趣味の活動記録。
【タイトル題字:細身のシャイボーイ様】
今回、所用で静岡県藤枝市に行く事になったのですが、個人的に藤枝と聞いて思い付くのが、志太系と言われる朝ラーメン文化の地。朝から温かいラーメンと冷たいラーメンを1杯づついくという、何とも素晴らしい習慣があるという事で。というわけで、早暁に栃木を出発し、先日開通した新東名を通って、まだ「朝」と呼んでも差し支えない時間に藤枝市へと到着。早速、こちらのお店へとお伺いして、温と冷、1杯づつお願いし、同行者と半分こしていただくことにしました。
らーめん 500円
で、まずは暖かい方からなのですが、登場したこちらのラーメンは、丼がちんまりと小ぶり。これなら温と冷、立て続けに2杯いただけますね。それでまずはスープを啜れば、油のほとんど浮かないあっさりとしたそれは、かえしの味や魚系を中心としたダシの感じが、ラーメンのスープというよりも、ソバやウドンのつゆという感じがします。そこに組み合わせる麺は、中くらいの太さの平打ち麺。ソリッドというかややプラスチッキーな歯ごたえもある、個人的には結構モダンな食感という感じがしました。サッパリとしたスープと相まって、朝でもツルツルっと身体の中に入ってきますね。また、具の脂身のないモモ?チャーシューもスープ同様のサッパリ味。あと、細いメンマが特徴的というか。
冷しらーめん 600円
そして次は、冷たい方を。こちらも小ぶりな器に入って登場です。で、基本的には暖かい物と同系統の味だと思うのですが、つゆはより味にメリハリが付いていて、特に甘みが強調されいるように感じました。また、冷たい麺は、当然ながら暖かい物より歯ごたえはアップしますが、何ていうか、より小麦の味というか、個人的には乾麺のうどんを思い起こさせる味というか。それにしても、添えられたワサビが実に合いますね。
というわけで、初めての志太系朝ラーだったのですが、そのお味は、昔ながらのそば屋の中華蕎麦を連想させる、何とも歴史を感じる味というか。ただでさえ美味い朝ラーですが、これは申し分ないというか、当地の方々がうらやましいですね。ごちそうさまです。
平成24年7月訪問
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