たひお備忘録

趣味の活動記録。
【タイトル題字:細身のシャイボーイ様】

栃木県宇都宮市 らーめん たけみや

 このところ続いている週末のバイクで朝ラーですが、この日は、一度お伺いしてみたかったお店がこのところ朝営業をされていると知り、喜び勇んで宇都宮まで。革ジャン着ていた上半身は暖かかったものの、デニムに普通のヒートテックくらいだった下半身は、11月上旬の朝の気温だとかなり寒かったというか。
 で、出だしから色々あって、身体の方もアンバランスに冷えながらお店に到着したのが午前9時20分頃。9時45分までの朝営業が早仕舞いしていたらどうしようと思っていたのですが、お店の入口に暖簾がかかっているのを見て一安心です。

 早速バイクを敷地の端の方に停めてお店に入ったところ、カウンターに先客が1人。そのカウンターの上部には、私の世代だととても懐かしい、TVドラマ「スケバン刑事Ⅱ」の頃のナンノちゃん(女優の南野陽子さん)のジクソーパズルが掛かっていました。
 で、そのナンノちゃんの下に座って早速注文。基本のメニューは、醤油と塩のようですが、更に、煮干白湯ともう一品があり、今回いただいたのはそのもう一品のほう。

【雷鳥 850円 + 味玉 100円】
雷鳥 850円 + 味玉 100円

 それがこの、「雷鳥」という品。実は、以前何度かお伺いしている宇都宮の麺栞みかささんにも同名のメニュー(レギュラーではなく期間限定)が有り、煮干し出汁+背脂という構成も一緒。何らかの関係があるとは思うのですが、それよりも興味があるのはどんな味かということで、背脂と液体油が覆う表面をよくかき混ぜてからいただけば、これが。
 まず感じるのは、豚の背脂と出汁の煮干しの風味。そして脂の甘さですが、すぐさま出汁と、しっかりと効かされた醤油ダレの味わいがグっと。ただ、味に明確な甘味を感じるせいでしょうか?ガツンと来るいうよりは丸さがあるというか、濃さはあるけどしっかりとチューニングされているというか。更にそこに、岩海苔でしょうか?海藻系のものや、生タマネギ、がたっぷりと載っていて、これらが相性バッチリ。スープの味をより引き立てています。
 また麺は、ややぷっくりした形状の太ストレート麺。ハリがある歯触りと適度にしっかり感のある噛み応えが、味の濃いスープと良く合っていますね。
 そして具は、載せる前にしっかりと暖められていることに有り難さを感じたのですが、チャーシューはそのせいもありホロトロっとした食感。メンマも柔らかさがありますが、個人的に印象的だったのが、その味付け。どちらも優しい感じで出しゃばらず、それでいて影が薄いなんてことはなく。あと、追加した味玉ですが、黄身がトロっとしたタイプ。こちらも、やや控えめな味加減がラーメンとの相性を高めている気がしました。

【牛すじ丼 350円】
牛すじ丼 350円

 こちらは、一緒にいただいた品。で、ご飯の上に載った牛スジを一切れいただいただけで、これも、また。
 その牛スジは、程よく甘辛い味が心まで染み込んでいるのはもちろんですが、スジ自体がペロっと柔らかくなるまで煮込まれ、更には、牛臭さというか獣っぽいワイルドな風味は皆無。個人的に牛スジを使った料理は好物で、家でも作ったりするのですが、ちゃんと手間かけないと、こういうふうにはならないんですよね。
 更に、青ネギに加えて紅ショウガの独特な風味がピタリと合っていて、これまた良い感じです。

 というわけで、どちらも美味しくいただいて大満足だったですが、今回の雷鳥や牛すじ丼をもう一度いただきたくなったのはもちろん、雷鳥の締めにライス投入なんて考えただけでエキサイティングだし、加えて基本メニューも是非ともいただいてみたくなったし。また朝営業は平日もされているようで、それなら出勤前にキメることも可能だな、と。
 なのでまた、ナンノちゃんに会いに行きたいと思います。
 ごちそうさまでした。

令和3年11月訪問

コメント

現在、新しいコメントを受け付けない設定になっています。

このブログの管理人

HN:
馬 たひお (@uma_tahio)
性別:
男性
趣味:
このブログのとおり
自己紹介:
栃木県のちょいと北の方に住んでいるアラフィフのオッサン。
ラーメン・そば・うどんなどの食べ歩き、乗り鉄、競馬の旅打ち、モータースポーツ観戦、PC自作など嗜んでいます。

【ご注意】 このブログに記載された情報は訪問当時のもので、現在のものとは異なる場合があります。あしからずご了承ください。

ツイッター

ブログ内検索

カレンダー

10 2024/11 12
S M T W T F S
1
3 5 7 9
11 13 15
17 19 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30

アーカイブ

忍者ツールズアクセス解析