ここ暫く前から朝からラーメンをいただく、いわゆる朝ラーができるお店が増えたことにより、特に週末は朝からどこにお伺いしようかと嬉しい悩みも出てきているのですが、そんななか、3月下旬の土曜日にお伺いしたのが、宇都宮市のたけみやさん。
すっかり暖かくなり、また夜明けもだいぶ早くなってため早朝からバイクにのるのも苦じゃなくなったこともあって、この日は朝6時前に自宅を出発。午前7時の開店時間を狙ってみることに。で、この日は杉花粉の飛散がすごかったようで、花粉症でもないのに鼻水が出るなど若干ズビズビしながら朝の田舎道を駆け抜けること暫し。狙い通り開店時刻の少し前に到着しました。
駐車場には先客のクルマが1台。バイクは今回、お店の脇ではなく、隣の店舗と共用だと思っていた砂利敷きの駐車場の、お店に向かって左側の端に停めたところ、そちらはたけみやさんの場所ではないらしく、開店時刻となって出てきた店主さんに、お店の脇への移動をお願いされました。(よくわかっていなくて申し訳なかったです。)
【味玉らーめん(しお) 850円 +つくね3個 150円】
それで今回は、こちらのお店で一通りいただいた中で一番のお気に入りとなったしおらーめんの味玉入りに、初めて見かけたつくねトッピングを追加して。
待つこと暫しで登場したら、まずはスープをいってみたところ、これが、もう!ベース市鶏でしょうか?出汁の旨味がとても丸く、加えて甘みとコクをプラスする表面の油や、白ネギとタマネギの薬味も効果的。塩気も丁度良く、隙きがなく「味」を構成されている感。ほんと、ずっと啜っていたいスープですね。
また麺は、前回しお味をいただいた時には手打ち麺に変更してしまったので、標準の麺でいただくのは初めて。で、これがまたスープと共に口に入れると心地良いというか、ツルツル感とたおやかさがあり、ギンギンに主張はしませんが、スープとの一体感があります。
そして具ですが、2種類のチャーシューは、バラ肉はホロトロっと柔らかく、モモ肉?はスモーキーでしっとりしつつも肉の食感が楽しめ、どちらも良い感じ。青菜のサッパリ感、アッサリした味付けの柔らかいメンマも良く合っていて、更に白身が柔らかく黄身がトロっとした味玉は、味加減も良く、醤油の風味がこの中ではアクセント的に働いているような。それと今回の具の中での白眉が、追加したつくね。鶏肉に施された程よい味付けはもちろん、チャーシューとは別の意味でホロトロっとした食感が、また。これは今後も見かけたら、是非とも追加トッピングとして加えたいですね。
というわけで、今回もとても美味しくいただき、満足いたしました。
ごちそうさまでした。
令和4年3月訪問