趣味の活動記録。
【タイトル題字:細身のシャイボーイ様】
先日の新座からの帰り路、バイクを走らせていた時に見つけて気になったものの、その時は別のお店に寄る予定だったため、泣く泣くスルーしたお店が。で、今回。あまり間を置かずに新座への再訪となったため、帰りはその時気になったお店にお伺いすることに決めておりました。
それがこの、武蔵野うどん竹國の、富士見下南畑店。今でこそ一般名詞のようになっている「武蔵野うどん」という言葉があるとおり、かつて「武蔵野」と呼ばれた埼玉県西武から東京都多摩地方にかけてやその周辺地域(っていうか、主に埼玉県内)では、昔から小麦栽培が盛んだったせいか手打ちうどんを食する文化が有るのですが、こちらは、その「武蔵野うどん」の名前を使って大々的にチェーン展開されているお店のうちの一つです。
お昼時とあってか広めの駐車場にはクルマがひっきりなしに出入りしているようですが、何とか空きスペースを見つけバイクを駐車。お店に入ると中はだいぶ広く、カウンター、テーブル、そして座敷もあったかもしれません。
注文は食券制となっていて、券売機で購入した食券をカウンターに出してのセルフサービス。で、券売機を前にして何をいただくか一瞬迷うところ、一番上にボタンが有る「一番人気」と書かれた肉汁うどんの食券を購入。ちなみに、並盛(麺量350g)、中盛(500g)、大盛(700g)も同価格なのですが、(新座での用事が思った以上に早く終わり)先程そばをいただいてからまだあまり時間が経っていなかったため、並盛をチョイスしました。更にこちらの店、サイドメニューの天ぷらは揚げたてを出してくれるらしいのですが、これも前述の理由でパスし、替わりにツユの味変用に温泉たまごの食券も購入。提出すると呼び出しベルを渡されますが、席についてからあまり待たずにそのベルが鳴りました。
途中、薬味などの置かれた台で七味をツユに投入してから席へと持ち帰り、まずは、ゴツゴツとした見た目のうどんを、何も付けず(浸けず)に1本。見た目どおり、ツルツルシコシコというよりも、加水率低めっぽいガシっとした小麦を感じる噛み応えと素朴な味わいですね。
そして次に、そのウドンを温かいツユに浸けていただくのですが、このツユが、素朴なウドンと比べると結構派手というか、鰹節メインでしょうか?出汁の香りが華やかで、そこに具の豚肉や白ネギ、油揚げから出た旨味もプラス。味付けは関東地方らしく濃口醤油がメインですが、甘味も十分に効かされています。
あとはひたすら、並盛りでもわりとボリューミーな麺をワシワシといただきますが、温泉たまごはとても良い味変。結局、あっという間に食べ終わってしまい、これなら天ぷら付けても、いや中盛でもいけたかもしれません。
というわけで美味しくいただいて満足したのですが、お品書きには当地で夏場に食されているらしい冷汁うどんという品もありましたし、またいつか、富士見下南畑店に限らずお伺いできればなぁ、と。
ごちそうさまです。
令和3年8月訪問
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