趣味の活動記録。
【タイトル題字:細身のシャイボーイ様】
前の記事でも触れた、令和6年夏の、九州一人旅の4日目。
この旅もいよいよ大詰めとなり、あとは、博多駅に隣接するバスターミナルから「キングオブ深夜バス」(by 水曜どうでしょう)こと、はかた号に乗って帰るだけとなったのですが、バスに乗り込む前、早めの夕食として立ち寄ったのが、こちらのお店。
九州には、以前本店にお伺いした「資さんうどん」や、博多や中津のお店にお伺いした「ウエスト」といった、当地で多店舗展開されている有名なうどん店があり、その一つに数えられるのが「牧のうどん」。そのなかで「牧のうどん」だけを伺いしていなかったので、いつか必ずと思っていたのですが、事前にバスに載る前の食事処を探していた時、とても好都合な場所にあると、ほくそ笑んでしまいました。
そんなわけで、博多駅に到着後、隣接するバスターミナルに向かったものの、これがちょっとしたタワー型ダンジョンというか、フロアマップや案内表示はあるけれど、初見だと行こうと思った場所にいけないという。(私だけ?)
それでも何とかお店にたどり着き、券売機で食券を購入。ところでこの券売機。ものすごく品数があって、何を食べるかかなり迷いそうですが、今回は事前にいただく品を決めていたので、その食券を購入。
その後、お店のお姉さんに席を案内され、そのお姉さんに食券を渡しますが、その時、うどんの固さを、やわ、中、かたの3種類から選ぶので、真ん中の「中」に。夕方の中途半端な時間にもかかわらず続々入ってくる他のお客さんは「やわ」で頼んでいる人が多い印象でした。
その後あまり待たずに登場した、今回注文の肉ごぼう天うどん。初心者はこれ食っとけみたいなメニューらしいですが、当地らしい具の組み合わせで、個人的にはとても魅力的に感じられますね。あと、「牧のうどん」の特徴でもある出汁というかうどんツユが入った小ぶりのやかんが添えられていますが、これについては後述。
それでまずは、ツユからいってみたところ、上に載っている肉からと思われる、こってりした甘辛味が強い味わい。というのも、やかんに入った出汁をレンゲにとって味見すると、旨味はしっかりしているものの、味付け自体はかなり上品なんですよね。でも、この炊いた肉から出た味が、このうどんにキャラクターを与えている気がします。
またウドンは、先述のとおり固さ中にしましたが、それでも一般的なウドンより柔らかめ。口当たりはかなりフワっとしてるけど、歯を入れるとトロトロではなく、モチっとした噛み応えも残っているという食感ですが、個人的にはこれは大いにアリだと思うと同時に、やわめも是非試してみたいと思いました。
それと具の肉は、一緒に煮てある青ネギが良い感じで味と食感をアシスト。ごぼう天は、衣がかなりクリスピーで、中のゴボウは、太いものを斜めスライスしたタイプなので適度な歯応えがあり、味的には、具の肉と良く合います。
で、食べ進めているとあることに気がつくのですが、ウドンは減らずツユだけ減っていく感覚が。実際は、ウドンが出汁をどんどん吸ってぐんぐん太くなっている(でも不思議と食感はめちゃくちゃ変わったりしない)ようですが、そこで登場するのがヤカンに入った出汁。これを適宜継ぎ足しながら食べるのが、また面白いですね。
というわけで、ツユを足しながらという未体験の食べ方をしつつも、味自体も美味しく、これはまた味わってみたい、アメイジングなうどん体験でした。なのでまた、ここのお店に限らず、「牧のうどん」にお伺いしたいけど、九州って遠いよなぁ。
ごちそうさまでした。
令和6年8月訪問
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