趣味の活動記録。
【タイトル題字:細身のシャイボーイ様】
先日、所用で高崎市に行ってきたのですが、当然、高崎のラーメンもということでいただいたのがこちら。持参したラーメンのムック本によれば、ちょっと前に大流行した豚骨魚介系のお店のようでしたが、何か惹かれるものを感じたので、同行者の好みを無視してお伺いしてしまいました。
お店には開店の15分くらい前に到着したところ、既に数名の待ち客が。それが開店までに結構な数なっていましたので、かなり人気のお店のようですね。やがて開店時間となり、先客に続いて入店。注文は食券制ですが、券売機の横に写真入りの説明書きがあるので、どんな物がいただけるかわかりやすいかと。で、それを見つつ、上記の食券を購入。二人でシェアしつついただく事にして、カウンターに座って食券を提出すると、待つ事暫しでご対面となりました。
豚そば(細麺) 750円 + 味玉 100円
というわけで、出てきた順番とは違うのですが、まずは豚そばから。まずはスープからいただこうとすると、もったりとした濃度感が凄いですね。で、そのお味は、まさしく『豚っ!!!!、節っ!!』という感じ。豚骨を中心としたもの凄い密度感があるのですが、臭みや雑味は感じられず、旨味だけを手間掛けて抽出・濃縮した感じです。そして麺は、細麺(博多風との事)と中太麺から選べ、茹で加減も指定できるのですが、今回は細麺の茹で加減普通でお願い。啜ると濃度の高いスープが良く纏わりつき、茹で加減は普通でも噛み応えがありました。また、具の巻きチャーシューは柔らかいタイプで、スープが強力の為か、メンマ共々、味的には一歩引いている印象ですが、追加の味玉は、火の通し加減や塩梅が絶妙で美味。それと、薬味系は青ネギと糸唐辛子、そして粗みじん切りの玉葱が入っているのですが、中でも玉葱は、その鮮烈な風味が『濃い』スープととても合っているように感じました。
つけ豚そば 780円 + 味玉 100円
次に、つけ豚そばですが、茹でたあと締められた太麺は、ゴワっとした硬質でソリッドな食感。ちなみに、麺の入った丼の底には水が溜まるような事はなく、そのあたりからもしっかりとした仕事が伺えます。またつけ汁は、豚そば同様かなりの濃度で、麺をつけていただくと、『豚っ!!!!、節っ!!!!!!』という感じ。ちなみに豚そばよりも、かなり節の風味が強いですね。また、それと併せて酸味や甘味も感じられ、豚そばと較べると、解りやすいというか、馴染みのある味に感じます。また具は、豚そばとほぼ同じ。味玉がしっかりと暖められているのが改めてありがたく思うのと、やはりこのスープには生の玉葱が良く合います。そして、麺を食べ尽くした後はスープ割りをお願いしたのですが、スープと同時に柚子と葱を追加してくれ(お願いした時、入れて良いか尋ねられます。)、その風味が加わって溶き延ばされたつけ汁は、更に解りやすい味に。これ、ライスを投入しても美味しそうですね。
炙りチャーシュー丼 400円
それと最後に、炙りチャーシュー丼ですが、写真からも判るとおり、チャーシューはガスバーナーで丁寧すぎる程に炙られています。個人的な感覚だと、炙りをウリにするもガスバーナーで炙るメニューって、実際のところ炙りが足りずに変な臭いを感じてしまう事があるのですが、こちらのは当然そんな事はなく、とても香ばしく食欲をそそりますね。それと、笹切りの白ネギはとても良く合っていますし、更に、付け合わせ的に載る青菜の和え物は、胡麻油が効いてて単体でも美味しいのですが、水が出ないよう丼に載せる直前に和えられていたのには関心いたしました。
そんなわけで、どれも隙がなく、丁寧な仕事が施された事が味に現れていたというか、どの品もとても美味しくいただく事が出来たのですが、中でも豚そばは、かなり印象的だったというか、是非もう一度いただいてみたい逸品だと思いました。ごちそうさまです。
平成22年12月訪問
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