趣味の活動記録。
【タイトル題字:細身のシャイボーイ様】
令和6年の7月下旬。青春18きっぷを使って1泊2日で関西方面に旅した時のこと。
初日の宿は、京都府の福知山(ふくちやま)市というところに取ったのですが、調べたところ、福知山駅からほど近いところに、当地に複数店舗を構えるラーメン店の本店があるという情報をキャッチ。駅に着くのは夜遅い時間だったのですが、何とか営業時間内にお伺いできそうだったので、夜食にお伺いすることに。
そんなわけで、午後9時頃に到着した後、そのままお店の方へ。福知山駅からは、徒歩5分程といったところでしょうか。ラストオーダーまで1時間ほどですが、店内はテーブル席を中心に盛況。幸い、カウンター席は空いていたので、そこにご案内となりました。
そこで早速注文ですが、事前にお店のウェブサイトを見ていたこともあり、頼む物は決めていました。でも、卓上に置かれたお品書きを見ると、魅力的なレギュラーメニューは豊富だし、POPには魅力的な限定とおぼしきメニューも豊富で、正直、ちょっと迷いつつも、決めていた品を注文しました。
それで注文から程なくして登場したのが、今回注文した、ふくちあんらーめん。白濁したスープに浸かった麺の上には、ネギやメンマ、海苔のほか、2種類のチャーシューと味玉が半個分載っています。
で、まずはスープからいってみると、豚骨、鶏ガラ、そして野菜などを相当手強そうな見た目に反して、口当たりはわりかしサラっとしていて、濃厚なコクはあるけど、ワイルドではなくジェントルな味わい。本醸造醤油ベースの味付けも、程よくキマっていて、薬味の青ネギも良いアクセント。
また麺は、細めのストレートタイプ。この手のスープだと加水率低めのボリっとした食感の麺が多い中、細いけどしっかりと弾力を持った噛み応えのもので、これがスープと良く合います。
そして具は、トロチャーシューと呼ばれる、トロトロに煮込んだ豚軟骨が白眉。周りのお肉はホロホロで、味付けも軟骨のクセをカバーする適度な濃さが良い感度。あともちろん、他のバラチャーシューや味玉、メンマも良いのですが、個人的に一番インプレッシブだったのが、小野産(兵庫県小野市?)というモヤシ。全体的に「濃い」味わいの中、プレーンなサッパリ感とシャキシャキの歯応えが光っていたというか。
というわけで、美味しくいただいたのですが、可能ならもっと他のメニューも試してみたかったなぁ、と。福知山駅に来るまでの列車内で、駅弁つまみに飲んでしまっていたのが原因なんですが、この先、また福知山に来る機会があるれば、こちらのお店もまたお伺いしたいですね。
ごちそうさまでした。
令和6年7月訪問
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