たひお備忘録

趣味の活動記録。
【タイトル題字:細身のシャイボーイ様】

栃木県宇都宮 生蕎麦 いろり庵きらく 宇都宮店 (JR宇都宮駅 東西自由通路内)

 いきなりですが、今年は、鉄道開業150年の記念の年。1872年(明治5年)10月14日、新橋駅-横浜駅に日本で初めて鉄道が開業した日から150年だそうで。更に、JR東日本では、東北・上越・山形・秋田・北陸の5新幹線が開業からそれぞれ40(盛岡駅-青森駅間は20)・40・30・25・25周年を迎えるということで、新幹線イヤー2022と題して各種イベントやキャンペーンが行われていたりします。
 で、10月1日の土曜日。この日は、新幹線イヤー2022の割引きっぷというかチケットレス乗車サービスを使って、ちょいと日帰り旅に出ることにしました。

 ですが、新幹線に乗る前にとりあえず朝飯をということで、宇都宮駅の自由通路にあるこちらのお店に。っていうか、予定では、新幹線コンコース内のお店でいただこうと思っていたのですが、昨今の社会情勢により、土日はお安みになっていんですね。
 それでお店に入る前、店頭に置かれた券売機で食券を購入するのですが、その時目にとまったのが、「鉄道開業150年」記念メニューのこちらの品。朝からヘヴィだとは思いつつも、この手の限定メニューにはめっぽう弱いので、気が付くと食券を購入していました。

【まんぷくそば 790円】
まんぷくそば 790円

 それがこの、まんぷくそば。
 ソバ(ウドンも可)の上には、かき揚げ、ちくわ天、(肉そば・うどんの)豚肉が載り、更にPOPの写真だと載っていた半熟卵は実際にはきれいに載らないためか別の容器で提供という、何とも力押しなひと品。ちなみに、トッピング単品を追加していくよりも合計で150円お得だそう。
 それでまずはツユからいってみたところ、出汁感そこそこでやや甘みの効いたバランスの、極めて万人向けな、最近のいろり庵きらく的味わい。もっともこの品は、天ぷらが2品、更に豚肉まで入っているので、その分のコッテリ感や風味・旨味などがプラスされていますが。
 またソバは、以前と比べ大幅に進化した生タイプだったと思いますが、蕎麦の香りもちゃんとあって、明らかに茹で麺とは違う味わい。個人的には茹で麺も大好きなのですが、これはこれでグレード高いと思いますね。
 それと具は、前述のとおりですが、かき揚げは登場時にまだサクっと感が残り、ツユとはよく馴染むタイプ。種はタマネギがメインの一般的なものです。それとちくわ天は、青海苔というかアオサの風味が結構強く香りますね。更に豚肉は、ちょいとばかり煮込んだ風味がしましたが、七味をかけると気にならない程度。
 あと途中から、半熟卵を割って味変。蕎麦に生卵や半熟卵が入っている場合、丸呑みする方もおられますが、個人的には途中で崩してソバや具材に絡めていただくスタイルで。ちなみに、ツユもよっぽどのことがなければ飲み干します。(その分、水も多く飲みますが。)

 というわけで美味しくいただいたのですが、マジでボリューミーだったというか、齢50を過ぎてフルサイズの揚げ物2品は胃にキタというか。
 ごちそうさまです。

令和4年10月訪問

栃木県鹿沼市 ラーメンショップ 運転免許センター北口店

 最近、平日はおとなしく自宅で朝食を摂っていたものの、この日はどうしても朝ラーをキメたくなって、高速道路まで使って南下し、鹿沼市にあるラーメンショップ運転免許センター北口店まで。
 午前8時頃、朝の混雑が一段落ついた頃にお店に着いたのですが、入店してちょっと驚いたのが、厨房、というかいわゆるラーメンを作るポジションには、マスターではなく若い男性の姿が。マスターはというと、注文取りやネギの仕込みをなさっていて、調理には一切手を出していなかったようで、個人的には、ここでマスター以外が作るラーメンをいただくのは、初めてかもしれません。(ちなみに、サイドメニューの玉丼は、マスター以外の人が作った物をいただいたことがありますが。)それにしてもその男性、湯切りのアクションがマスターそっくりでした。

