趣味の活動記録。
【タイトル題字:細身のシャイボーイ様】
前の記事の熱海駅を出たあと、小田原駅で小田急線に乗り換え、神奈川県内で一つ用事を済ませたあと、たどり着いたのが町田駅。この後、都内でもう一つ、ものすごく体力を使う用事が(って、オールスタンディングのライブなんですが)控えていたため、その前にしっかり腹ごしらえしようと、これまでずっと来たかった中本の町田店へと。
というのも、町田店は確か、中本でチャーハンを出し始めた最初のお店だったんですよね。チャーハンだけなら中本じゃなくても食べられますが、蒙古タンメンや辛い麻婆豆腐など、中本ならではのメニューと組み合わせて食べられることで、ここに通える人をとても羨ましく思えたというか。(もっとも、今やチャーハンも複数店舗で提供されているようですが。)
そんなわけなので、いただくのは半ラーメンチャーハンセットと決めてきましたが、(金額的には多少高くなるものの)蒙古タンメンではなく味噌タンメンとのセットにして、「蒙古麻婆」と呼ばれる辛い麻婆豆腐は単品で追加しました。
【半ラーメンチャーハンセット(味噌タンメン) 1,020円】
【麻婆豆腐単品 180円】
登場したらまず、味噌タンメンのスープからいってみると、野菜の旨味が出たベースに、味噌やニンニク、唐辛子などがパンチを加えていますが、旨味や油の多いラーメンが多くなった昨今では、むしろアッサリとしている味わいに感じます。ちなみに、唐辛子も入っていますが、これだけだと辛さはチョイ辛程度でしょうか。
次にチャーハンをいってみると、これが、もう。適度にしっとり感のある仕上がりで、具は、チャーシュー、ネギ、玉子とシンプル。米、そしてそれらの味をまとめる塩味がビシっと濃いめなのがとても中本さんらしいと思いつつも、これは美味いチャーハンですね。もちろん、味噌タンメンというか、先述したそのあっさり目のスープと一緒にいただいても、相性バッチリです。
と、味噌タンメン、そしてチャーハンをそれぞれ味わったあとは、ここからが本番。蒙古麻婆を味噌タンメン、それと勿論チャーハンに掛けていただけば、これが、また!!蒙古麻婆自体は、豆腐に、唐辛子がガツンと効き肉など入っていない餡が絡む、極めてスパルタンな構成の品なんですが、餡のベースに秘密があるのか、辛いけど旨味というかコクがあるというか、決して辛いだけじゃない味わいがあるんですよね。で、それが加わった味噌タンメン=中本の看板たる蒙古タンメンなので、そちらの方の相性の良さは言わずもがな。それよりも、炒飯と一緒にいただけば、しょっぱ辛旨!マリアージュというかシナジーというか、それぞれ単体でいただくよりも、より魅力的な味わいになるように思えます。
というわけで、ガッツリといただいたのですが、長年食べたかった中本のチャーハンセットが美味しくいただけて、感無量でございます。ただ以前は、蒙古麻婆の辛さくらいだったら平気で食べられましたが、(最近辛いものをあまり食べていないこともあって)今やヒーヒー言いながら食べきったところが、ちと悔しくもあるのですが。
ごちそうさまでした。
令和6年12月訪問
令和6年暮れに行った、新しくなった青春18切符での旅の初日。前の記事のそばをいただいたあと、その後の列車で終点の熱海駅まで。で、熱海での所有を済ませて駅に戻り、次の列車に乗り継ぐ合間にいただいたのが、伊東線や伊豆急の列車が発着する1番線ホームにあるこちらのお店。
「爽亭」という屋号を持つ駅そば・うどん店は、かつて上野駅や、現在は閉店した岐阜羽島駅でもいただいたことがあるのですが、その運営会社のジャパン・トラベル・サーヴィスが手がける駅ナカ店舗は、有名な名古屋駅のきしめん「住よし」もあるというから驚き。(国鉄時代に駅構内売店からはじまり事業拡大し、結構な数の駅構内店舗がこちらの傘下というか経営だったらしい。)っていうか、JR東日本エリアでは貴重な、非JR東日本クロスステーション系の店舗です。
