趣味の活動記録。
【タイトル題字:細身のシャイボーイ様】
北海道汽車旅も、早いものでもう4日目。この日は未明に旭川駅を出発し、幾つかのローカル線に乗りつつ午前11時前に到着したのが、個人的には某ドラマで名前だけは馴染み深い富良野駅。
ここに冬場に降り立つのは生涯二度目ですが、前回はまだバブル景気の残り香があり、本州から来るスキー客相手のリゾート列車に乗った記憶があるものの、今回はアジア圏(なかでも特に東アジア圏)からの観光客と共に列車から降りたという。
それはさておき、この駅で降りたのは列車の乗り継ぎが目的ですが、それともう一つ、こちらの駅待合室には、今や希少な駅そば(うどん)のお店があるからでして。幸いなことにに、接続時間は1時間近くありますし。
そんにわけで、改札口を出たら左手の待合室へ。すると探す間もなくそのお店はあり、カウンター内にいらっしゃるのは、店名にもなっている「圭子ちゃん」でしょうか。
早速そのお姉さんに、お店の外側に貼られたお品書きを見ながら「天玉そば1つ」と注文。しかしよく見ると、天玉ではなく天ぷらと書かれていたので、これはしまったと。ですが、特に何も無く熟練の手際で調理され、あっと言う間に登場。ちなみに、天ぷらそば・うどん以外には、かけ、月見、わかめ、山菜、きつねがあり、かけは370円、種物はどれも420円でした。
で、早速ツユからいってみたところ、濃口醤油が効いた濃いめの味付けというのが、何とも良いですねぇ。やっぱり駅そばは、こうじゃないと。また出汁感と甘みは適度で、更に、温度がちょっとだけ熱いのも、冬場には嬉しいところです。
またソバは茹で麺で、色がやや黒めかつ太さは結構太め。プリプリモチモチと、歯応えがしっかり感じられます。
そしてかき揚げは、中央の乾燥した小エビ1尾以外は全部衣という、北海道(に限らず)の一部駅そばではトラディショナルなスタイル。ツユとの馴染みは良いというか、いただいているとホロリと解けていきます。またツユの熱で白身が微かに固まった生玉子も、つゆの味が濃いので最高の相性。更に薬味のネギも、しっかりと存在を主張します。
というわけで、とても美味しくいただいたというか、まさしく私の好みが集まったとも言える一杯に出会え、とても感動し、大変満足いたしました。ほんと、ありがとございます。
ごちそうさまでした。
令和5年1月訪問
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