趣味の活動記録。
【タイトル題字:細身のシャイボーイ様】
個人的になかなかお伺いし難いというか普段の生活では行く用事がない芳賀町にあるけどお店には行きたい芳(かぐわ)さん。この日も、用事があって仕事を中抜けした際、ついでに通勤に使っているバイク(原付二種)で農道を爆走して芳賀町まで。お昼頃にはお店にお伺いすることが出来ました。それにしても、この日は3月も終わりに近い頃なのに季節が逆戻りしたかのような肌寒さで、到着した頃には、身体がかなり冷えていたという。
それでお伺いする前は、前々回が醤油味、前回が塩味の中華そばをいただいたので、今回はつけ麺そばか混ぜそばをなんて思っていたのですが、先述のような状態だったので、鰹中華そばにしようと決めかけた時に、期間限定メニューと思われる中華そばを発見。それと和え玉の食券を購入すると、カウンター席に案内され、食券提出から程なくして注文した中華そばが登場しました。
それがこの、牛骨貝出汁中華そば。牛骨出汁の影響か、スープは貝出汁中華そばよりも白濁していてように感じ、油も多めでしょうか。
で、そのスープからいってみたところ、貝の風味・旨味に加えて、牛骨出汁由来っぽいミルキーな風味と、しっかり重めの動物系旨味、油のコッテリ感が加わっていて、これが、もう!貝出汁中華は貝+鶏のダブルスープですが、こちらは貝+牛骨のダブルスープでしょうか?あと牛骨は、豚骨や鶏ガラに比べ旨味が薄いという認識だったのですが、これは牛骨をふんだんに使用しているのか、しっかりとした牛の旨味というか存在感もありますね。
また麺は、醤油味と同じ(と思う)全粒粉配合の細麺ですが、その香りもこのスープに合いますね。食感は、シコシコっとした歯応えと、ビニョンと伸びるコシの強さが感じられ、そちらの相性も良い感じ。
そして具のチャーシューは、前回前々回とあまり意識しなかったものの、今回のは生姜風味が立っていたというか、それがアクセントとなって。あと鶏チャーシューはしっとり系。味付けは、どちらも薄すぎず濃すぎず丁度良く。それとこのラーメンならではの具が、茹でモヤシ。貝出汁中華より味わいが重くなったスープには、ぴったりなチョイスですね。あと追加の味玉は、白身がプリンプリンで黄身がホクっとしつつも中心はトロっと感のある絶妙な火の通り加減。もちろん味加減もバッチリです。
中華そばの麺を食べ終わるタイミングで、予め食券を買って渡しておいた和え玉をお願い。こちらの和え玉は初めていただきますが、麺が、醤油味や今回の牛骨貝出汁と同じく全粒粉配合細麺なんですね。
で、まずはよく混ぜてそれだけでいってみれば、中華そば同様しっかりとした食感の麺に、貝油のコクと香りや、良い塩梅のタレが丁度良く絡み、加えてダイスカットされたチャーシューのショウガ風味がほのかに効き、更に薬味のネギや青みのホウレン草と相まって、これが、また。
その後、残しておいた牛骨貝出汁スープに浸けていただいてみたところ、これはこれでグッドなものの、個人的には混ぜたのをそのままいった方がより好みでした。(単品で完成されているっす。)
そんなわけなので、勿体ないことにスープが少々余ってしまったのですが、そんな時、脳内に「貝ご飯も食べちゃえよ」という悪魔の囁きが。店員さんに確認したら、現金でも大丈夫ということだったので、100円玉を出してお願いしました。
で、まずは貝の乗ったところからいただけば、やっぱり秀逸というか、貝の味付け風味付けが絶妙。それを一通り味わったところで、本命の、スープ投入!牛骨貝出汁スープも、白いご飯と良く合いますね。
というわけで、今回も色々いただいたのですが、どれも大変美味しく、満足でございます。
ごちそうさまでした。
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