趣味の活動記録。
【タイトル題字:細身のシャイボーイ様】
那珂川町というのは個人的にあまり縁のないところなのですが、この日は朝から所用があり、同様の人達とワゴン車1台で乗り付けることに。
それで昼食どうしようかと話になった時、用事の合間で時間が限られていたものの、同行者の一人が以前行った旨い蕎麦屋があるのでそこにしようという流れとなり、反対する理由もなかったので流されるままにというかお昼になって車に揺られるままに連れて行かれたのがこちらのお店。旧馬頭町の街なかを離れて進む際、前を走っていた車もこちらのお店に向かっていたのにはちょっとびっくりしたというか。
結構山深いところにあるお店に到着すると、靴を脱いで早速入店。そば打ち教室もやっているらしく、広い店内にはそば打ちの道具一式が揃えられていました。
席はテーブル席のみで、平日にもかかわらず、店内は年齢の高い人達でほぼ満席に。シニア層もといアダルト層に人気のお店なんですね。(平日だから?)
空いた席に別れて座り、今回は時間もなかったので、全員同じメニュー。もりそばの大盛りに、天ぷらという組み合わせで注文。こちらの人数が多かったのと、直前に入った組もあり、注文からしばらく待っての登場となりました。
登場したら、まずは何も付けずに、ソバを1,2本。太さはやや太めでしょうか、瑞々しさと共に、力強い穀物的蕎麦の味わいが。表面には挽きぐるみらしい黒いツブツブが見て取れるので、そのせいもあるんですかね。ツルツルっと啜り込んでいただくというよりは、ギュっと密度感のある歯ごたえを楽しみつつしっかりと噛んで味わったほうが、より美味しくいただけると思いました。
またツユは、濃口醤油が結構効いてはいますが、全体的にあっさりめで主張はおとなしく、というか、あくまでソバを引き立てるようなチューニングという印象です。
それと、ソバの他に、お新香ときんぴらが付いているのが嬉しいところ。
天ぷらは、抹茶塩と共に登場。
タネは、ナスやネギ、春菊、ブナシメジといった野菜たちですが、素材ごとにタネの火の通し加減が丁度良く、おかげでジューシー。一方衣はサックリクリスピーな軽めの食感で、ほんと良い揚げ方ですね。
というわけで、どれも美味しくいただいて満足したのですが、限られた時間で急いでいただくのはちと勿体なかったというか。今度は、もっとゆっくり味わいにお伺いします。
ごちそうさまでした。
令和4年6月訪問
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