趣味の活動記録。
【タイトル題字:細身のシャイボーイ様】
こんなご時世になって以来、これまでお伺いしていたお店でも、申し訳ないですがその混雑ぶり(っていうか、人気店の宿命ですが、食事時に大騒ぎする人の多さ。)から足が遠のいてしまっているところもございまして。って言い訳じみた書き出しになってしまいましたが、こちらの花の季さんもそのひとつ。
ですがこの日は平日。週末に比べてお客さんも落ち着いているかなと思ってお伺いしたところ、到着した開店から15分ほどというタイミングで既に、駐車場は店舗裏手のほうしか空いていなく、更に入店待ちが数組という状況です。
もっとも、この日は何をいただくか決めていなかったので、待つ間にお品書きや待合室の壁に貼られた限定メニューを見つつ、久しぶりだから定番のバカうまにするか、一番のお気に入りのたんめんにするか、ここ暫く前から毎回いただいていている野菜メニューはどうするかなど悩んでいたらあっという間に案内があり、席についたら早速注文。サービスで出される大根の甘酢漬けをいただきつつ、それから15分ほどで、注文した品々が登場しました。
で、悩んだ末で今回いただいたのが、確か数日前から提供が始まった、冬季限定の花の季味噌ラーメン。
まずはスープからいってみたところ、これが、もう。第一印象は自家製味噌の風味の素晴らしさで、次にくるのはそれをメインとした味付け絶妙さ。更に深く味わってみると、味噌がかなり強いもののくどさはなく、加えてベースの出汁の他、後述する具材からも風味と旨味が加わっています。そして味付けも、最近は(個人的にはどらかというと得意でない)積極的に甘みを添加した味噌ラーメンがありますが、こちらのはまろやかさこそあれど甘みは効いておらず、大変好みな味わいですね。
また麺は、タンメンに使われているものと同じでしょうか?バカうまのものよりも厚みと幅がある平打ち麺。口当たりのツルツル感と、噛んだ時のモチモチ感のバランスが、この強めのスープに良く合って、これも。
そして具は、強めに焼き目が付けられて味と風味が増したネギ、ニンジン、大根の他、モヤシに白菜、キクラゲなど野菜がたっぷり。タンメンでもお馴染みですが、こちらのお店は、ほんと、野菜の使い方が上手いと思います。更に、香ばしく焼き目が付けられた歯応えのある大判のチャーシューも印象的でした。
こちらは、一緒にいただいた品、その1。野菜メニューはラーメンに先んじて登場し、それを味わっているうちにラーメンが来ることが多かったのですが、今回はラーメンをいただいている途中でと登場。
で、汁の色でしっかりと煮染まった大根は、強い大根の風味と芯まで染みた汁の味が相まって、これが。汁の出汁は煮干しっぽい風味がしましたが、大根と素朴な魚系の相性は鉄板ですね。
また、添えられている黄色い柚子を使った自家製?柚子胡椒が素晴らしく、個人的には、バカうまラーメンの薬味に是非とも加えたいと思いました。それは無理としても、隣の無人直売所で販売してくれないですかね。(おでんや鍋にめちゃくちゃ合うと思う。)
こちらは、一緒にいただいた品、その2で、個人的には初めていただくというか、以前はご飯すら置いていなかったこちらのお店(昔はサイドメニュー、チェンピンくらいだったと思う。)も、今や平日限定とはいえチャーシュー丼が出てくるようになったんですね。
で、お味の方は、ラーメンの中だととろける印象の、こちらのお店のチャーシューですが、細かめの角切りにされたこれは、しっかりと肉の食感が楽しめる印象。タレは甘味が強めで、薬味は粗みじんの白ネギの他、白煎りゴマ、そして辛子が良い感じでした。
こちらは、家人がいただいた品。
例によって少々味見させて貰いましたが、今回のは魚系の風味が強い印象。家人も、「魚には白コショウ」と言いつつ途中からホワイトペッパーを投入して食べていました。
