趣味の活動記録。
【タイトル題字:細身のシャイボーイ様】
とある日曜日の朝。この日は昼に用事があったので、バイク乗ってのラーメンは朝に限られていたところ、今回は今年に入って何度かお伺いしている、宇都宮市にあるこちらのお店まで。お店のTwitterアカウントで、この日の朝ラーメニュー、限定メニューはチェック済みだったりします。
それで今回は、限定メニューの中から蛤と干し貝柱のら~めんを。塩味と醤油味から選べたので、今回は塩味をチョイスしました。
程なくして登場したその蛤と干し貝柱のら~めん。まず見た目的に、貝出汁のせいか少し白濁したスープに、蛤が沢山。朝の部のラストオーダーが近かったため店主さんにお気遣いいただいたとはいえ、かなりの個数が乗っていますね。
で、早速スープからいってみたところ、予想では貝出汁の風味がゴリゴリ来るかと思いきや、最初に口内をノックしたのは、これまでいただいてきたこちらのラーメンにも共通するような、どことなくミルキーな鶏っぽい軟らかい風味。こちらのお店のラーメンであることを主張する、とても食欲をそそる風味だと思います。で、そこに、この品では干し貝柱や具の蛤からの旨味がプラスされているような。これにしたって、イマドキの一部のお店でやられているようなこれでもかという抽出ではなく、節度感のあるプラスアルファですね。更に、真ん中に乗っているのはアオサでしょうか?その風味がとても良く合います。
また麺は、何度かいただくうちにすっかりとおなじみになった、中細の全粒粉を使用しているかのような見た目のもの。プリシコモチっとした食感で、ちょっと強めの香りが個性を主張しています。
それと具は先述のとおりたっぷりの蛤や風味の良いアオサの他、シャクっと軟らかい穂先メンマが。あとこちらのお店のラーメンに共通して乗っている、ややモシャっとした葉っぱを刻んだものの正体は何なんですかね。風味を邪魔せず、フレッシュ感をプラスしているように感じるのですが。
というわけで、今回も美味しくいただいたのですが、私の舌の経験と知識が不足なため、いろいろと不明な点も残った次第。そんな奥深さに、また朝ラーの時は(自宅から結構遠いけど)お伺いしてしまいそうです。
ごちそうさまでした。
令和4年5月訪問
5月下旬ともなると、昼は軽く夏日を超える気温になるため、メッシュのライディングジャケットを着てバイクで走っている時は涼しくても、信号待ちなんかだと汗がタラリと。そんな中、お伺いしたのが矢板市のこちらのお店。
というのも、お店のTwitterアカウントから、本日はこんな暑い日にピッタリの限定メニューの提供があると知ったもので。
土曜日の昼の部開店時刻(午前11時30分)を少しだけ回った頃に到着したところ、店内は既に先客が数組。店員さんに促され消毒して入店後、入口付近のホワイトボードを確認。お目当ての品があることを確認し、カウンターに着席後、間髪入れずに注文してしまいました。
それがこの、泡とろ冷やし坦々。まず見た目からしてクリーミーというか、スープがきめ細やかに泡立ったているのが見て取れます。その表面には、ラー油の他、コショウ?が散らされ、具の配置と相まってちょっとオシャレ感ありますね。
それで早速スープからいってみたところ、第一印象は泡のお陰かクリーミーな感じがありまろやか。しかしながら、その後から、いろいろな風味や旨味が出てくるというか。旨味的には何の出汁でしょうか?私の舌では一回味わっただけでは見当も付きませんが、くどくなく攻めすぎないベースという印象。そこに、ナッツの香ばしさや唐辛子などの辛味、ネギ類のフレッシュな葷の風味、あと忘れちゃならない味のしっかりした肉味噌(そぼろ)などが賑やかに味を作り上げるものの、全体の印象としても散らからずくどくなく攻めすぎないというか、しっかりと節度のある味わいに感じます。ちなみに辛さは結構強めというか、辛いものが比較的得意な筈の私も、しっかりと辛いと感じました。もっとも、これも辛過ぎはせず、十分に味わっていただける範囲だと思いますが。
また麺は、おなじみの全粒粉使用の細麺でしょうか?この細麺は、冷たくても弾力がしっかりとあるところが良く、スープとの相性も良い感じ。
そして具は、先述のクラッシュナッツやネギ類、肉味噌の他、黄身がトロっとして良い味加減の味玉が半個乗っています。
