趣味の活動記録。
【タイトル題字:細身のシャイボーイ様】
出張3日目の朝。この日、早起きして向かったのが、三ノ宮駅や三宮駅(鉄道会社によって表記が違うんです。)のほんの少し北側にある、24時間営業の立ち食いうどんのお店。
個人的にラーメンが好きで、それがこんなブログを書く切っ掛けになったなったのは間違いないところなのですが、実はそれ以前から立ち食いや駅構内のお店などの庶民的なそば・うどん店が大好きで、以前というか30年以上前に1年ほど大阪に住んでいた時は、常に金欠だったこともあって、平日のお昼はほぼ毎日、立ち食いうどん(たまにそば)を食べていた程。なので遠出した時は、その土地の庶民的なそば・うどん店にも、可能な限り立ち寄りたいと思っているんですよね。
そんなわけでこちらのお店にお伺いした訳ですが、ビルの1階にあり、店頭には「うどん そば 250円」と書かれパトランプまで付いたスタンド看板が置いてあります。そしてお店に入ると結構な広さというか、奥に長い感じ。店名に「立ち喰い」と付いていますが、ちゃんと椅子がありますね。また早朝6時頃とあって店内は空いていましたが、飲んでオールしたっぽいノリの若者グループも。
注文は券売機で食券を購入する方式で、そのボタン(=品数)の多さに一瞬戸惑います。後客もいないので落ち着いて眺めたところ、北関東民の私的にも馴染みのある品(関西ではあまり見かけないコロッケまであったのは驚きましたが)のほか、丸天やきざみ、こぶ、にしんなど関西ではお馴染みの品もありますし、ぼっかけは当地神戸ならではではないでしょうか。また売切ランプが点灯していましたが、酒粕なんてのもありました。
そんな中から、スタミナうどんの食券をポチり。このスタミナうどん(そば)は、関西の庶民的なお店では良く見かけるものの、実はお店によって内容に差がある品で、私が大阪在住時によく通っていたお店では天玉(かき揚げ+生玉子)うどん(そば)がその名前になっていました。(ちなみに、肉(牛肉)+玉子を「スタミナ」として出していたお店もあり。)個人的には当時、バイトのお給料が入った後、財布に余裕があった時にいただいていた思い出があります。
食券を提出してその場で待つこと少し。あっという間の調理で手渡されたうどんを手にカウンター席へ。先程まで騒いでいた若者グループも帰ったようで、落ち着いていただけますね。
それでこちらのスタミナうどん。具材はかき揚げと玉子の他、きざみ揚げにワカメと、4種類。お値段を考えるとかなり(かき揚げと生玉子だけでも単品合計210円なんです。)お得で嬉しいですね。
で、早速ツユからいってみると、かけうどん・そばが1杯250円というお値段から相応のチープさはあるものの、節系のエッジが効いていて、いや、お値段以上のツユかな、と。味付けは薄口醤油を使った当地らしいもので、甘みやや抑えめの何とも好みの味わいです。
またうどんは、口当たりがフワっとして食感がプリっと。変にコシや歯応えを強調していないスタンダードな茹で麺感が好印象。
そして具のかき揚げは、ほぼ衣の当地らしいタイプですが、中央部の乾燥小エビからしっかりと風味も感じられ、最初はクリスプですが、ツユとの馴染みも良いですね。
というわけでリーズナブルなお値段にもかかわらず美味しくいただき、大変満足いたしました。
それにしても、こういうお店が街なかのそこかしこにある当地の方がとうらやましいというか、こういった面では都会が羨ましいですし、更にこういったお店のレベルが高いと感じる関西は良いなぁ、と。(でも1年住んだ結果、色々あって、尻尾を巻いて栃木に帰ってきたんですがね。)
ごちそうさまです。
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