趣味の活動記録。
【タイトル題字:細身のシャイボーイ様】
四国の旅の最終目。前の記事でも書いたように、高松駅から寝台特急サンライズ瀬戸号にのって東京駅まで帰ってきたものの、大変空腹な状態。というのも、高松駅でサンライズ瀬戸号に乗り継ぐ際、酒とつまみ、そして夜食を買うのに当てにしていた駅構内のコンビニは閉店時間が過ぎていたためそれらを買いそびれ、駅のホームでミネラルウォーターを買った以外は、リュックの中に忍ばせていた緊急用のウイスキーポケット瓶と、自分のお土産に持って帰ろうとしていたわずかなつまみ類、あとはサンライズ車内の自動販売機で買える飲み物くらいで、朝まで過ごしたから。なので昨晩のうちに、東京駅構内、いわゆる駅ナカの早朝から開いているお店を調べたのですが、いつの間にか、JR東日本クロスステーションの駅そばブランド「そばいち」のお店が、グランスタ東京内に出来ていたんですね。
そんなわけで、列車を降りたら、真っ先にお店へと。
店内の券売機で、個人的定番であるかき揚げ天玉そばと、いなり寿司の食券を購入。注文は、券売機で食券を買ったと同時に厨房へと伝えられるシステムなので、あまり待たずに注文の品々が登場。あらかじめ確保しておいた席に持ち帰り、いざ。
で、ネギと玉子をツユに入れ、まずは一口いってみたのですが、昨日まで食べていたツユとは別物の、濃い口醤油がビンビンに効いた味わい。ちなみに、甘みと塩気のバランスは、若干甘みの立った万人向けに感じます。また味の濃さは結構濃いめというか、以前新宿駅の「そばいち」でいただいたかき揚げ天玉そばよりも濃く感じたのは、昨日までの西国の味付けに慣れてしまっていたからか、はたまた本当に濃かったのか。もっとも、個人的には濃い味大歓迎なので、嬉しいところですが。
そしてソバは、そばいちや、同系統の「いろり庵きらく」でもお馴染みとなった細いタイプ。改めて味わうと、個人的にふと目が好きという嗜好の問題は別として、蕎麦的香りもあり、シャッキリした歯応えも悪くなく。
そしてかき揚げは揚げ置きだと思いますが、衣にはクリスプ感が残り、ツユとの馴染みはとても良いタイプ。タネはタマネギとニンジンなど野菜がメインですが、蕎麦に合わせたのか、どちらもかなり細めにスライスされているんですね。
こちらも、油揚げが濃口醤油の効いてるのが関東的。加えて、酢飯と共に甘みもそれなりに効いた立った味付けかと。
というわけで、美味しくいただいて満足したのですが、それと同時に、「嗚呼、こっちに帰って来ちゃったなぁ……。」と感じさせる味わいでした。
ごちそうさまです。
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