【ネギチャーシューメン 1,050円】
ネギチャーシューメン 1,050円
【半ライス 110円】
半ライス 110円

 それで今回いただいたのは、ネギチャーシューメンと半ライス。
 最初の一口は、あえてネギを混ぜずにスープをいってみたところ、まろやかな口当たりのそれは、以前よりもだいぶ脂っ気というか表面に浮く固形脂が減りあっさりした印象。これが作り手によるものなのか、お店の方向性がこうなったのか、はたまた今回たまたまだったのかはわかりませんが、個人的には朝にいただくには丁度いい具合かなぁ、と。そして次に、タレなど和えたネギをよく混ぜてからいただけば、これが、もう。ゴマ油の香りが食欲をそそり、スープの味もビシっと決まりますね。
 また麺は、たおやかだけど今日のは歯応えもある茹で加減が良い感じ。
 それと具は、スープで少しシナっとしたネギは勿論、今回ネギチャーシューにしたので、柔らかくも肉の食感も感じられるチャーシューがたっぷり。うち一部はそのまま、一部はライスと共に、そして一部は麺と共に堪能します。
 そして途中から、卓上のおろしニンニク、豆板醤で味変。あと今回は、具のすぐ溶ける海苔をあえてそのままスープに溶かして味変に使ったところ、それはそれで面白い味になったというか、醤油味なのまた試してみてもいいかな、と。
 更にライスは、チャーシューのほか、サービスのたくあんでモリモリいただきました。

 というわけで、美味しくいただいて満足いたしました。また作り手が変わっても、味の方向性は変わっておらず一安心。これからもマスター共々、美味しいラーメンをお願いします。
 ごちそうさまでした。

令和4年9月訪問

栃木県宇都宮市 手打ちラーメン まるめしあん

 9月下旬のとある日曜日。恒例となった週末のバイク転がしを兼ねての朝ラーは、宇都宮市鐺山町にあるまるめしあんさんまで。だいぶ前、矢板市から移転してきたのは知っていましたが、ようやくお伺いすることができました。

 お店には、午前9時を少し回った頃に到着。駐車場は殆ど埋まっていましたが、空いていた区画にバイクを停め入店すると、店主さんが厨房にお一人で、近くの席に座っていた常連さんと思しき方が色々話しかけているという状態。また、直接は見えませんが、小部屋に別れた店内の各所には、結構な組数のお客さんがいらしていたような。
 それでこのお店のシステムですが、注文は厨房の店主さんに直接声をかけ、空いている席に座って待つという感じ。しかしながら、厨房近くの壁面には「撮影禁止」と注意書きが添えられたものすごい数のお品書きがあり、中には「ものすごく時間がかかる」「できない場合がある」(このあたりうろ覚えなので違うかも)などとネガティブな注釈が付いているものも。その膨大な数に一体どれをいただけば良いのか見失っていたところ、店主さんが声をかけてくださり、これらは限定メニューだそうで、レギュラーメニューはテーブルのところにありますよ、と。それを見ると、今のまるめしあんさんは「牛骨、牛テール、牛筋等を三日三晩炊き込んだスープ!」という牛白湯がメインのラーメンになっているんですね。味付けも正油塩味噌旨辛など色々あり、タンメンといったバリエーションも。そんな中から今回は、レギュラーメニューのおしながき筆頭に書かれていた、牛骨ラーメンの正油味を店主さんにお願い。注文を受けた順番に作られているため少しだけ待ったものの、程なくして店主さん手ずから席まで運んでくださいました。

【牛骨ラーメン 正油 780円】
牛骨ラーメン 正油 780円

 それでその、正油味の牛骨ラーメン。
 まずは白濁したスープからいってみたところ、牛独特の風味と旨味が口の中に広がって、これが!鶏や豚に比べると旨味が薄い牛という素材を、手をかけることによって風味は嫌味にならない程度に抑えつつというか個性の範疇に収め、濃厚な味わいを持つスープに昇華させているのが、私のような素人にも感じられます。そこに、白ネギやタマネギ、カイワレといった生の刺激ある薬味的具材が加わって味を引き締めていますね。
 また麺は、全粒粉を使用したものでしょうか。細くてプリプリっとした食感が、濃厚な味わいのスープと合っています。
 そしてメインの具は、チャーシュー2枚にとローストビーフ1枚という豪華さ。軽くソース的なものがかけられていますが、どちらもしっとりジューシーな食感で、きちんと調理された肉の味を堪能できる仕上がり。それと個人的にヒットだったのがレンコン。パリパリした食感とあっさりとした味わいが、実に良く合っていましたが、これをあしらいというか付け合せに持ってくる店主さんは、やっぱり只者ではないな、と。

 というわけで、美味しくいただいて満足いたしました。宇都宮もこのあたりまで南になると、カジュアルな気持ちでフラっと来ることはなかなか厳しいですが、それでもまたお伺いして、他の品もいただいてみたいと思います。ごちそうさまでした。

