趣味の活動記録。
【タイトル題字:細身のシャイボーイ様】
ここ何年か、この時期になると仕事にかこつけてお伺いしている竹末さんの本店ですが、今年はなかなかその機会が作れずに悶々としていたところ、この日ようやくという感じでそのチャンスが。(実際のところ、普段からお伺いできないような場所にはないのですが、週末は行列が凄いもので……。)
それで正午を少々過ぎた頃、お店に到着。ラッキーなことに並びはなく、そのまま入店、注文とスムースにいったのですが、逆にスムースすぎて今回何をいただくか頭の中でまとめきれておらず、とりあえず一番好きな組み合わせでお願いしました。
それがこの、二代目UWO(ウオ)の味玉入り太麺変更。
早速スープからいってみると、濃密だけど適度にサラっとした鶏白湯に適度な魚風味が効かされて、味付けも良い塩梅。更にそこに、タマネギ、白ネギ、貝割れ菜といった薬味的具が清涼感や刺激を加えて、これが。ちょっと前から鶏白湯ベースのラーメンを出すお店が増えていますが、こちらの二代目スープの完成度というか洗練度はやっぱり抜けているなぁ、と改めて思いました。
また、通常のものから変更した太麺、といっても常識的な太さりのものですが、表面のテクスチャはツルッと感があり、噛むと密度感とそれ由来の硬質な弾力が感じられます。そういえば前回、標準の麺も良いと思ったのですが、やっぱりこの太麺も、このスープに合いますね。
そして具は、厚切りのチャーシューが、柔らか過ぎない歯ごたえと適度な味付けで存在感あります。あと今日の青菜は青梗菜。結構水っぽい野菜ですが、スープがしっかりしているので上手く合っいるような。それと追加の味玉は、黄身のトロっと感もさることながら、甘みのある味付がラーメンに良いアクセントを加えているような。
というわけで、美味しくいただいて、かつ久しぶりの本店の味を堪能させていただきました。ごちそうさまです。
令和4年2月訪問
個人的には好きで、かつわりと食べ歩いている、栃木県北部のローカルメニューの「冷やし(ひたし)そば・うどん」ですが、有名なお店が抜けていました。
その事に気付いたこの日。バイクを大田原市内まで。
さすがに有名なお店とあって、駐車場は車の出入りが多かったというか、私の前を走っていたクルマも、こちらのお店の駐車場に入っていったのにはびっくりしました。
そこの隅の方にバイクを停め、個人的にはとても懐かしく感じるというか、私が生まれ育った頃の食堂の雰囲気を持つお店に入店。店内はテーブル席が4卓と小上がりが2卓あり、テーブル席は全て埋まっている状態でした。
履いていたのがブーツゆえあまり脱ぎたくはなかったものの、贅沢は言ってられないので小上がりに座り、お品書きを見たところ、食堂だけあってご飯ものもあるんですね。でも、食べる品は決まっていたので、それを大盛りでお願いしました。
それがこの、(冷やし)ミックス。冷やし(ひたし)自体、栃木県北の一部にしかないローカルメニューですが、更にそのうちの一部のお店は、その冷やし(ひたし)でソバとウドンの合盛りを提供していて、そのすべてが、私が知る限り「ミックス」という名前になっているんですよね。
で、こちらのは、ウドンの上にソバが載っているタイプ。
なのでまずは、ソバから、最初は何も付けずにいってみると、気取らない見た目の中にも、蕎麦の香りやシコっとした食感が良い感じ。
次に、ツユに浸けていただけば、これがまた。ツユ自体は、出汁感そこそこで、濃い口調油が全面に来てみりんの甘味が少ないスパルタンな味付けですが、そこに、かなり大きなかき揚げがコクを加えています。
またその天ぷらは、タマネギがメインでしょうか。香ばしく揚がって、かつ、ツユとの馴染みは良いものの溶けたりはしないので、ちょっとづつちぎってソバと一緒に口に入れると吉。また溶けないため、最後まで楽しめるのも良いですね。
