趣味の活動記録。
【タイトル題字:細身のシャイボーイ様】
日光宇都宮道路下りの日光口パーキングエリアに立ち寄ったあと、目的は達したとばかりに日光インターチェンジで高速を降りて帰宅の途に。それで再び日光インターチェンジから日光宇都宮道路の上り線に乗ったのですが、やっぱり冷たいそばも食べたくなってしまい、腹具合にも余裕があったものだから、今度は上り線の日光口パーキングエリアへ。
(JHの)高速道路のパーキングエリアやサービスエリアでは、上り線と下り線の運営業者が別なのが当たり前なのですが、この日光口パーキングエリアは上り線も下り線も同一業者が運営されているとのことなので。
それにしてもこの上り線のパーキングエリア。日曜日の午前中という時間帯の所為かはわかりませんが、先程立ち寄った下り線と大違いというか、駐車場に止まっていたクルマは1台で、その後バイクが1台入ってきたのみでした。(更にその後、一台入ったきけど、ゴミ捨てが目的だったらしく、手に持ったゴミ袋を捨てられるゴミ箱が無いとわかると知るや、すぐに走り去ってしまいました。)
そんな先ほどとは違う静かな環境のなかでいただくべく食券を購入したのが、栃木県日光市のお隣、鹿沼市を中心に当地で食されているにらそば。もりそばの上に茹でたニラが載っているものです。
その他、栃木県には、私が知る限り、もりそばの上に大根の細切り(生もしくは茹でたもの)が載った大根そばという品もあり、どちらも元々カサ増しのために野菜を載せたそうなのですが、取り合わせの妙というか、蕎麦と一緒にいただくと、これがなかなかな良いマッチングになっているんですよね。
ですが、最初はソバだけをつゆに浸けて啜ってみたところ、香りは夏場とあってかそれほど強烈ではありませんが、瑞々しくツルッとした啜り心地に、適度な歯応えが良い感じ。
またツユは、先ほど下り線でいただいた温かいかけツユ同様、濃口醤油と味醂のバランスが、個人的な感覚だと甘味のやや効いた、一般的には万人向けであろう味わいです。
そして次に、ニラとソバを一緒にツユに浸けていただけば、これが、もう。夏場ゆえ、ニラは繊維が強くザキザキとした食感なのですが、その香りと甘味がソバに加われば、ほんと、気取らない鹿沼、いや栃木の味。うるさ型には、ニラのお陰で蕎麦の香りがなどと言われますが、田舎の蕎麦の食べ方と、都会の洗練された食べ方とを同じ土俵で論じること自体が、個人的にはナンセンスと思ったりして。
というわけで、美味しくいただいて満足したのですが、この日光口パーキングエリア。下り線も上り線も利用する機会がわざわざ作らないと無いというのが残念というか。
ごちそうさまです。
令和3年8月訪問
日曜日のこの日。とある情報を元に、日光市某所で朝からいただけるあるものを目当てにバイクを駆ってお伺いしたところ、情報が間違っていたのかお店は静まり返っていて周囲に人の気配もなく。
で、とても空腹だし、せっかく日光まで来たのにそのまま引き返すのも勿体無いなというときに頭に思い浮かんだのが、日光宇都宮道路の日光口パーキングエリア。というのも、こちらには以前、下り線のに一度お伺いしたことがあったのですが、確か売店で出されているそばが生蕎麦を使っていて、しかも朝からいただけたような。
こんなご時世(しかも、栃木県にも緊急事態宣言発令中)なので以前と変わりなく営業しているか不安だったのですが、ネットにも「売店・飲食 午前8時~午後5時」とあるのでとりあえず行ってみたところ、幸いなことに営業中でした。
それにしても、いざパーキングエリアに到着したところ、こんなご時世ながらも、夏休み期間中だけあって子連れの家族や子供の団体のを乗せたバス、更に、これから日光でアウトドア系の遊びをするであろう風体の人たち、そしてもちろん、私と同じようにバイクに乗った人たちなどで、朝から結構賑わっていましたね。
と、前置きが長くなってしまいましたが、そんな中で売店で購入した食券が、ベーシックなかき揚げそばのを。他にも、冷温色々なメニューが有り、更にはッピングも追加でき、その中には私には必須とも言える生卵も有ったのですが、注文したそばが出来上がるまで気付かなかったのは痛恨事でした。
食券を提出後、生蕎麦を茹でて、それを流水で締め、締めたものを再び温めてツユに入れるという調理過程を見ているうちに登場。屋外に向いた席に持ち帰っていただきます。
で、まずはソバからいってみたところ、香り、歯応えともに、まさしく生蕎麦。比較するのもなんですが、こういったところで一般的な茹で麺との違いはハッキリと分かります。
ツユは、出汁感はそこそこ。濃口醤油と味醂のバランスが、個人的な感覚だと甘味のやや効いた、一般的には万人向けであろう味わい。
かき揚げは、カリッとした歯応えで、ツユとあまり馴染まないタイプ。タネは当地らしく野菜がメインのタイプです。