午後12時30分をちょっと回ったあたりにお店にお伺いすると、まずは店外の券売機で食券を購入。その後店内に入ると先客がおらず、お昼時なのにと少々心配になりましたが、程なくして1番線に列車が到着すると続々と入店があり、他人事ながら一安心したというか。
それで今回いただいたそばが、駅名を冠した熱海ソバ。かけそばの上に、アオサとシラスと青ネギが載っています。
で、まずはツユからいってみると、出汁感そこそこながら、濃い口醤油メインで甘み程々の味付けはしっかり濃いめなのが良いですね。そこに、具のアオサとネギの風味も加わって、これが、もう。
またソバは、茹で麺ですが、蕎麦的風味と噛み応えは、しっかりと感じられたような。
具は先述のとおりで、組み合わせ的にはあっさりといける感じです。あと、生玉子も合いそうですね。
こちらは、一緒にいただいた品。
ワサビの載ったご飯は、以前、修善寺駅でもいただいたことがありますが、こちらのはそれよりも、良い意味でジャンク感があるというか。
提供時、店員さんから「よく混ぜて食べて下さい」と言われましたが、そうするとワサビが全体に混ざることによって辛味が程よくなります。あと、鰹節の他、しっかりと旨味が効いているのも良し。
というわけで、そばもご飯も、美味しくいただいて満足いたしました。
ごちそうさまです。
令和6年12月訪問
令和6年12月も下旬に入ったこの日から、青春18きっぷを使った旅に出ることに。よってこれから暫く、その旅の途中でいいただいたもののネタが続きますが、の1発目がこちら。
未だ夜が明けぬうち、自宅最寄り駅を出発し、途中2度ほど乗り換えて、午前9時過ぎ、大船駅に到着。今回大船駅で降りて、ここにあるJR東日本クロスステーションの『濱そば』でわざわざ食べようかと思ったのは、ここのお店のツユが、かつて存在した『大船軒』(会社としては令和5年4月1日、JR東日本クロスステーションに吸収合併)の味を再現したものに替わったという話を聞いたので。大船軒自体は、当ブログを始めた後だけでも、大船駅や本郷台駅に在ったお店などでいただいたことがあり、その回数は決して多くありませんが、個人的にも思い出の味なんですよね。
そんなわけで列車を降りたあと、コンコース内にあるお店へと。すると店頭に額入りで、「つゆが変わりました。鰹節と醤油の香り!大船・藤沢ホーム上の駅そばで愛された甘めのつゆをお楽しみ下さい!」という張り紙が。
それを見て安心しつつ、店内に入って券売機で食券購入。ツユの味を堪能するならかけそば一択、というのはわかっているんですが、つい、朝限定の、とろ玉たぬきつねそばの食券を買ってしまいました。
で、食券提出から程なくして提供。あいた席に持ち帰って、早速ツユに口を付けると、これが、もう。謳い文句通り、しっかり甘みを感じるツユは、かつて大船軒いただいた時に書いた、当ブログの記事とも一致。また甘みだけではなく、出汁感のほか、しっかりとした醤油っ気や塩気も感じられるのが良いですね。
またソバは、茹で時間からして茹で麺でしょうか?口に入れると若干モソっとする、動きが鈍い系統の麺ですが、それはそれで食べ応えとなり、ソバ自体の味は悪くなく、個人的には、嫌いじゃないタイプというか。
あと、具で甘辛い油揚げが入ってる影響を受け、後半はツユの味が更に甘くなるように感じますが、逆に朝限定メニューだけあって、朝の糖分補給にぴったり。もちろん、揚げ玉や半熟卵との相性も、悪い筈がありません。
というわけで、美味しくいただいたのですが、先述のとおり大船軒は数回しか食べた事がないにもかかわらず、どこか懐かしく感じる味わいでもあったというか。
ごちそうさまでした。
令和6年12月訪問
(この記事が公開されるのは2月ですが)12月も半ばとなり、寒い日が続く今日この頃。そんな時に食べたくなるのは、何でしょうか?
