングも追加でき、その中には私には必須とも言える生卵も有ったのですが、注文したそばが出来上がるまで気付かなかったのは痛恨事でした。

【かき揚げそば 600円】
かき揚げそば 600円

 食券を提出後、生蕎麦を茹でて、それを流水で締め、締めたものを再び温めてツユに入れるという調理過程を見ているうちに登場。屋外に向いた席に持ち帰っていただきます。
 で、まずはソバからいってみたところ、香り、歯応えともに、まさしく生蕎麦。比較するのもなんですが、こういったところで一般的な茹で麺との違いはハッキリと分かります。
 ツユは、出汁感はそこそこ。濃口醤油と味醂のバランスが、個人的な感覚だと甘味のやや効いた、一般的には万人向けであろう味わい。
 かき揚げは、カリッとした歯応えで、ツユとあまり馴染まないタイプ。タネは当地らしく野菜がメインのタイプです。

 というわけで、美味しくいただいたのですが、温かいそばの味は二度に渡って堪能したので、今度はぜひとも冷たいそばをいってみたいですね。
 ごちそうさまでした。

令和3年8月訪問

栃木県那須塩原市 店内製麺 さくら

 近年、SNSでお店の情報を発信されているお店が増えていますが、こちらのお店も、毎日、Twitterを見た人限定メニューを出されているなど積極的に活用されているようで。
 っていうか、言いたいのはそんなことではなく、こちらのその限定メニューで夏のうちに一度いただきたかった品があって、それが提供されていたのがこの日。いろいろあって昼の部の閉店時間(14時)近くとなってしまったのですが、なんとかお店にお伺いすることができました。
 それにしても、閉店近くにお伺いしたにもかかわらず、嫌な顔ひとつせずむしろ気持ちよく迎え入れてくださって、なんか申し訳ないです。

【冷やしラーメン~特製潮version~ 890円】
冷やしラーメン~特製潮version~ 890円

 それで、そのいただいてみたかった限定メニューというのが、この冷やしラーメン。若い頃は夏場でも熱いラーメンを美味しくいただけていたのですが、歳を取って暑さが堪えるようになると、夏場は冷たいものが殊更ありがたくなったという。
 登場してまずは、適度に冷えたスープからいってみたところ、「潮(うしお?)」と名前に付くということは、メインの出汁は魚でしょうか。しかも、かなり高級な魚ではというほどの、主張はあるけどくどくない風味が何とも。旨味もしっかり乗っていて、塩ベースの味付けも決まっています。また表面に浮く油は植物性のものですかね?これが足に丸みと良い風味を加えているような。
 それと細めの麺は、冷やしだけあって茹でてから締められており、そのお陰か硬質な歯応えと密度感をより堪能できる仕上がり。具のカイワレと一緒に摘んでいただくと、軽いピリッとした刺激が加わって、これも良いですね。
 そして具は、冷たいスープに浸かっているのにもかかわらず柔らかいチャーシューが、また。半個入る味玉も、冷たい中にあっても黄身の味が濃いのがよく分かる味わい。当然メンマも抜かりがなく、スープと良く合う生玉ねぎは辛味がないのにびっくり。
 そして途中から、上に載ったレモンを絞ると、これも。爽やかな風味と酸味が良い味変になって一層食が進むのですが、同時に繊細な魚の風味も消えるので、若干ですが勿体無い感も。贅沢な悩みですけどね。

 というわけで、かねてよりいただきたかった品を美味しくいただき、大変満足いたしました。お店のTwitterによると(この記事を書いている時点では)今年の提供はあと数回とのことで、いただくチャンスはなさそうですが、来年の夏、ぜひともまたいただきたいと思います。
 ごちそうさまでした。

令和3年8月訪問

栃木県矢板市 らぁ麺屋 麺処 花火 【移転前店舗(現:麺処 一心)】

 こちらのお店。今年(令和3年)6月に、矢板市の某パチンコ店敷地内(以前は担々麺の専門店が入っていたところ)にオープンした、無化調ラーメンのお店。
 その前の道路をよく通ることもあって、開店前から気になり、開店後の週末、何度かお昼時にお伺いしようとしたこともあったのですが、その日は店外待ちが多かったりして断念したことも。
 それで開店から約2ヶ月後の平日だったこの日、改めてお伺いしようと、お昼の少し前にお店の前を通ったところ、店外待ちはゼロ。というわけで、すぐさまパチンコ店の駐車場にクルマを入れました。

 クルマを降り、入店しようと入口のドアを開けると、磯谷商店の木札が鎮座。たしか栃木市にある製麺所で、以前から県内のラーメン店で聞き覚え、見覚えのある名前ですね。
 女性の店員さんにカウンター席に案内されると早速注文。こちらのラーメンは塩味と醤油味の二本立てのようですが、今回はおしながきの前方というかはじめの方に書いてあった塩味のメニューの中から鶏つくね汐蕎麦に、那須御養卵の味玉を追加してお願い。注文から程なくして、店主さんからラーメンを手渡されました。