というわけで、美味しくいただいたのですが、温かいそばの味は二度に渡って堪能したので、今度はぜひとも冷たいそばをいってみたいですね。
ごちそうさまでした。
令和3年8月訪問
近年、SNSでお店の情報を発信されているお店が増えていますが、こちらのお店も、毎日、Twitterを見た人限定メニューを出されているなど積極的に活用されているようで。
っていうか、言いたいのはそんなことではなく、こちらのその限定メニューで夏のうちに一度いただきたかった品があって、それが提供されていたのがこの日。いろいろあって昼の部の閉店時間(14時)近くとなってしまったのですが、なんとかお店にお伺いすることができました。
それにしても、閉店近くにお伺いしたにもかかわらず、嫌な顔ひとつせずむしろ気持ちよく迎え入れてくださって、なんか申し訳ないです。
それで、そのいただいてみたかった限定メニューというのが、この冷やしラーメン。若い頃は夏場でも熱いラーメンを美味しくいただけていたのですが、歳を取って暑さが堪えるようになると、夏場は冷たいものが殊更ありがたくなったという。
登場してまずは、適度に冷えたスープからいってみたところ、「潮(うしお?)」と名前に付くということは、メインの出汁は魚でしょうか。しかも、かなり高級な魚ではというほどの、主張はあるけどくどくない風味が何とも。旨味もしっかり乗っていて、塩ベースの味付けも決まっています。また表面に浮く油は植物性のものですかね?これが足に丸みと良い風味を加えているような。
それと細めの麺は、冷やしだけあって茹でてから締められており、そのお陰か硬質な歯応えと密度感をより堪能できる仕上がり。具のカイワレと一緒に摘んでいただくと、軽いピリッとした刺激が加わって、これも良いですね。
そして具は、冷たいスープに浸かっているのにもかかわらず柔らかいチャーシューが、また。半個入る味玉も、冷たい中にあっても黄身の味が濃いのがよく分かる味わい。当然メンマも抜かりがなく、スープと良く合う生玉ねぎは辛味がないのにびっくり。
そして途中から、上に載ったレモンを絞ると、これも。爽やかな風味と酸味が良い味変になって一層食が進むのですが、同時に繊細な魚の風味も消えるので、若干ですが勿体無い感も。贅沢な悩みですけどね。
というわけで、かねてよりいただきたかった品を美味しくいただき、大変満足いたしました。お店のTwitterによると(この記事を書いている時点では)今年の提供はあと数回とのことで、いただくチャンスはなさそうですが、来年の夏、ぜひともまたいただきたいと思います。
ごちそうさまでした。
令和3年8月訪問
こちらのお店。今年(令和3年)6月に、矢板市の某パチンコ店敷地内(以前は担々麺の専門店が入っていたところ)にオープンした、無化調ラーメンのお店。
その前の道路をよく通ることもあって、開店前から気になり、開店後の週末、何度かお昼時にお伺いしようとしたこともあったのですが、その日は店外待ちが多かったりして断念したことも。
それで開店から約2ヶ月後の平日だったこの日、改めてお伺いしようと、お昼の少し前にお店の前を通ったところ、店外待ちはゼロ。というわけで、すぐさまパチンコ店の駐車場にクルマを入れました。
クルマを降り、入店しようと入口のドアを開けると、磯谷商店の木札が鎮座。たしか栃木市にある製麺所で、以前から県内のラーメン店で聞き覚え、見覚えのある名前ですね。
女性の店員さんにカウンター席に案内されると早速注文。こちらのラーメンは塩味と醤油味の二本立てのようですが、今回はおしながきの前方というかはじめの方に書いてあった塩味のメニューの中から鶏つくね汐蕎麦に、那須御養卵の味玉を追加してお願い。注文から程なくして、店主さんからラーメンを手渡されました。
【鶏つくね汐蕎麦 950円 + 那須御養卵の味玉 100円】
そのラーメン。まずは見た目ですが、何ていうか、きれいに「整って」いますねぇ。スープはほんの僅かに濁りがあり、そこに浮いた油は黄味がかった色からして鶏油でしょうか?あと薬味的なものは、三つ葉が目立つほか、ネギ、更には紫タマネギが珍しく感じました
で、早速スープからいってみたところ、これが。無化調ラーメンも色々なタイプがありますが、こちらのはアタックは穏やかなれど、じんわりじわじわと味わいが広がって行くように感じ、更にそこに、薬味のフレッシュ感が彩りを添えているような。ちなみに、出汁は鶏と水のみで炊いたとのことですが、それだけじゃなさげな奥行きのある旨味を感じるのは、良い塩梅に効かされた塩ダレにも秘密があるんですかね。
また麺は、かなり細めでゆるっとウェーブがかったもの。塩味のスープなのでその香りを強く感じるのですが、更に表面には色の濃い粒粒が見えるので、その香りのもとは全粒粉でしょうか?
