趣味の活動記録。
【タイトル題字:細身のシャイボーイ様】
令和6年1月下旬。この日の夕食は、久しぶりに、矢板市にある元気寿司まで。
【(左から)冬のぐんかん三昧 290円、海鮮ユッケ風 110円、まぐたくぐんかん 110円】
【(左から)ほっき貝 110円、えび 110円、とろさばの押し寿司 120円】
そこでいただいたのが、この寿司たち。軍艦が多いのは、個人的に子供の頃からの軍艦好きで、回転寿司なら遠慮せず頼みまくれるからでして。でも、これだけだったら、このブログの記事にしないところなのですが、今回、お品書きにこれまでなかったある品を発見。この日は食欲がモリモリあったこともあって、追加で注文することに。
それがこの、「大阪発祥!かすうどん」。
元々は油を取るため、食肉の脂身や内臓などを加熱し、その残ったものを食品として利用することが、昔から日本各地で行われてきたのですが、現在の大阪府、南河内地方では牛の腸を利用して油取ったあとの物を「油かす」と呼んでいました。もっとも現在では、油を取るためではなく、牛ホルモンをわざわざ揚げて油かすを作っているようですが、その油かすを、うどんの具とした品が、「かすうどん」。
個人的には、大阪に行った時など、これまで何度か(その1、その2、その3)いただいたことが有るものの、当地に行かないと食べられないわりとディープなメニューという認識だったのですが、近年は関東圏にも進出していて、そういえば以前、北関東道の笠間PAでも食べたっけ。
で、元気寿司さんのかすうどん。
元々こちらのうどんツユは、関西風の出汁が効いた薄口醤油メインで味付けた物だったと記憶していますが、関東のように醤油の主張しないそれと油かすの相性はバッチリ。良い感じにコクをプラスします。また薬味としてネギの他、冷凍の柚子があしらわれており、その香りも合いますね。欲を言えば、とろろ昆布も欲しいところですが、お値段、そして手間を考えれば致し方ないかと。
ウドンは一般的冷凍麺といった食感で、特筆すべきものはありませんが、これもお値段考えたら十分。
それと具は前述の油かすですが、出汁を吸うとクニっとした歯応えのある面白い食感になるんですよね。
というわけで、まさか栃木県発祥の回転寿司チェーンで、南河内のソウルフードというべきかすうどんが食べられるなんて、という感じですが、味的にも変にアレンジしていないのが好印象で、もちろん美味しくいただくことができました。
ごちそうさまです。
令和6年1月訪問
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