趣味の活動記録。
【タイトル題字:細身のシャイボーイ様】
5月の中旬。降って湧いたような出張話で、急遽、関西方面に行かされることに。しかも、スケジュールはガチガチ。出張中の昼・夕食もほとんどお店が決められているような状態なので、行った先での最大の楽しみである食べ歩きも出来ないではないですか!
でも、せっかく行くのにそれでは勿体無いというわけで、ここはいっそ体重の増加は無視して、空き時間で可能な限り食べ歩きにチャレンジしてみることにしました。
それで初日の宿は、奈良県奈良市の、JR奈良駅からさほど離れていないところ。
チェックインから夕食まで1時間ちょっとあったので、その隙きに一杯やってしまおうと、JR奈良駅に。ここの1階自由通路というかコンコース内に、このJR奈良駅にも多数バスが乗り入れている奈良交通グループのうどん・そば店があるとの情報を仕入れていたので。
そのお店はすぐに見つかり、早速入店すると、店内は落ち着いた雰囲気。夕食や晩酌には少々早い時間だったこともあり、先客はわずかです。
注文は食券制ではなく、店員さんにオーダー。天ぷらがかき揚げではなく、しかも揚げ置きではないなど、いわゆる駅うどん・そば店よりはちょっと高級な気がしますが、メニューには麺2玉の学生うどん・そばもあるなど庶民的なところも。また午後5時以降はツマミ類も充実しているようですが、ここは一杯と言ってもうどんをいただくことにします。ちなみに、お店のおすすめは、複数種の天ぷらなど具だくさんでお得な大仏うどん・そば(1,000円)だったのですが、このあと、何食わぬ顔で夕食をいただくため重い天ぷら系はパスし、さりとて素うどんでは寂しいので個人的に関西に来るとよくいただく肉うどんをお願いしましたが、何と牛肉は当地の国産牛を使用しているようです。
空いていたこともあり、注文から程なくして登場した、その、大和牛の肉うどん。あしらわれたカマボコが上品ですね。
で、早速、関東とは違い関西は色が薄いところが多いけど、その中でもひときわ透明感のあるツユからいってみたところ、先に来るのは関東のような醤油っ気ではなく旨味なのですが、それが濃いですね。でも、節系の華やかな香りや旨味がメインというよりも、昆布的丸みを強く感じる味わい。また味付けの塩加減、甘みは適度なバランスです。
そしてウドンは、口当たりがフワっと柔らかめだけど、中心部にはコシがあるところが、関西のうどんっぽくて良い感じ。
それと具の大和牛は、素材の味を生かしてあるというか、リーズナブルな肉うどんのように品なく牛っ!とスメルが主張するようなことはないのですが、甘辛い味付けはそれほど濃くなくい感じ。なので、ツユと混ざっても主張せずに一体化するというか、より味わいを深めてくれるような気がしました。
というわけで、注文した時はいつもの駅うどん・そばよりも高級なものを頼んでしまった感があったものの、結局は美味くいただき、満足いたしました。
ごちそうさまです。
令和4年5月訪問
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