こちちらは、相方とシェアしていただいたデザート。
比較的しっかりとした硬さのゼリーの中には、キンカンの甘煮が2つも入っていて、これがなんととも爽やかかつ冬の味わい。更に、ナタデココ的食感の小さな立方体が入っていて、食感のアクセントに。
というわけで、気がつけばラーメンに野菜とご飯のサイドメニュー、そしてデザートまでと、花の季さん的フルコース(あ、肉料理がなかったか。)でしたが、どれも美味しくいただき、満足させていただきました。
また、今回は店内も混んでるけど騒がしくなく、落ち着いていたただけたのも良かったです。また平日に、お伺いする機会を作りたいところですね。
ごちそうさまでした。
令和4年2月訪問
立春を過ぎたものの季節が戻ってしまったようなこの日。
寒い中バイクに乗っていたら何故か味が濃いというか濃厚なものがガッツリ食べたくなり、この時思い浮かんだお店のなかからこの時一番近かった、さくら市の国道4号沿いにあるこちらまで。
それで今回は、味が濃い・濃厚・ガッツリという欲求があったので、それっぽい品々の中から、濃厚海老つけめんに半ライスを添えて。以前、冬季限定で出されていた時、何度かいただいたことがある海老のつけ麺ですが、おしながきに写真入りで載っている=レギュラーメニューになったんですかね。
で、登場してまず感じるのは、グツグツと沸き立つつけ汁から立ち上る、香ばしい海老の香り。そこに極太の麺を浸けていただけば、これが。
まずはつけ汁ですが、ベースは濃厚つけめんのつけ汁と同じでしょうか?どっしりとした動物系メインのベースに、しょっぱみ、甘みが、つけ麺のつけ汁らしくしっかりと効かされ、食欲を刺激するピリっとした辛味がアクセント。更には、そこに今まさに香り立っているように、お店の看板メニューである(ノーマルな)濃厚つけめんの魚粉ではなくエビがガツンと。加えて、麺の上にも小エビと青ネギの小口切りが振りかけられており、それがまた麺をいただく際、香ばしさとクリスプ感をプラスして、またネギが味を引き締めます。
そして麺は、極太のストレート麺。以前はガッチリしつつもグミグミした歯応えが相当強かった記憶があるのですが、これはそののあたりが適度に柔らかくなっていて、極太麺ならではの食べ応えと、麺の太さのわりに食べやすさを兼備させたよう。個人的には、以前のものよりも好きなくらいで、大盛りにしなかっことをちょっと後悔しました。
それと具は、厚めに切られた適度にホロっとしたチャーシューの他、黄身のトロっと具合が絶妙な味玉が最初から載っているのが嬉しいところ。これらは、登場したらすぐにつけ汁の器に沈めて温めておくと良いですね。
途中から卓上のニンニク酢を麺にかけて味変も楽しみつつ麺をひととおり食べ終わった後は、半ライスを避けておいた海苔と共に、つけ汁の容器に投入。味の濃さは卓上の割りスープで調整できますが、ここはひとつ、あまり薄めずに濃いままライスをいただくと、これも、また。濃厚な味わいの汁は、ライスとの相性も良いと思います。
というわけで、この日の味が濃い・濃厚・ガッツリという欲求を、美味しく満たせて満足いたしました。
ごちそうさまです。
令和4年2月訪問
最近、出勤前の朝ラーに何度かお伺いしている矢板市の花火さんですが、この日は週末の朝ラーでお伺い。
ここ何年かで朝営業されているお店が増え、朝ラー好きには嬉しい限り。ですが逆に、お気に入りのお店を全部回りきれないという状況もあったりするものの、そういう時、お伺いするお店を選ぶ際は、味はもちろん、お店の雰囲気や立地も含めた訪問しやすさというのも個人的には大きなファクターだったりするんですよね。で、こちらはそのあたりも申し分ないというか。
それで今回の朝ラーメンは、かけそばを醤油味で。
早速スープからいってみると、澄んでいるけど旨味は十分に引き出された鶏出汁が、ビシっと濃い目に効かされた醤油の風味に負けていません。
