趣味の活動記録。
【タイトル題字:細身のシャイボーイ様】
ここ暫く前から、何かで情報を得て「是非いただきたい」と興味を持ち、そのお店のSNSアカウントはフォローしたものの、お店の立地とかタイミングとか諸々の事情でなかなかお伺いできないお店というのがわりとあるのですが、芳賀町にある、貝出汁がウリのこちらのお店もその一つ。自宅でよく貝汁をこしらえていた祖母の影響というか、それを幼少の頃から大人になるまで食べ続けていた私的には、貝出汁の澄まし汁、味噌汁、そしてもちろんラーメンも好きだったります。
それで平日のこの日。所用のため半休を貰っていたのですが、時間に余裕があったので、退勤後、クルマを芳賀町へ向けてGO!芳賀町自体普段の生活ではあまり行く用事がなく(たまに某塩ラーメン専門店にお伺いするくらい。)、更に自宅からだと地理的、心理的にちょいと行きづらいところだったりするのですが、今日は職場からだし、退勤前から、こちらのお店にお伺いしようと決めていました。
時折雨がパラつくなか暫しのドライブののち、午後12時半を少しまわったあたりでお店に到着。幸いなことに、店舗前の駐車場にクルマを停めることができたのですが、満車の際は隣接する芳賀町役場の駐車場も使用できるそうで。
駐車後、早速お店に入ると、入り口のところに食券の券売機があったので、一通り確認した後、今回いただくメニューが決定。それらを購入し、店員さんの案内でカウンター席に着席。食券提出後、程なくして注文の品々が登場です。
それで今回のメインは、こちらのお店の基本メニューと思われる貝出汁中華そばの醤油味に味玉を追加して。今時のラーメン専門店らしい、下部が窄まった器に盛られたそれは、なんとも端正な佇まい。ですが、それよりも印象的なのは、この状態でも器から、貝出汁の美味そうな香りが。
で、その香り立つスープを一口いってみたところ、これが、もう!!香りからするとメインの出汁素材はアサリだと思いましたが、それだけではない厚みのある風味と旨味が凄いのです。ここで、隣席との仕切りに挟まれた「当店こだわり」に気付き、読んでみたところ、スープは、アサリとホタテ、昆布から取った貝出汁と、鳥清湯を合わせたダブルスープとのことで得心。バランス等、相当に試行錯誤されたんじゃないでしょうか。そこに醤油ダレが何とも良い塩梅で加わって、更に、表面の油はアサリから旨味を抽出した貝油とのことで、最初に感じた香りの正体はこれでしたか。
また麺は、表面に全粒粉の粒粒がみえる細めのストレートタイプで、自然な弾力と、貝出汁に負けない香りが良い感じ。
それと具は、豚と鶏、2種類の低温調理された、しっとりジューシーなチャーシューも凄いのですが、ホウレン草は瑞々しく、軟らかいもシャクっとした食感が心地良い穂先面のも良い塩梅。更には中央の白ネギに至っても、水に晒して余計な辛味や香りを抑えてあったような。あと追加の味玉は、今時珍しくなった固茹でタイプでしたが、半熟タイプだとどしても黄身の味の印象が強くなってしまいがちなので、これはこれで見識あるチョイスだなぁ、と。(個人的にも、固茹でも好きですし。)
ほんと、スープも麺も具も、隙なくぬかりなく構成された一杯ですねぇ。
こちらは、平日限定につられて一緒にいただいた品。小振りな丼に盛られた御飯の上には、アサリの身とアオサでしょうか?が載っています。
で、一口いただいてこちらも感心したというか、アサリに付けられた爽やかな風味のお陰で、ただアサリを煮て味付けしたものとは違う、ワンランク上の味わいだったというか。
もっとも、途中から我慢できなくなってラーメンのスープをかけてしまったのですが、それが加わっても間違いがない味。ただ、やはり多少は勿体無い感もあったので、次に汁かけ飯にするときは、白ごはん(100円)でのほうがいいのかもしれませんが。
というわけで、初めてお伺いしましたが、どれも大変美味しくいただき、大変満足いたしました。
先述のとおり、芳賀町って自宅からお伺いするには少々行きづらい場所にはあるのですが、これは芳賀町を訪れる頻度が上がりそうというか、またお伺いして、今回いただけなかった塩味やつけそば、まぜそば、貝油の和え玉、サイドメニューの貝餃子やトッピングの貝ワンタンなど、全メニュー制覇したくなりました。
ごちそうさまです。
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