趣味の活動記録。
【タイトル題字:細身のシャイボーイ様】
この日は、先日に続いて宇都宮インターパークでの用足し兼、行ったついでのランチ。それでこの日は「九州っぽいラーメンが食べたい」という気分だったので、同行の相方にお諮りしたところ、無事同意が得られたので、だいぶ久しぶりとなるこちらのお店まで。
開店と同時くらいに入店したところ、あとから続々という感じでお客さんが来店。以前お伺いした時と相変わらず、人気のお店のようですね。
それでだいぶ久しぶりということで、今回はお店の基本っぽいこちらの「白」を味玉入りで。
早速スープからいってみたところ、口当たりはさほど濃くないのですが、口に含むとまろやかさを感じる、濃蜜でクリーミーな白湯豚骨が、もう。以前いただいたスープとは厳密には違うのでしょうけど、印象的には記憶にあるのと同じ、丁寧なスープという感じです。
また麺は、選べる「博多細麺」と「九州中細麺」のなかから、より細い博多細麺をチョイス。茹で加減は「カタ」でお願いしましたが、低加水のザックリ感が残る歯応えで、これも、また。
そして具は、凝った作りのチャーシューがメインですが、個人的には博多のらーめんには珍しく感じたモヤシが印象的。これがスープや麺に、実に合うんですよね。
で、まずはゴマ、ニンニク、紅生姜で途中から味変しつつ最初の麺を啜り、あと数口というところで替え玉をお願い。今度はお店お奨めのバリカタにしてみましたが、ボリっとした食感がこれまた良く、最後に辛子高菜を投入してフィニッシュでございます。
こちらは、麻婆豆腐もチャーハンも大好きな相方がいただいた品。
とりわけ用の小皿を付けていただいたので、それを有り難く使い例によって味見させて貰いましたが、麻婆豆腐は、コク深く、しっかり辛い(でも辛すぎない)のが良いですね。それがチャーハンに絡むと、また違った味わいに。
丸々一人前食べたくなりましたが、こちらのお店なら、ラーメン食べないと勿体無いし、正直悩みますね。
というわけで、だいぶ久しぶりだったのですが、どれも美味しくいただきました。
ごちそうさまです。
令和3年3月訪問
栃木の田舎で生まれ育った御年五十ん歳の私にとって、ドジョウというのは夏場のスタミナ食というか、実家は農家ではなかったのですが、夏になると時々、知り合いの農家さんなどから貰ったり、近所のスーパーで買った、生きたドジョウがお勝手の片隅に置かれたプラスチックの樽に入れられていて、それが然る後(泥抜き後?)、調理されて食卓に出てくるという感じでした。
で、それがわりと普通の事だと思っていたのですが、当地ローカルというか、我が家ローカルだと知ったのは大人になってから。その頃には、スーパーでドジョウを売っているのを見かけることもなく。
ちなみに、(実家の)食卓に上がる回数が一番多かったのが、ナスと共に煮た味噌汁で、次がささがきゴボウと共に割下で煮て卵とじにした柳川鍋。(っていうか、ほぼその2択。)他に、川魚料理の店などでも唐揚げなども食べた記憶がありますが、どれも田舎料理の域を出ないものだったような。
そんなわけなので、東京の、ドジョウを「どぜう」と書くようなお店に憧れがあったというか、一度いただいてみたいと思っていたものの、なかなか機会が無く、この歳になって今回ようやく。2月の某土曜日に、相方と浅草周辺に行く機会があったので、浅草駅からわりと近いところにある、超有名店であるこちらのお店でいただくことにしました。
ちょうど開店時刻の頃にお店に着いたところ、既に何組かがお店に入るところ。
その後に続いて入店したところ、さすがは(良い意味で)有名店といった感じの接客で迎えられ、1階の「入れ込み座敷」へと案内してもらうことに。この、いかにも江戸情緒な広々とした座敷でいただくことも、こちらのお店にお伺いした目的の一つだったりします。
そこで、まずは以下の品々をお願い。
【どぜうなべ 1850円(税抜)】