あと、個人的にこの品でとても感心したのが、味変用のトマトペースト。提供される際、店主さんから麺と絡めて召し上がってくださいと言われたのですが、これが爽やかな酸味の他、濃厚な旨味もプラスして、これが、もう!担々麺の味変にトマトという発想も凄いと思いますが、プラスすることにより味が一段階上がるというのもさすがだと。
というわけでお目当ての限定メニューを美味しくいただき、満足いたしました。
で、こちらのお店。この品に限らず、わりと多くの限定メニューが提供されているのですが、またタイミングが合えばいただいてみたいですね。
ごちそうさまでした。
令和4年5月訪問
5月も下旬ともなると、朝でも暖かくなると思いきや、ラフにバイクに乗るにはちょうとばかり寒かったりします。でも、しっかりとウインドブレーカーを着込んで乗っていると、昇ってきた太陽に体を温められ、そろそろ脱ごうかと思いつつ走っていた時に到着したのが大田原市の美原公園に隣接するこちらのお店。
そんな時だったので、店内の「冷やしおおのはじめました」という貼り紙を見たら、注文するのはそれ一択になりました。
その冷やしおおの。パっと見、氷が数個浮かんでいる以外は、ゆずをあしらった塩ラーメンというビジュアル。浮いている油は植物性のものですかね。
で、早速スープからいってみると、旨味と共に、これが味の心柱というべきまろやかだけど濃いめの塩気がガツンと。出汁は、食べ逃した昨年のバージョンだと鯛煮干しと昆布でしたが、今年はどうなんですかね。荒々しいところがない、でもちょっとだけ魚っぽいビターな風味もあるような味わいなのですが。(結局確信がもてない。)そこに、柚の香りがうまい具合に合っています。
また麺は、スクエアな断面の太めの縮れ麺。密度感を感じるいうか、元々がモチモチしていたものを冷やしたので硬度が増したような歯応え。冷たい麺だと、つい、ツルツルと飲み込んでしまいますが、これはしっかりと噛んで味わったほうが良い気が。
そして具は、ユズの他、笹切りのネギがシャキシャキ感とマイルドな刺激のアクセント。チャーシューの代わりに生ハムが乗り、メンマはシャクっと柔らかくプレーンな味わいの穂先メンマです。
というわけで美味しくいただいたのですが、これからもっと暑くなると更に美味しく感じる一杯(今回も結局のところ、塩気が強いと感じたスープが、後をひくというか結局は全部飲んでしまいました……。)じゃないでしょうか。
ごちそうさまでした。
令和4年5月訪問
色々あって午後からの出勤だったこの日。せっかくなので、その道すがら、ラーメンでも決めてから出勤しようとした時に思い浮かんだのが、その混み具合故最近なかなか足が向かなくなってしまっているこちらのお店。開店直後だったら食べてもこの日の仕事に間に合うと、喜び勇んで家を出たものの、お店に着いた午前11時をちょっとだけ過ぎた時だったので、バイクは停められたものの店頭には入店待ちの人が5,6人という状態でした。
それでも、時間的にはまだ大丈夫だったので暫く待つのを覚悟していたところ、カウンターに空きができ、先に待っていたお客さんも皆グループ客だったこともあり快く譲ってくれたので、思いの外早く入店できることに。
カウンターに座り早速注文を告げたのですが、久しぶりだったのであるものを追加するのを忘れてしまったという。
注文から調理開始まで早かったので、あまり待たずに登場した今回のラーメンは、裏メニュー(でも皆わりと普通に注文していますが)となる塩ワンタンメン。ここに那須御養卵の塩ゆで卵を追加するのが、個人的にこちらのお店での最強の組合わせだと思っていますが、その塩ゆで卵を忘れてしまったんですよね。
ですが気を取り直して、まずはスープからいってみると、出汁の風味と旨味が濃いですね。出汁は鶏がメインだと思いますが、それ以外にもキャッチーな旨味もあるような。これは塩ラーメンだけに入るワカメのお陰でしょうか?味付けの塩気はバッチリ丁度良く、そこにゴマの香ばしさがほんとに良いアクセントになって、これが、もう!
そんなスープも旨いのですが、やっぱりこちらのお店の本命は手打ちの麺。表面のポコポコ感が啜る時に心地良く、白河系ではトップクラス(私調べ)のシコっとした歯応えが、また!