また麺は、最近朝ラーメンですっかりと馴染みとなった全粒粉入細麺ですが、食べる度に思うのは、風味があるのはもちろん、細さのわりに弾力があるというか、歯応えをしっかり感じられる麺だな、と。
そして具はネギだけとシンプルですが、前回、かけそばの煮干し白をいただいた時に感じたのと同じく、このネギの存在が大きいというか、この味と香りが麺とスープにまとまりを与え、ラーメン足らしめている存在なんですよね。
こちらは、一緒にいただいた朝限定の品。これをいただきたくて、今回は追い茶漬けセットにしなかったんですよね。
で、登場した時に、上に載った若干平べったい角切りのチャーシュー含め、全体がホカホカ温かいのが何とも嬉しい限り。
味の構成的には、チャーシューとタレの他、ご飯の上には刻み海苔が、てっぺんには白ネギと予めコショウが振られ、それらの香りがご飯やチャーシューと一緒に口に入る感じ。そのうち、海苔の香りと胡椒の辛味が、味の引っ掛かりとして印象に残りますね。
そして最後の数口は、残っていたラーメンのスープをかけるという暴挙に出てしまったのですが、その際に海苔が再び香り、スープとの味を繋げているような。これはこれで悪くなかったのですが、塩味など他のスープだとどんな感じになるのか、ちょっと試してみたくなりました。
というわけで、今回も朝から美味しくいただき、朝から満足させていただきました。
ごちそうさまです。
令和4年2月訪問
土曜日のこの日。家人と宇都宮市内まで用足しに行く必要があったのですが、その後も予定が色々とあって、昼前には帰宅しなくてはならないという状況。しかしこれは、家人に朝ラーメンをおみまいするチャンス。もっとも、前の晩からお伺いを立てたうえで、お店は先日お伺いした時、次は家人を連れて行こうと思っていたこちらまで。
それでこの日は午前8時半過ぎに到着したところ、前回の朝ラーの時はほぼ満車だったお店の前の駐車スペースに、空きがあったので一安心。すんなり入店すると、テーブル席が空いていたので店主さんを伺ってから着席して、店主さんが聞きに来てくれた時に注文。この日はタイミングが良く、入店から注文、そして登場までかなりスムーズにいきました。
それで今回私がいただいたのが、お初となるにぼしぱいたんらーめんに、味玉を追加して。登場した時、既にスープ表面にはコラーゲン由来と思われる膜が張り始めていて、結構手強そうな印象です。
で、まずはレンゲでスープをいこうとしたところ、まず煮干しのストロングな香りが鼻を直撃。次に口に入れると、煮干しと共に、丁寧に動物系の風味と旨味を凝縮したような白湯の味わいが。この白湯、ベースは鶏でしょうか?先述のとおり膜が張りかけてるくらいなので、口当たりにはコラーゲン的トロッと感がありますね。また味付けはビシッと濃いめで、スープとバランスを取られてます。で、これだけだとだと結構暴れん坊なスープという印象だったのが、薬味に添えられた香ばしい揚げネギと、葷の風味を持つ生タマネギと青ネギが加わることによって、それぞれがひとつにまとまるように感じられました。
また麺は、中太くらいのストレートタイプ。シコっとした歯応えとパツンと歯切れ良い食感が印象的。
そして具は、2種類のチャーシューが相変わらず良い感じ。バラ肉のはトロっととろけるよう。もう一つはモモでしょうか、スモーキーでミシっとした肉の食感が、何とも。両方とも濃すぎない味加減が、バッチリですが、味加減といえば柔らかいメンマや追加した黄身トロトロの味玉も抜かりがないという感じで。
こちらは、一緒にいただいた品。注文のさい間違って「炙り焼きちゃーちゃー丼」と言ってしまい、店主さんに「吊るし焼きです」と即座に訂正されたのですが、実際いただいてみると、チャーシューからはそのこだわりが詰まった味がしてきます。
