趣味の活動記録。
【タイトル題字:細身のシャイボーイ様】
旅の2日目。長野駅へと到着後、急遽予定を変更して前の記事であげたお店で軽く夕食を済ませてから、ホテルに荷物を置き、長野電鉄という私鉄を乗り鉄して長野駅まで戻ってきたのが午後8時半過ぎ。
このあとは、軽く飲んでからホテルに戻ろうと思って駅近くの、居酒屋などがあるあたりを彷徨ったものの、目を付けていた遅くまでやっているお店はあいにく満席。そんな時、元々の計画でお伺いしようとしていたお店に、まだ「営業中」の札が掛かっているのが目に入りました。
ネットの情報だと、あと30分足らずで閉店時刻となるようだったので、恐る恐る扉を開けてみたところ、年かさの店主さんと女将さんが快く迎えてくださり店内へ。時間も「まだまだ大丈夫ですよ」とのこと。
だったら、お言葉に甘えるしかないでしょう!
この日は暑かったので、とりあえず生ビールを。銘柄は訊くのを忘れましたが、サッポロ(黒ラベル)のよう。
うん。間違いないですね。
最初に頼んだツマミは、名物というモツ煮。登場したら、まずは色で驚いたのですが、豚と思われるモツが白いんです。塩味なんですかね。
で、口に入れると、モツがトロっと柔らかく、まろやかでコクのある味わいにしっかり目の塩味が効き、白ネギがピリッと味を引き締めて、これが、もう。
これはお酒が進んでしまいますね。
なので生ビールは早々に無くなり、2敗目は焼酎の梅割を。
梅割というと、甲類焼酎を甘味の付いた梅シロップで飲みやすくしたようなものが出てくると思ったのですが、こちらのは、甲類焼酎の水割りに青梅の焼酎漬けを加えたもの(もしくは、梅漬け焼酎の水割り?)でしょうか?(違っていたら申し訳ない。)
で、これがしっかりとした濃さに、甘みのない梅の爽やかさが相まって、何とも良い感じ。蒸し暑いこの日にぴったり合う梅割でした。
更に、もう1種類くらいつまみが欲しくてお願いしたのが、これまた名物という肉皿。都度調理のようで、注文からほんの少し経っての登場となりましたが、皿の上には照りのある牛肉と葱類が。そういえばこちらのお店には行丼がメニューにありますが、これはそのアタマの部分ですかね。
早速箸でつまんで口に入れると、肉の脂と甘辛い醤油ベースの味付けが相まって、何とも良いですね。また七味がとても合います。
というわけで、どれも美味しくいただいたのですが、それ以上に良かったのがお店の雰囲気というか居心地というか。手の空いたお店の方と、店内の大きな液晶テレビでナイター(ナイトゲームではなく、あえてこう言いたい。)を見つつこれらをいただいたひとときは、忘れられない体験となりました。
なのでそう遠くないうちに是非とも再訪したいというか、その時はもっと早い時間にお邪魔して、今回いただかなかったこれまた名物というアサリ天やおでんなどでしっかり飲んだあと、〆に中華そばなどいただけたら最高だろうな、と早くも妄想しちゃってます。
ごちそうさまでした。
令和5年8月訪問
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