【さきなべ 1900円(税抜)】
【薬味のネギと、ささがきごぼう 450円(税抜)、ご飯 350円(税抜)】
【ふり袖 たれ口 しぼりたて新酒 1300円(税抜)】
程なくすると、ドジョウが丸のまま入ったどぜうなべと、骨を取った状態で開きになって入っているさきなべは、浅い鉄鍋に割下と共炭でクツクツと煮立っている状態で登場。あとは、追加投入分の割下と薬味のネギがたっぷりと付く他、別料金で追加したささがきごぼう、主に相方がいただくためのご飯と私の日本酒が続々と運ばれてきます。
で、様子を見て割下を継ぎ足しながら、ゴボウを鍋に適宜投入しつつ、頃合いを見てネギを載せ、そこに七味(「なないろ」と読む)や山椒を振りかけていただきます。
それでまずはどぜうなべですが、ドジョウはとても立派なサイズで本来なら骨が硬い(実家では身を歯でしごいて食べていた)のですが、下拵えとして味噌で骨が柔らかくなるまで煮込まれ、苦も無く丸ごといただける柔らかさ。丸のままだからドジョウの味が濃厚だし、内臓?のほろ苦さが良いアクセントになっていますね。そこに出汁の効いた割下と、ネギのピリッとした香りと辛味が相まって、これが、もう。また、追加したゴボウもベストマッチ。七味や山椒との相性も言わずもがなです。
またさきなべは、ドジョウの身のみを使っているため、どぜうなべよりも上品な味わい。ドジョウを食べるのがほとんど初めてという相方は、こちらの方が食べやすいとのことでした。
そしてこれらの鍋をつつきつついただく酒が、また。味の濃いドジョウと日本酒の味が口の中で味が調和して、後口がスっと。なので鍋、酒、鍋、酒とエンドレスにいけそうです。ちなみに今回は、こちらのお店のレギュラーメニューである日本酒、ふり袖たれ口の新酒があったのでお願いしたのですが、新酒のフレッシュ感がことさら良いですね。それとこの日は2月にしては暖かい日だったので、キンと冷えた冷酒有り難かったです。
そんなこんなで鍋をあらかた食べ終わる頃、どじょう汁を追加注文。相方が食べてもまだ1杯分以上残っていたご飯のお供にしようかと。
で、このどぜう汁。汁の口当たりはトロっとしていて、江戸甘味噌がメインという味付けは、濃厚というかこっくりというか。そして丸のまま入るドジョウは、どぜうなべ同様の柔らかさ。これだけで、ご飯のおかずになる汁でした。
自宅でかつて食べていたドジョウの味噌汁は、歯でドジョウの身をしごき取りながら食べていたし、味付けも甘味がないサラっとしたものだったので、それとは全く別物(それはそれで美味しいし好きだったんですがね。)ですが、これはこれで良いですね。
というわけで、どれも美味しくいただいたのはもちろん、憧れだった「どぜう」をようやく味わうことが出来て感無量だったのですが、お昼時だったのと、この後の予定があったので、最低限のオーダーでササっと済ませてしまったのが少々心残り。
なのでまた是非とも機会を作って、今度はもっとゆっくり「どぜう」を味わいたいと思います。
ごちそうさまでした。
令和3年2月訪問
ここ何日か、さくら市喜連川での所用が続いていたのですが、それもそろそろ終わりに近づいたこの日。こちらのお店にまだお伺いしていなかったということで、行列覚悟でお伺い。平日にもかかわらず、そして既に開店から30分ほど経っていた段階で、10人近くがお店の外から駐車場にかけて置かれている入店待ちのベンチに座っていました。
そこでお品書きを見ながら待つこと暫し。途中で注文を訊かれた時、ちょっと前にお伺いした時は澄んだスープの中華そばをいただいたので、今回は鶏白湯である「二代目」を味玉入りでお願い。それからは、さほど待たずに入店し、さほど待たずにラーメンとご対面となりました。