そして具ですが、鶏つくねはホロっとした食感と、鶏と香味野菜の味わいが、また。チャーシューはローストポークのようにさっぱりかつあっさりとしたタイプで、このラーメンとはキャラクターがとても合っています。あと太いメンマもしっかりと仕事が施され、追加の味玉は黄身及び白身の一部がトロトロなタイプ。塩気は強くなく、醤油っ気が主張しないのは、卵本来の味わいを堪能させるのと、塩味のラーメンにも合うようにですかね。
というわけで美味しくいただいたのですが、今度はぜひとも醤油味のもいただいてみたいのはもちろん、餃子など、魅力的なサイドメニューもいってみたいところですね。
ごちそうさまでした。
令和3年8月訪問
平日のこの日、仕事を中抜けして、相方と共に所用で宇都宮に向かう途中、昼食のために立ち寄ったのが、風の杜ファミリーのこちらのお店。
それにしても、平日にもかかわらず、広めの駐車場にほとんど空きがなく、大箱のお店もウェイティング客こそいなかったものの店内はそこそこ混んでいるって、なんていうか、このグループはどこも人気がありますね。
それで今回私がいただいたのが、風の杜ファミリーでは基本となる宇都宮豚骨にマー油が入った、こちらのお店では「黒龍」というネーミングとなる品。卓上にセットされたタブレットを使っての注文時、味玉入りにしたまでは良かったものの、タブレットの画面をよく見ないで、確か「替玉入り」というような注文をしたら、最初から標準+替玉相当分麺量が丼に入ってきたのはちょいとやってしまったというか。
なので麺が伸びないうちにと焦りつつも、まずはスープからいってみると、スムースな白湯豚骨をベースに、香り良いマー油もくどすぎず効き、更には、チャーシューの上に載った辛味噌がアクセントに。ほんと、ソツがないというか。
また麺は、極細低加水ストレート麺。茹で加減はバリカタでお願いしたので最初はパキっとした小気味いい歯応えが楽しめました。
そして具は、焼き目の付いたチャーシューが圧巻。肉増しにしなくとも、十分な存在感があると思います。それと追加した味玉は、黄身の固まり加減、味加減とも丁度良く。
で、途中から、注文後に予め用意しておいた、紅ショウガや辛子高菜、おろしニンニクで味変しながら一気にいただくも、先述のとおり替玉分まで一気に来たたので、どんなに急いで食べても、最後はちょっとシナシナっとなってしまったという。もっとも、それはそれで麺が馴染む感があって悪くないんですがね。
こちらは、相方がいただいた品。
ほんのちょっとだけ味見させてもらったのですが、まずは唐辛子の辛さがしっかりとあって、旨味も、スープだけじゃなく麻婆からも感じられてこれが、また。あとニンニクがかなり効いているのが、個人的には好みでしたね。
というわけで、どれも美味しくいただいた筈なのですが、実はいただく前から、すぐ近くにいた2人組の若い男性客や中年男女のグループが、ノーマスクかつ声高におしゃべりを続けていたため、それがラーメンの味より気になって。(相方も「ラーメンは美味しいのに……。」と。)お店も厳しい状況の中、せっかく感染症対策を講じて営業しているのに、ほんと、残念でした。
この記事を書いている時点で、新型コロナウイルスの感染者数が過去最高を更新し続けている状況ですが、いつの日か、感染症対策なんて声高に言わなくて良いようになったら、こちらで今回の品をまたゆっくり味わいたいものです。(あ、替玉は別に頼みますけどね。)
ごちそうさまでした。
令和3年8月訪問
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