趣味の活動記録。
【タイトル題字:細身のシャイボーイ様】
ふとどこかのお店に行きたくなった時でも、それが人気店のお昼のピーク時間など、長く待つことが前提となると腰が引ける私と家人ですが、ゴールデンウイークの初日のだったこの日は、何故だかそれでもいいやとばかりに、平日休日問わず開店直後には満席になってしまう大田原高校前のこちらのお店まで。
で、お店には正午を少し回った頃に到着しましたが、空きスペースもわずかだった駐車場にクルマを停め、お店に入ると、店内はテーブル席が満席で、座敷も相席できそうなところは2卓のみ。しかも、店内の半分くらいのお客さんが、注文した品を待っているという状況でした。
これは長丁場になると覚悟を決め、座敷の卓の1つに相席させてもらってから、とりあえずカウンターまで行き注文を。その際もお店の方に「お待たせしてしまいますが」と言われたものの、この日はそこで諦めるという選択肢は無かったので、そこから待つこと45分あまり。だいたい予想していた時間で、注文した品々が登場しました。
【ひたし天ぷら(そば) 750円 + 中盛り 250円 + 玉子 50円】
それで私が今回いただいたのが、ひたし天ぷらの中盛りに生玉子という組み合わせ。
ソバは若干太め若干短めで野趣溢れるもの。挽きぐるみ蕎麦粉を使った色の黒い、いわゆる分類上の「田舎そば」とは違うというか、むしろ色白なのですが、これぞリアルご当地田舎そば。
ツユの器にくっ付いたわさびをソバの小山に移したのち、ソバをツユにザバと浸けたのちズズズっと豪快に啜り込めば、茹でたて締めたての適度にウエッティーな適度に冷えたソバに、甘みが少なく濃口醤油がガっと効いた温かいツユが絡んで、これが、もう。そばなのに脳ミソにガツンとくる味というか、おちょぼ口で上品に食べていたのでは、このソバの良さはわからないと思います。
あとは、ソバにワサビを付けたり、ツユに七味に振り入れたり、シナっ一部カリっとしてツユにはよく馴染むけど決して溶けないかき揚げを囓ったり、卵黄を割ってそばやかき揚げに絡めたり、合間にホウレン草を挟んだりと、色々楽しみながら食べ進めば、あっという間に小山になっていったソバが消えて無くなってしまいます。
こちらは、家人がいただいた品。
初めてこちらのカレーそばをひたしでいただいて以来、すっかりハマっているというか、このお陰で、混んでいるお店が苦手な家人を、こちらのお店に来させる理由になっているというか。
ただ、普通盛りだとソバの量が多いようで、残りは私が美味しくいただきますが、色が透明だけどしっかりとカレー的スパイス感のあるツユは、ほんと、こちらならではですね。
というわけで、今回もどれも美味しくいただいたのですが、以前は大盛り+家人の残りを普通にいただけた私の胃も、最近では中盛り+家人の残りでベルトを緩めたいほどパンパンになってしまうのが悲しいところ。(「加齢」ってヤツで、こればっかりは仕方が無いんですけどね。)
ごちそうさまでした。
令和5年4月訪問
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