早速スープからいってみたところ、こちらの「二代目」こと鶏白湯は、やっぱりスムースかつ鶏が濃いですね。濃いだけのところなら数多くあれど、ここまでのスムースさは、ほんと、他にあまり類がないというか。そこに、若干濃い目の塩気が丁度良い醤油ダレがビシっと決まり、薬味の白ネギとタマネギ、カイワレたちの刺激が味を引き締めています。
また、細めのストレート麺は、加水率低めでしょうか。最初はボリっとした歯応えがあり、そこから先は馴染んでいく食感。個人的に、二代目のスープには、50円増しで変更できる太麺が好みだったのですが、今回改めて、細麺の良さに気が付いたというか。
そして具のチャーシューは、2切れがそれぞれ食感が違っていて、1つは硬めのパカ気味、もう一つは脂トロっ肉柔らかという具合。
で、味変はせずに突っ走っても良いのですが、今回は序盤にコショウ、途中からニンニクを逐次投入。特にニンニクは、ビリッとした強めの刺激が味を引き締め、加えて味に膨らみが出て、何とも合いますね。
更には麺を食べ終わる頃、思わず予定になかった半替玉を追加注文。半だけど結構ボリューミーですね。そこに、唐辛子味噌というか辛子高菜っぽい調味料(これがまた合うんです。)を入れてフィニッシュ。
というわけで、久しぶりの「二代目」を堪能したというか、美味しくいただき満足でございます。
ごちそうさまでした。
令和3年2月訪問
この日は先日に続いて、またさくら市喜連川でランチ。それで今回は、まちなかにある「街の駅本陣」というところへ。
ここはもともと、大正15年(1926年)に建築された旧喜連川警察署だったそうで、そのレトロな建物の中で食事がいただけるようになっています。
さすがは大昔でも警察署だけあって建物の中は広く、そこにゆったりとテーブル席がいくつかという感じ。
席についてお品書きを開くと、ほんと、様々という表現がぴったりなほど種類が豊富なメニューで、またランチタイム限定のセットものなんかもラインナップされている模様。ですが今回はその中から写真を見て一番気になった、「肉そば」というのをお願いしてみることに。
注文から暫しで登場したその肉そば。眼の前に置かれた時、上に炒めたと思しき豚肉とタマネギと、さらにその上にネギや天かす、刻み海苔などがこんもりと盛られたボリューミーなソバに目が行くのですが、ゴマが一面に浮いたツユから出汁の何とも良い香りが。運んできた店主さんと思しき方から「ツユにラー油を入れてお召し上がりください」と説明がありました。
そんな店主さんに逆らうのは少々気が引けたのですが、まず最初は、味が強いラー油は入れず、肉に接していない部分のソバを摘んでツユにつけていったみたところ、濃口醤油効いてるけど香りのとおり出汁感のしっかりした味わい。塩気と甘味のバランスは適度で、ツユの濃さはもりよりも薄め、当地でいう冷やし・ひたしくらいのの濃さでしょうか。
また細めのソバは、瑞々しい口当たり。啜った時のツルツル感はあるものの、それよりモチシコっとした食感と歯応えが印象に残りました。
それとソバの上には、先述のとおりたっぷりの豚肉とタマネギが。これらは醤油ベースの甘辛味が付いていて、これだけだとご飯に大変合いそう。
で、ひととおり味見が終わったので、いよいよツユにラー油を投入。
するとどうでしょう。そのラー油が仲立ちとなって、更には、ゴマ、ソバの上に載ったたっぷりの天かすとネギと海苔も手伝い、ソバとツユ、そして味の付いた豚肉(とタマネギ)が何とも良い感じのコンビネーションを発揮するではないですか。それを、夢中になってバクバクズルズルやってると、あっという間に完食してしまったという。
というわけで、美味しくいだき、お腹も、気持ち的にも満足させていただきました。
ごちそうさまです。
令和3年2月訪問
相方の出身が群馬県南部ということもあって、出身地からほど近い伊勢崎市にかつてあった「風っ子大将」の雷ラーメンは、個人的に思い出の味でした。
ですが残念なことに、平成26年(2014年)に閉店。