令和4年9月訪問

栃木県大田原市 中華そば おおの 【移転前店舗】

 朝晩はだいぶ涼しくなり、バイクでひとっ走りした後に温かいラーメンが殊更美味しい季節になった9月下旬の土曜日の朝。当地には大雨警報が出ていたものの実際の空模様的には晴れ間も見えるなか、週末のバイク散歩を兼ねてお伺いしたのが、美原公園脇にあるこちらのお店。
 それで今回は、これまでいただいたメニューの中で個人的に一番好きな牛みそそばにネギが加わったこちらの品を。

【ネギみそそば 900円 + 味玉 100円】
ネギみそそば 900円 + 味玉 100円

 まずパっと見でわかるのが、当たり前ですが牛みそそばよりも格段に量が増えた笹切りの白ネギ。ちょっとつまんでみると、辛味が少なくこの時期のネギにしては柔らかい食感だったので、軟白ネギを使っているんですかね。
 それで最初はスープからいってみたところ、これが、もう。牛っぽい風味と共に、いい塩梅の味噌味が口に入ってきますが、口当たりサラっとしつつも物足りなさもない絶妙なチューニング。またそこに、控えめに効く甘みは麹由来でしょうか?何にせよ、味に深みとまろやかさを与えて、いくらでも啜っていたくなる味わいになっていますね。更に今回はそこに、たっぷりのネギの風味も加わっているから、無敵状態。
 また麺は、モニュモチっとした食感の太い縮れ麺。食べ応えがあり、どうしても味が強くなる味噌味のスープにも負けない存在感で、更に今回は啜る、というより口に運ぶ際にネギが絡むと、これが、また。
 それと具がそれぞれに良く、シャクシャクと軟らかい穂先メンマは余計な強い味が付いていないため、これまたプレーンな味わいの茹でモヤシと共にサッパリ感を加えてます。またチャーシューは、しっかりと肉の味も楽しめ、追加の味玉も単純な味付けではなく存在感がありました。

 というわけで、美味しくいただいてとても満足だったのですが、ノーマルな牛みそそばも良かったけど、こちらも捨てがたいというか、今後はお財布事情が許せばこちらを積極的に狙っていきたい気もします。
 ごちそうさまでした。

令和4年9月訪問

栃木県芳賀郡茂木町 CURRY STAND Onion (モビリティリゾートもてぎ内キッチンカー)

 Moto GPの際にもてぎでいただいた食べ物ネタの最後は、ダウンヒルストレートのところに出店していた、こちらのキッチンカー。「無水カレー」と書かれた幟旗に惹かれて、つい。
 車体に貼られていたメニューには、無水カレー(700円)、カツカレー(900円)もあったのですが、今回は値段的に真ん中の唐揚げカレーを。ちなみにどれも「中辛」と書かれている=辛さは1種類のようです。

【唐揚げカレー 800円】
唐揚げカレー 800円

 で、受け取ったらダウンヒルストレートを見下ろす土手に腰を下ろし、早速いだいたところ、これが。
 無水カレー=野菜の水分で作るカレーということか、タマネギがベースになっているのが味的にもわかりますが、他にもトマト?など複数の野菜、あと肉の旨味、そして辛味は万人向けだけどしっかりとしたスパイス感が一体となった、手作り感あふれるルーが旨いですね。
 またご飯もカレーに合うよう固めに炊かれていたのもグッド。唐揚げは市販の業務用(違ったら申し訳ない)だと思われましたが、サクサク感の有るものが100円で2個載ってくるのは嬉しく、ルーと絡めていただくと肉食ってる感があってよかったです。

 というわけで、美味しくいただいて満足したのですが、こちらのお店。調べてみたところ、以前、ツインリンクもてぎの頃にも別の名前で出されていた、しかも個人的に味に感激したカレー屋だったんですね。その時とはだいぶ趣が違えど、どこかそれを思い出す味わいだったような気もしました。またもてぎにお伺いした際、出店していたらぜひいただきたいですね。
 ごちそうさまです。

令和4年9月訪問

このブログの管理人

HN:
馬 たひお (@uma_tahio)
性別:
男性
趣味:
このブログのとおり
自己紹介:
栃木県のちょいと北の方に住んでいるアラフィフのオッサン。
ラーメン・そば・うどんなどの食べ歩き、乗り鉄、競馬の旅打ち、モータースポーツ観戦、PC自作など嗜んでいます。

【ご注意】 このブログに記載された情報は訪問当時のもので、現在のものとは異なる場合があります。あしからずご了承ください。

ツイッター

ブログ内検索

カレンダー

07 2025/08 09
S M T W T F S
2
4 6 8
10 12 14 16
18 20 22
24 25 26 27 28 29 30
31

アーカイブ

忍者ツールズアクセス解析