更にワンタンは、白河らしい極薄タイプ。タネは鶏肉とネギでしょうか。単体では皮のツルピョロっとした食感を楽しみ、次は麺と一緒に口に入れ2つの食感の違いを味わうという贅沢な楽しみ方が、このメニューならではかと。
あと忘れちゃいけないのチャーシューは、ミシっと噛みごたえのあるタイプで、味加減バッチリ、スモーキーで実に良い仕上がり。モヤシや、先述のワカメも合ってますね。
というわけで、大変美味しくいただきとても満足したのですが、こちらのお店の塩味は、塩ラーメンの個人的好みのトップの一角に、必ず入る味だと再認識した次第でごさいます。
ごちそうさまでした。
令和4年5月訪問
5月下旬のとある土日にかけて、新潟県にソロキャンプに行ったはずが、行きがけに2軒食べ歩いたことにより、なぜかラーメン食べ歩きの様相を呈している今回のツーリング。それでも当初はその2店舗だけ食べて帰ろうという予定だったものの、キャンプ地が長岡市ということもあり、「せっかく長岡市に泊まっているのだから、帰りに新潟5大ラーメンの1つである長岡生姜醤油ラーメンを食べていかないと」と、急遽予定を変更することに。それでどうせなら、超有名店の本店格のお店にお伺いしてみようと、こちらのお店をロックオンした次第。
どうでもいい話ですが、これで新潟市のあっさり醤油ラーメン(こことかこことか)と濃厚味噌ラーメン(こことか)、燕市と三条市の煮干し背脂ラーメン(こことかこことか)、前の記事であげた三条市のカレーラーメンと、新潟5大ラーメンと呼ばれるラーメンの5種類全てを、当地で食べたことになるんですよね。
そんな訳で、キャンプ場からナビアプリの指示に従い、長岡市内の中心部へ。ちなみに今回のキャンプ場は、長岡市と言っても平成の大合併で編入された日本海に面する旧和島村にあったので、出発してから約1時間かかりましたが。
キャンプの撤収に手間取ったこともあり、JR宮内駅のロータリーに面したお店裏手の駐車場に到着したのは開店時刻の午前11時を20分近く過ぎたところ。駐車場は空きがあり「これは待たずに入れるかな」と淡い期待を抱きつつバイクを停めお店の方へと向かったところ、現実は甘くなかったようで、既に10人ほどの行列ができていました。もっとも回転は早く、また前に並んでいた2人組が譲ってくれたこともあり、待ち始めてから10分少々で入店することが。
お店に入ると、とても長細い店内はカウンター席のみ。そのカウンターが、ものすごく歴史を感じるコンクリート製というのがたまらないというか、このお店の雰囲気を味わえただけで、ここまで来た甲斐がありました。
そこの空いたところに座り、待っている間に店頭の券売機で購入した食券をカウンター上に。メニューはラーメンとチャーシュー麺の2種類(の並盛り(麺量約175g)と大盛り(麺量約250g))のみで、あとトッピングと酒類という感じ。ただ、自家製麺のトッピングが50円と100円があるなど、見ただけでは一部不明なところも。そんなこともあっつて、一番ベーシックな青島ラーメンの並盛りにしました。
着席して食券を置いてから、2ロット目で完成した私の青島ラーメン。丼を目の前に置かれただけで、食欲をそそるショウガの香りが漂ってきます。
それでまずはスープからいってみたところ、出汁は豚骨+香味野菜+たっぷりの生姜とのことですが、その旨味に、醤油の風味と若干甘みのある味付けが濃い目がバシっと。そこに液体脂のコクと甘みも加わって、昔ながらとの味わいというか、初めてなのにどこか懐かしさも感じる味わいです。
またノーマルの麺は、中くらいの太さでしょうか。やや硬質な口当たりに、噛むと弾力というよりも歯応えを感じます。スープの味付けが濃いので、このしっかりとした食感の麺がピタリと合ってますね。
そして具のチャーシューは、軟らかいけど肉はミシっと、脂身はプリっと噛み応えもあるタイプ。醤油が効いた昔ながらの味わいです。ホウレン草は生のものをアルデンテの茹で加減で。フレッシュ感が良いですね。メンマは、あっさりしているけど発酵風味もしっかり。あと海苔とナルトが、このラーメンには必須というか、とても良く合っていました。
というわけで美味しくいただいたのですが、歴史を感じる店内でいただく歴史を感じる一杯は、単純な味だけにとどまらない魅力があったというか。
ごちそうさまでした。
令和4年5月訪問
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