それが平成30年(2018年)復活していたと知ったのはわりと最近のことなのですが、知ったからにはあの味をまた食べたくなり、天皇誕生日のこの日、相方とこのあたりまで用足しに行ったついでにお伺い。
そのお店は、かつてのお店からほど近いところに。
周りのお店と共用の駐車場は殆ど埋まっていて、そこにクルマを停めてお店に入ったところ、ちょうど良いタイミングだったようで、そのまま厨房から遠い方のカウンターへとご案内。かつてのお店はテーブル席が多数あるかなりの大箱だったのですが、こちらはコンパクトで席はカウンター×2という感じです。
その後、続々とお客さんが来店していましたが、席が空いていない場合、入ってすぐのところに置いてあるウエイティング用の名簿にクルマのナンバーと共に名前を書き、車内で待つシステムなんですね。
それで席に着いたら早速注文すべくお品書きを。
かつての風っ子大将は、名物の雷ラーメンの他にも、九州ラーメンを始めとしたラーメン各種と本格的なカリーなどなど、相当な品数があったのですが、こちらは雷ラーメンがかつてのお店のように辛さ順で一から三番、そして味噌ラーメン、あとはトッピング類とライス、替え玉とかなりシンプル。
もっとも、(カリーや九州ラーメンも美味しかったけど)いただくものは決まっているので全く問題ないですが。
そんなわけで、雷ラーメンの、自分がメニュー上一番辛い三番(参考までに、メニューにはありませんが、料金追加すれば五番まで辛く出来るとのこと。)とライス、相方が一番辛くない一番を注文。ちなみに周りのお客さんで、(辛さ)〇.五番と頼んでいた人が何人かいましたが、そういうオーダーも可能なんですね。
その後、食材を炒める音、鍋を振る音が、厨房の方から聞こえてきました。
それから程なくして登場した私の三番。昔と同じ大きな丼を目の前に置かれただけで、唐辛子の香りが鼻腔をくすぐります。
で、早速、サラッとしているスープからいってみたところ、香りに違わぬ唐辛子の辛味がバシっと。個人的に、辛いものはわりと好き程度との自覚ですが、これは味わえるギリギリくらいの辛さですね。そしてそれと共に、フルーティーな甘さ、ニンニクなど香味野菜的風味、振りかけられた胡麻の香ばしさや薬味の白ネギのピリッとした風味と共に、良い塩梅の味噌味が、もう。
また中太の麺は、記憶にあるののはモチモチ感が強い食感でしたが、今回のは啜り心地がツルっとしていて、噛むとモチシコっとしていると感じました。もっとも、前のことなので記憶違いもあると思いますし、今回の麺もで合っていて良いと思いますが。
それとメインの具は、炒めたタマネギ、モヤシに豚挽肉。このあたりから、この雷ラーメンのルーツは、オールドスクールな味噌ラーメンなんですかね?そこに更に、相性の良いワカメとコーンも追加され、満足度アップ。
あと、雷らーめんには絶対に外せないのが、生の長芋。このプレーンな味とシャキシャキネバネバ感が、絶妙な辛さの息抜きというか。
最後は、残った具材入りスープにライスを投入。今でこそ、個人的には普通にやっているこの食べ方ですが、昔お伺いしてた頃は色々あって遠慮していたんですよね。それを今回ようやく果たせたのですが、ライスにも合いますねぇ。ただ、ラーメンがボリューミーなので、お腹キツキツになりましたが。
こちらは、相方の一番。パっと見でスープの色が違うのですが、例によってちょっとだけスープを味見させて貰ったところ、より甘味を感じる味わいになっていました。
というわけで相方共々、懐かしい味を大変美味しくいただいたのですが、また絶対来たいというか、今度は二番にニンニクトッピングでいこう、相方も今度は〇.五番が良いなんて、二人ともその日が来るのが待ちきれない今日この頃でございます。
ごちそうさまでした。
令和3年2月訪問
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