【鶏つくね汐蕎麦 950円 + 那須御養卵の味玉 100円】
鶏つくね汐蕎麦 950円 + 那須御養卵の味玉 100円

 そのラーメン。まずは見た目ですが、何ていうか、きれいに「整って」いますねぇ。スープはほんの僅かに濁りがあり、そこに浮いた油は黄味がかった色からして鶏油でしょうか?あと薬味的なものは、三つ葉が目立つほか、ネギ、更には紫タマネギが珍しく感じました
 で、早速スープからいってみたところ、これが。無化調ラーメンも色々なタイプがありますが、こちらのはアタックは穏やかなれど、じんわりじわじわと味わいが広がって行くように感じ、更にそこに、薬味のフレッシュ感が彩りを添えているような。ちなみに、出汁は鶏と水のみで炊いたとのことですが、それだけじゃなさげな奥行きのある旨味を感じるのは、良い塩梅に効かされた塩ダレにも秘密があるんですかね。
 また麺は、かなり細めでゆるっとウェーブがかったもの。塩味のスープなのでその香りを強く感じるのですが、更に表面には色の濃い粒粒が見えるので、その香りのもとは全粒粉でしょうか?
 そして具ですが、鶏つくねはホロっとした食感と、鶏と香味野菜の味わいが、また。チャーシューはローストポークのようにさっぱりかつあっさりとしたタイプで、このラーメンとはキャラクターがとても合っています。あと太いメンマもしっかりと仕事が施され、追加の味玉は黄身及び白身の一部がトロトロなタイプ。塩気は強くなく、醤油っ気が主張しないのは、卵本来の味わいを堪能させるのと、塩味のラーメンにも合うようにですかね。

 というわけで美味しくいただいたのですが、今度はぜひとも醤油味のもいただいてみたいのはもちろん、餃子など、魅力的なサイドメニューもいってみたいところですね。
 ごちそうさまでした。

令和3年8月訪問

栃木県宇都宮市 麺龍 炎の杜

 平日のこの日、仕事を中抜けして、相方と共に所用で宇都宮に向かう途中、昼食のために立ち寄ったのが、風の杜ファミリーのこちらのお店。
 それにしても、平日にもかかわらず、広めの駐車場にほとんど空きがなく、大箱のお店もウェイティング客こそいなかったものの店内はそこそこ混んでいるって、なんていうか、このグループはどこも人気がありますね。

【黒龍(玉子&替玉) 1045円】
黒龍(玉子&替玉) 1045円

 それで今回私がいただいたのが、風の杜ファミリーでは基本となる宇都宮豚骨にマー油が入った、こちらのお店では「黒龍」というネーミングとなる品。卓上にセットされたタブレットを使っての注文時、味玉入りにしたまでは良かったものの、タブレットの画面をよく見ないで、確か「替玉入り」というような注文をしたら、最初から標準+替玉相当分麺量が丼に入ってきたのはちょいとやってしまったというか。
 なので麺が伸びないうちにと焦りつつも、まずはスープからいってみると、スムースな白湯豚骨をベースに、香り良いマー油もくどすぎず効き、更には、チャーシューの上に載った辛味噌がアクセントに。ほんと、ソツがないというか。
 また麺は、極細低加水ストレート麺。茹で加減はバリカタでお願いしたので最初はパキっとした小気味いい歯応えが楽しめました。
 そして具は、焼き目の付いたチャーシューが圧巻。肉増しにしなくとも、十分な存在感があると思います。それと追加した味玉は、黄身の固まり加減、味加減とも丁度良く。
 で、途中から、注文後に予め用意しておいた、紅ショウガや辛子高菜、おろしニンニクで味変しながら一気にいただくも、先述のとおり替玉分まで一気に来たたので、どんなに急いで食べても、最後はちょっとシナシナっとなってしまったという。もっとも、それはそれで麺が馴染む感があって悪くないんですがね。

【四川風麻婆ラーメン 880円】
四川風麻婆ラーメン 880円

 こちらは、相方がいただいた品。
 ほんのちょっとだけ味見させてもらったのですが、まずは唐辛子の辛さがしっかりとあって、旨味も、スープだけじゃなく麻婆からも感じられてこれが、また。あとニンニクがかなり効いているのが、個人的には好みでしたね。