って、当ブログ的にも、寒さにかこつけて色々食べてきましたが、この日食べたくなったのは、美月さんのけんちんうどん。前回家人がいただいていたのがずっと頭に残っていた、というのもありまして。
それで、今回も家人と共にお伺いして、家人はけんちんうどんの単品を、私は定番のセットメニューとなっているけんちんうどんとミニとろろめしのセットをお願いしました。
それで提供されたら、早速うどんとけんちん汁を適宜呑水に取り、まずは汁からいってみると、これが、もう!味噌仕立てのけんちん汁は、肉っ気のない正統派で、具材は豆腐の他、油揚げと、たっぷりの根菜類がメイン。で、それらや出汁の旨味、味噌のまろみ、更には具材を炒める時?のごま油の香りが渾然一体となった味わいが、もう。けんちん汁は、自分でもたまに作ったりするのですが、この味わいは出せないんだよなぁ。
またそこに入る、こちらのお店の命とも言えるうどんは、もっちり系の食感。つゆに浸かっている分、冷たいつけ麺タイプよりよりも噛み応えは穏やかになりますが、個人的にはそれでも十分というか、このくらいが好みというか。で、素朴な味のうどんに、前述のけんちん汁が徐々に染みるのも良い感じです。
あとセットのミニとろろめしも、とろろの味がしっかりと決まっていて、これまた良い感じ。自家製の小鉢(今回は白菜などの漬け物)も、良い味しています。
こちらは、家人がいただいた品。もっとも、例によって味見させて貰ったというか、食べきれない分は私がいただきましたが。それはともかくとして、家人も「美味しい」と。
というわけで、今回も、どれもたいへん美味しくいただいて、満足いたしました。ごちそうさまです。
令和6年12月訪問
この記事が公開されるのは令和7年の2月ですが、今回こちらのお店にお伺いした時は12月の始め。師走に入るとなぜか公私共に慌ただしくなったりするのですが、この時も時間的、精神的に余裕がないなか、お昼時にこのあたりをクルマで走っていて、どこで食べるか考えるのも面倒だったので、先日お伺いしたばかりだけどいいやとばかりに駐車場へと。並ぶほど混まずに、時間を掛けずに食べられるお店なので、こういう時重宝するんですよね。
それで今回は先述の通り精神的余裕がなかったので、間違いが無いようにと、先日いただいた鴨南蛮そばをチョイス。大盛にして生玉子まで付けてしまいました。
【鴨南蛮そば(温) 820円 + そば大盛 100円 + 生たまご 80円】
で、前回同様、受け取ると鴨特有の大変食欲をそそられる香りが漂ってきて今回も期待が高まったのですが、生玉子を割り入れたのち、まずはツユから行ってみると、「あれ?!」と。いや、出汁も効いて、そこに鴨とネギの風味や旨味もプラスされていて、さらに七味なんか振れば、もう、今回も最高な味わいのツユなのですが、前回感じた、濃いくらいの、私の好みバッチリの味付けが、すっかり普通の濃さになってしまっていたというか……。
そりゃ、濃い味ばかり食べていると、身体に良くないとは判っているんだ。でも私は、しょっぱさも旨さだと思う人間なので、特に今回は、ガツンとくる濃い味のが食べたかったんだ。でもって、こういう時に限って、生玉子まで追加しちゃっているものだから、更に薄く感じるというか。
もっとも、相変わらず鴨肉はゴロゴロ入っているし、七分通り火が入ったネギのシャキ感も良いし、細めのソバは、ツルシャキのゆで太郎さんクオリティだし、私がしょっぱい物好きで無ければ、問題なく美味しくいただいたんですけどね。
ごちそうさまでした。
令和6年12月訪問
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