で、ソバを概ね食べ終わったあとで、おもむろにウドンをいってみると、冷たく絞められたそれは、表面はツルっと感もあるものの、芯はガシっとした噛み応えが。これは啜るというよりもガシガシと噛んで味わうと良いタイプですね。そして噛めば小麦の味が広がります。
それと、麺の上に載っていたホウレン草が何気にフレッシュだったのも良かったというか。
というわけで、美味しくいただき、またお値段を考えるとかなりボリューミーだったので、その両方で満足いたしました。
また、帰りにブーツを履いていると、お店の方が「お手数おかけしてすみません」と。そういった、ちょっとした心遣いも嬉しかったです。
ごちそうさまでした。
令和4年2月訪問
2月中旬のある土曜日。この日は、家人と宇都宮市で朝イチから某ワクチンの3回め接種を受けることに。これまでの2回の経験からわりと辛い副反応が予想されたので、せめてその前に朝ラーでもキメてからと思ってお伺いしたのが、接種会場からクルマで10分ほどのところにあることらのお店。
で、こちらは以前よりとても気になっていたけどお伺いする機会が作れなかったお店だったことに加え、2月下旬までの期間限定で(お伺いした2月中旬の話。この記事を書いている2月下旬に、3月上旬までの延長がお店のSNSで告知されました。)朝ラー営業を始められたとのことで、このチャンス(人気店でも朝は比較的空いていることか多いので。)にぜひお伺いしたいと思っていました。
それでこの日は高速道路を使って、午前7時半過ぎにお店に到着。駐車場がとてもわかりやすかったのが有り難く、すんなりとクルマを停めることが。その後、お店に入ったところ先客が数組。店主さんから「いらっしゃいませ」と声をかけられ、その際に指定された席に座ると、店主さん自らノンカフェインのルイボスティーが出されると共に、詳しいメニューの説明がありました。
それを聞いて私がお願いしたのが、限定メニューであるポルチーニ茸の塩らーめん。
提供された時、とても美しいというか華やかな盛り付けにちょっと驚いたのですが、まずはスープからいってみたところ、これが、もう!ベースは鶏でしょうか?そこにポルチーニ茸っぽいキノコの旨味、更に乳脂肪的なコクのある旨味などが加わって、とても立体的な味。しかも、無化調とあって、風通しの良さも兼備された、何とも心憎いスープじゃありませんか。それと、個人的には風味的にキノコの主張が強すぎないのも良いとも思ったのですが、きのこ類がどちらかというと苦手な家人が味見したところ「きのこの風味が凄い」との感想。このあたりは、食べ慣れ具合で受け取り方が変わるものなんですね。
また麺は、細くてウェーブがかったものですが、全粒粉っぽいつぶつぶ感が見て取れます。で、口に入れると、その全粒粉っぽい香りがスープと相まって、また。シコっとした食感も良いですね。
そして具は、まず、丼の中央に載った2種類のチャーシューが。上のレアっぽいのは豚肉でしょうか?そしてその下の白っぽいのは鶏肉でしょうか?どちらも言葉にすると「しっとり」ですが、肉ごとの食感の違いが際立ち、更に肉とラーメンを引き立てる味付けも。他にも、ポルチーニ茸のほか、ブロッコリーやカリフラワー、グリーンリーフといったラーメンらしからぬ取り合わせですが、これらがこのラーメンには良く合っています。
こちらは、朝ラー専用メニューを見た家人が「ピン」と来て注文した品。
店主さんも「よかったらシェアして召し上がってみてください」と言ってくださったので味見させて貰った(っていうか、そんなの関係なしにいつもやってますが……。)ところ、これも、また!
