趣味の活動記録。
【タイトル題字:細身のシャイボーイ様】
前の記事でも触れた、令和6年夏の、九州一人旅の4日目。
この日は早朝からメシも食わず(食えず)、熊本近郊の私鉄や熊本市電に乗って、午前9時頃、空腹を抱えて熊本駅に戻ってきたところ。で、次の列車に乗る前に朝食をとなったのですが、そこで目に入ってきたのが「おいしいうどん、太平燕(タイピーエン)あります」という看板。九州新幹線開業に伴う駅の改築で、駅構内の、いわゆる駅そば・うどんのお店は無くなってしまったと思い込んでいたのですが、待合室内にお店があったんですね。
なので待合室に入り、更にその奥にあったお店へと。
注文は食券を券売機で買う方式ですが、そのボタンには、看板にあった太平燕を筆頭に、うどん・そばが色々と。かけ、種物ではベーシックなきつねやえび天、九州ではお馴染みのかしわやごぼう天の他、当地名物の辛子レンコンや馬肉が載ったものも。その中からどれをいただくかちょっと迷いましたが、空腹ということもあって、馬肉が入ったさくらうどんに、追加具100円(たまご)と追加具150円(ごぼう天)の食券をプラスしてしまったという。それを、カウンター内で黙々と仕込み作業をされていた、シブい男の店員さんに提出しました。
【さくらうどん 650円 + ごぼう天 150円 + たまご 100円】
それから流れるような調理で程なくして登場したうどん。
早速透明感のあるツユからいってみたところ、温度は高めなのが嬉しく、出汁感ビンビン。味付はしっかりしているけど、全体的にとても上品さを感じさせる味わいが、何とも良い感じです。
またウドンは冷凍麺でしょうか?ツルっとした口当たりで、歯を入れると柔らかいけど、噛み切ろといするとコシが結構、いやかなり強いという食感。
それと具のさくら=馬肉は、ショウガが効いた甘辛味。ツユにその風味が徐々に混ざっていくと、味と風味のアクセントに。追加のゴボウ天は、斜め切りしたのを揚げたもので、故に繊維を断ってある分食べやすく。あとこれまた追加の生玉子は、ツユの熱さで白身が絶妙に固まって、また。他は、どのうどんにも共通で入ると思われる、竹輪とワカメも載り、結果的に丼がかなり賑やかになってしまいました。
というわけで、美味しくいただいて満足したものの、空腹に任せて具を追加してしまったことに、少々後悔。こちらのうどんは、具をごちゃごちゃさせない方が、一杯のうどんとしてのポテンシャルを最大限生かせたなぁ、と。お腹が空いているなら、いなり寿司やおにぎりを追加すれば良かったんですしね。なのでもし、次に熊本駅に来る機会があれば、その時はシンプルな一杯で勝負したいと思います。
ごちそうさまでした。
令和6年8月訪問
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