 というわけで、どれも美味しくいただいた筈なのですが、実はいただく前から、すぐ近くにいた2人組の若い男性客や中年男女のグループが、ノーマスクかつ声高におしゃべりを続けていたため、それがラーメンの味より気になって。(相方も「ラーメンは美味しいのに……。」と。)お店も厳しい状況の中、せっかく感染症対策を講じて営業しているのに、ほんと、残念でした。
 この記事を書いている時点で、新型コロナウイルスの感染者数が過去最高を更新し続けている状況ですが、いつの日か、感染症対策なんて声高に言わなくて良いようになったら、こちらで今回の品をまたゆっくり味わいたいものです。(あ、替玉は別に頼みますけどね。)
 ごちそうさまでした。

令和3年8月訪問

福島県西白河郡西郷村 白河手打中華そば えびまさ

 この日、那須塩原市で朝から映画鑑賞の予定だったのですが、終わりの時刻が早すぎて地元だとまだお店が開いていないということで、白河あたりでのラーメンを目論んでいました。
 してそんな時、相方からリクエストがあったのが、昨年12月、小雪のちらつく中お伺いしたこちらのお店。その時以来、相方的には、白河ラーメンの中でここが一番好きだそうで、私も再訪にやぶさかではなかったというか。

 で、前回お伺いした時は、雪が降っているという天候のせいかお昼時でもすんなり入店できるくらいの混み具合だったところ、今回は開店の5分ほど前にお店に到着したところ、大雨警報が出るような天気だったにもかかわらず既にお店の前はクルマがいっぱいで、お店の脇に何とか停められたという状態。よって開店待ちしている人も多数で、ウェイティングの名簿に名前を書いたのは13組目だったのですが、開店と同時に入ったお客さんが何組か出た、開店から40分過ぎてのご案内となりました。

【チャーシューワンタン麺 1130円】
チャーシューワンタン麺 1130円
【味付半熟煮たまご 120円】
味付半熟煮たまご 120円

 そんな中、今回いただいたのが、ちょっとリッチにというか、全部味わいたかったということで、チャーシューワンタン麺に煮たまごを追加して。席についてからは、あまり待たずに登場しました。
 それで早速、スープからいってみたところ、これが、もう。クリアーな中にも鶏の風味や旨味はしっかりと引き出されていて、そこに丸みのある油、更に味の要の濃口醤油が適度に効かされている、何とも良い感じの味わい。前回はごまタンメンをいただいたので、(相方のを味見させてもらったとはいえ)スープ自体を堪能できなかったのが心残りだったのですが、今回はそれが十二分に味わえて幸せでごさいます。
 また縮れた太めの麺は、口当たりがピロピロっと、噛みしめるとモチモチ感やシコシコ感のある、これまた素晴らしいもの。今回、大盛りにしようか悩んだのですが、そうしなかったのがたいそう心残りという。
 そしてワンタンは、わりと薄めの皮に、鶏肉がメインの餡は前回も感じたショウガっぽい風味のほか、今回はコショウっぽい風味も感じられ、これが何とも良いアクセントに。ちなみに、ワンタン単体でも良いのですが、麺と一緒に口に入れると、食感の違いが際立って、これも、また。
 それと圧巻は、7切れのチャーシュー。バラ、モモ、そしてカブリの部分まで載っていますが、肉質の違いによる味の違いを堪能できますし、麺と一緒に頬張った時の幸せ感たるや、これも。
 あと追加の煮たまごは、黄身の半熟加減、味付ともに良い感じです。

【餃子 390円】
餃子 390円

 こちらは、一緒にいただいた品。
 こちらのお店の餃子は初めてですが、皮が薄いタイプで、餡のニンニク風味は適度というか、他にも入った野菜と肉のバランスも良く感じました。
 また餡がしっかりしているので、追加の味付けはお酢だけでも十分。そこにラー油を足したり最後は醤油を足したりしましたが、個人的には、お酢+ラー油が一番好みでしたね。

【ワンタン麺 880円】
ワンタン麺 880円

 こちらは、相方がいただいた品。
 実はその相方、ただでさえ初回の印象が良いと難しい二度目の訪問の今回、前回と今回のお店の混み具合を比べて、激混みな今回は正直味の印象が下がるだろうと不安に思っていたそうなのですが、出てきたワンタン麺を一口食べてそれが杞憂だったことにたいそうホっとしていたとのこと。
 実際、これまで複数回お伺いしているお店で、混み具合によって味の印象が変わってしまうことを私と共に経験していましたし。
 で、前回と同様、夢中になっていただいていました。

 というわけで、とても美味しくいただいて大変満足させていただいたのですが、やっぱり、麺を大盛りにしておけばという後悔は、食べ終わった直後から募るばかり。加えて、次はシンプルに中華そばをいってみようか、いやチャーシュー麺も捨てがたいなと、今からその日が楽しみでございます。
 ごちそうさまでした。

令和3年8月訪問

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栃木県のちょいと北の方に住んでいるアラフィフのオッサン。
ラーメン・そば・うどんなどの食べ歩き、乗り鉄、競馬の旅打ち、モータースポーツ観戦、PC自作など嗜んでいます。

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