趣味の活動記録。
【タイトル題字:細身のシャイボーイ様】
(令和5年)4月のとある日曜日の朝。早くに目が覚めてしまい、空腹を抱えて悶々としていたのですが、そろそろ太陽が昇って気温も上がってきたと思い、もそもそと着替えてからバイクを転がしつつ向かったのが、週末は朝早くから営業している(開店は何と4時!)こちらのお店。
それでお店に入り、丁度あいていた真ん中のカウンター席に座ってメニューを一瞥。家を出た時は、こちらのお店で一番のお気に入りである「牛みそそば」にしようと思っていたのですが、お品書きを見たところで方針変更。初めてとなるみそたんたんめんをいただいてみることに。温かいのと冷たいのから選べるところ、お店までの道中思った以上に寒かったこともあり、温かい方で、更には味玉追加でお願いしました。
店主さんが厨房に消えて程なく、みそたんたんめんが登場。で、スープが黒いという見た目でまず驚いたというか、黒ゴマを使っているんですかね。それと、ジャパニーズ坦々麺のアイコンとなっているピリ辛の挽き肉もありませんし、海苔があしらわれているのも珍しいかと。
それでまずは、その黒いスープからいってみたところ、「成る程こうきますか!!」と。というのも、最近よくある、ゴマの濃厚なコクが表に出た味を想像していたところに、あっさりとした味わいのスープがきたものだから。ですが正直戸惑いはあったものの、よく味わってみると、動物系?出汁の旨味と風味が抑えられた味噌の味わいと共に、黒ゴマならではのちょっと引っ掛かりがありつつも半歩引いたようなサラっとしたコクと香ばしさが絡んで、これが、もう。また、辛みは表面に少しだけ掛かったラー油のみで、個人的には穏やかというかちょい辛程度に感じるレベルというのも、やりすぎない絶妙なさじ加減というか。よくよく考えてみれば、こちらのお店の中華そばは、スープの素材の旨味が声高に主張しないけどちゃんとあるというか、逆にこちらから積極的に味わいに行かないと、その秘めた真価がわからない方向性でしたね。それが「たんたんめん」と聞いた(見た)だけでIQが下がってしまい先述のような想像をしてしまった私が間抜けでした。
また麺は、他のメニューと共通でしょうか?やや平べったい形状の、食べ始めに硬質な歯応えのあるもの。この麺は、このようなあっさりとしたスープでこそ真価が発揮できるような気がします。
そして具は、シャキシャキの笹ネギが味わいに変化を与え、プレーンな穂先メンマは箸休めにぴったり。それとダイスカットされたチャーシューは煮豚では無くて焼豚でしょうか?香ばしい表面と、噛んだ時の肉々しさがたまりません。あと、追加の味玉は、黄身がトロっと、白身もトロっと柔らかめで、味付けはしっかり。
というわけで、美味しくいただいたのですが、名前にたんたんめん(担々麺)と付いていたものの、ただいてみると実にオリジナリティ溢れる一杯だったというか。
ごちそうさまです。
令和5年4月訪問
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