吊るし焼きという正しい方法で焼いたチャーシューだけあって、外周部の適度にスモーキーな風味が良く、ミシっとした食感の肉を噛みしめると、肉のそのものの味わいがじんわりと。味加減は濃すぎず、薄すぎず。ラーメンに入っているのと基本的に同じだとは思うのですが、角切りにされたことによって存在感がとても増しています。
それと、中央部に添えられた、「(こういう例え方で申し訳ないのですが)宮のタレ」っぽい味わいのタレがまた。チャーシューではなくポークステーキを食べているような味わいになりますね。
こちらは、家人がいただいた品。
例によって少々味見させて貰いましたが、鶏の出汁がよく出ていて、結構濃い目に効かされた醤油(でも、塩気はきつくない)にも負けてない味わいが、また。これも丸々一杯いただいてみたい品ですね。
家人も、「美味しい」といって食べていました。
というわけで、今回も、どれも美味しくいただき、満足でございます。
ごちそうさまでした。
令和4年2月訪問
たまにありませんか?ラーメン食べたいけど、それと同時に、それをおかずに白米が食べたくなる時って。(え、私みたいなデブだけ?)
そんな時、個人的には、俗に「家系」とよばれる種類のラーメンか、あとはその家系にインスパイアされて生まれたという個人的呼称「山」こと「山岡家」、また家系元祖の店の店主さんが半年間働いていたことで一部の人から家系のルーツと呼ばれるラーメンショップあたりが現実的な選択肢として浮かんでくるのですが、この日もそんな感じでラーメンと共に白米が食べたくなり、その時最もお伺いしやすかったさくら市のこちらのお店まで。
それで入店の際、入り口に置かれた券売機で食券を購入するのですが、こちらのお店では注文が毎回ワンパターンで申し訳ないんですけど、並ラーメンのり増し半熟味玉トッピングに、忘れちゃならない並ライスを。空いていたカウンターに案内され、すぐに食券を渡しますが、その際、味の濃さや麺の硬さ、油の量は全部普通でお願い。っていうか、こちらのお店は標準仕様の味が完成度高いというか、完全に好みの味わいなので、個人的にはいじる必要がないんですよね。
【並ラーメン 750円 + のり増 100円 + 味付半熟玉子 100円】
【並ライス 120円】
そこからもあまり待たずに登場した並ライスと並ラーメン(登場順)。
まず最初に、スープをちょっと撹拌してから、丼に直接口を付けてスープ啜れば、これが、もう!今回もキレのある豚骨スープにまろやかな鶏油がベストバランスで口の中に入ってきて、醤油っ気塩気の味加減も申し分ない味わいです。
そして次に、麺をひと啜り。特製の太麺は、ツルッとした表面とモチモチっとした噛み応えが兼備され、先述のスープと一緒に口に入ると、「あぁ、家系食ってんなぁ。」と。
ここで今回は、予め匙1杯分づつの豆板醤とおろしニンニクを混ぜたライスを一口パクつけば、これが、また!!普段はライスに豆板醤だけ混ぜますが、ニンニクが加わると更にパンチが増して、これが何とも良い感じなんですよね。もっとも、ラーメンに混ぜただけの時よりも口臭がヤバくなりますが、この日は色々ぶっちぎっていたので「気にしな~い」、ということで。
あとは、麺とスープを啜りつつ、合間にライスをひたすらがっつく感じで。ちなみに、ラーメンは最初にコショーを一振りして混ぜずにその部分を食べたあと、ニンニク2杯を混ぜ込み、ライスは増量した海苔に包みつつ更に途中から味玉やチャーシューも一緒に包んでという感じでカスタマイズ。最後は残ったスープを、感謝とともに飲み干しました。
というわけで、今回も美味しくラーメン+ライスを堪能させていただ、大変満足いたしました。
ごちそうさまです。
令和4年2月訪問
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