まず、トマトの味わいが、くどくないけどしっかりしているのにびっくり。そこにハーブなどが合わさって、これまた味が立体的ですね。
また麺も、私がいただいたのと違っていて、その小麦小麦した風味とプリシコっとした食感も良い感じでした。
というわけで、どちらも大変美味しくいただいたのですが、もっと早く、お店にお伺いしていれば、と後悔しきり。そうすれば提供が終わってしまった、凝った限定品も食べられたわけですし。でも今度は逆に、シンプルな品もぜひいただいてみたくなったというか、また、できれば朝ラーをされている期間内にお伺いしたいと思います。
ごちそうさまでした。
令和4年2月訪問
2月半ばのとある平日のこと。お昼時、駐車場がいっぱいで諦めることが何度かあった(っていうか、間が悪いことに、お伺いしようと思った時に限ってそうなんですよね。)こちらのお店ですが、お店の前の県道、通称烏山街道を通りかかったところ、何とガラガラ。珍しいことがあるものだと思うと同時に、こんな時じゃないと昼休みの時間内に食べられない!と思い、即座にクルマを方向転換して駐車場にクルマを入れました。
入店すると、クルマの台数よりも多い先客がいたのですが、とりあえず食券を購入。幸いカウンターは空いていたので、店員さんに確認してそこに座り、早速食券を提出。そうしている間に後続が次々と入店し、食べ始める頃にはカウンターも満席となっていました。
それで今回いただいたのは、昼限定メニューの中から、磯ラーメンを塩味で。そういえばこちらのお店に初めてお伺いした時もいただいた品ですね。
で、まずは一面に乗ったバラ海苔を避けてレンゲでスープをいってみると、これが、もう。ベースは地鶏でしょうか?どちらかというと澄んだ出汁ですが、旨味が丸いというか、ふくよかというか。そこに、表面の油も適度に効いていて良い感じ。また塩ダレ?の味加減も絶妙というか、味付けにも秘密があるんですかね。白ネギの薬味も効いていて、ほんと、当たりは柔らかくも、しっかりとした滋味深い味わいです。
そして麺は、かなり細めのストレート麺ですが、最初は歯切れの良さを、続いてしっとりとした口当たりを感じます。麺自体の味も適度に主張するのが良いですね。
それと具ですが、たっぷりのバラ海苔が味の印象というか方向性をキメていますが、その下に覗く柔らかなチャーシューも、また。ホロホロっとしつつもかなり厚みがあって肉食ってる感もあり、ラーメンの味を邪魔しない味付けもお見事。量もたっぷりに感じました。あとシャクシャクした穂先メンマも良い塩梅です。
こちらは、一緒にいただいた品。見てのとおりTKGですが、付属の醤油?タレ?が一工夫してあるかのような味わいです。
で、ここに、ラーメンに付いている穴開きレンゲでバラ海苔を掬って投入してみたところ、これも、また!言うまでもなく海苔と玉子は相性良いですし、これはやってよかったアレンジですね。
というわけで、美味しくいただいて満足させていただきました。
他の昼限定メニューも改めて気になりますし、また近いうちにお伺いしたいですね。(駐車場、空いていると良いな。)
ごちそうさまでした。
令和4年2月訪問
平日は仕事の関係で、ランチの際、県北のお店にはなかなかお伺いできないのですが、色々あってこの日は珍しく、JR西那須野駅近くのこちらのお店まで。週末はかなり混雑するところ、平日の、しかも午後1時過ぎとあっては、すんなりと入店、そして着席することができました。
それでこちらの店でいただくのは、県北のローカルフード「冷やし」一択。今回は、野菜のかき揚げ、そばは大盛りでお願い。更に、生玉子も追加してしまいました。
【冷やし野菜のかき揚げ(そば・大盛) 850円 + 生玉子 50円】
注文から程なくして登場後、個人的に冷たいそばを食べる際の儀式みたくなっている、ソバを1本、何も付けずにズルズルっといってみると、幅が広めのそれは、ソリッドかつ噛み応えがあって、ちょっと特徴的な食感。個人的には、これこそが、かどやさんのソバだよなぁ、といただく度に思ったりします。
次はソバを、予めかき揚げや玉子が入ったツユに浸けていただけば、これが、もう。味付けは、濃口醤油が立った当地らしいものですが、醤油っ気、甘味ともに個人的には適度な塩梅。味の濃さも、「もり」や「ぶっかけ」よりも「かけ」に近い「冷やし」らしい濃さです。またツユの中には白菜が入っていて、これがこちらのオリジナルと思うのですが、自然な甘みを足しているような気がするんですよね。そこに、かき揚げ由来のコクが加わって、無敵状態。途中から生卵の黄身を割ってソバに絡めれば、更なる旨味が。更に、付属の大根おろしを入れても良いですよね。ちなみに、大根おろしの横にあるピリ辛のモヤシも薬味なのですが、個人的にはついつい、単体で箸休め的にいただいてしまいます。
そして最後は、蕎麦湯で〆。それにしても、大盛りって、こんな多かったんでしたっけ。昔はこれよりも多い特盛を軽く平らげていたこともあったのですが。
というわけで、今回も美味しくいただき、満足でございます。ごちそうさまでした。
令和4年2月訪問
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