趣味の活動記録。
【タイトル題字:細身のシャイボーイ様】
ラーメン山岡家、個人的には「山」と呼ぶ存在を知ったのが、確か今から四半世紀ほど前のこと。当時の職場の上司と、今は亡き宇都宮鶴田店に、たまたま行ったのが始まりでした。
それから暫くは、宇都宮に行ったついでに、たまに行くくらいの存在だったのですが、特製味噌や辛味噌を知り、それらのネギ+ライスは最高だと知り、更には個人のブログや2ch掲示板で同好の士から刺激を受けて激ハマりしていたのが、今から20年くらい前の頃。
その後もコンスタントにお伺い(個人的には「登山」と言っていた。)し、更には茨城県牛久市にある1号店や、北海道札幌市にある2号店への聖地巡りまでやったことがありましたが、私のはじまりの店であり、味の濃さや麺の茹で加減など一番合っていた宇都宮鶴田店が近年閉店に……。また私自身、加齢により、お腹を壊しやすくなると共に、嗜好の変化でコッテリしたラーメンに食指が動きづらくなってしまった今日この頃になって、我が家からクルマだと10分もかからないところに、山岡家がオープンするなんて!!
ただ、山岡家自体は今でも好きなので、お店が営業開始となる、令和6年4月19日金曜日午前11時にお伺いしようと思っていたものの、そういう日に限って仕事で人のやりくりが付かず休めなくなり、その週末も何だかんだでお伺い出来ず、明けて月曜日の朝、出勤前にようやっとお伺いできることに。っていうか、この日は精神的にヘヴィな仕事が待ち構えていたので、「山」喰ってバキっと気持ちを持ち上げないと、正直出勤したくなかったもので。
そんなわけで、午前7時頃、お店に到着。
クルマを停めて入店すると、風除室に食券の券売機が2つ。宇都宮長岡町店や、最近リニューアルした宇都宮テクノポリスセンター店では、券売機は店内に設置してあるので、それだけで何か新鮮な感じが。
そこで色々と購入したあと、入店。奥の長辺に厨房があり、その前に一直線の長いカウンターがあり、その背後がテーブル席でしょうか。(この辺うろ覚え。)
カウンターには先客が、離れたところに2人いて、その間あたりに着席。店員さんは3人態勢でしたが、お店のオープン直後らしく、2人が1人を指導しながら調理している様子。そこで、取りに来た店員さんに食券を渡し、ラーメンはヒ素渋りに辛味噌、だけど日和って大辛にしましたが、味の濃さ、麺の固さ、油の量は「全部普通で」とお願い。それから少しして、今回私が注文した品々が一気に登場しました。
【辛味噌ネギラーメン(大辛) 960円 + 味付け玉子 140円 + のり5枚 140円】
【半ライス 130円】
それで今回は特味噌ネギではなく辛味噌ネギ。よって、この前、山岡家にお伺いした時の記事でも書いた「810食法」よりも、そこでちょっと触れた「ニンニク810食法」で。といっても、何時もライス(半ライス)に混ぜている豆板醤をニンニクに置き換えるだけなのですが、当然ラーメンにもニンドバ(ニンニクを多量に入れること)気味に投入し、いざ。
で、まずはスープからいただけば、大辛ということで辛さは(あくまで口の中は)余裕で耐えられる(お腹まで耐えられるとは言ってない)程度。味の濃さ普通でも、わりとしっかりした濃さに感じます。これなら、こちらのお店では、味薄めも試す価値ありでしょうか。ちなみに、味自体は豚骨白湯スープ+グルタミン酸Na的旨味+味噌+唐辛子+ニンニクですが、ニンニクはもっと投入した方が(それこそニンドバした方が)良かったかもしれません。
また麺は、固さ普通でも、プリパキっとした硬質かつソリッドな噛み応え。そうそう、元々山岡家の麺って、こんな感じでしたっけ。そんな時は、一度に口に入れる本数を少なくすると美味しく食べられるのですが、麺柔らかめも試す価値ありですね。
それと、ゴマ油的香りのタレで和えられたシャキシャキのネギ、冷凍ホウレン草、そして大きなサイコロ状のチャーシュー、そして追加した味玉は、他店同様のクオリティ。ちなみに味玉は、半割りにして出すお店もありますが、こちらは1個丸々。
あとは、麺を啜りスープを啜り、合間にネギを移植したライスを海苔と共にいただき、最後は残ったスープを残ったライスに掛ければ、これも、また!出勤前にニンニクを大量に摂取し、激口臭になるのは確実ですが、仕事中はマスクしているし、この日はムッとしつつ黙って座っている予定だし、そもそもはなっから自棄気味なので「キニシナーイ!」。
というわけで、美味しくいただいて満足したのですが、今回はオープン直後らしく、マニュアル通りに作られた一杯という印象でした。
これが今後どう変わっていくのか。はたまた変わらないでいくのか。今後も末永く、たまに通わせていただいて、都度確かめさせていただければ、と。(もっとも、変わっても変わらなくても、どっちでも好きなことは変わらないですけどね。)
そのためには、頑張って「山」を食べられる体調を維持しないとなぁ。
ごちそうさまでした。
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