趣味の活動記録。
【タイトル題字:細身のシャイボーイ様】
今年は5月中に東海地方まで梅雨入りしたものの、関東地方は6月に入ってもは梅雨入りせず、逆に夏を先取りしたような天気が続いていたのですが、そんな時にいただきたくなるのが「冷やし中華」。ということで、今年の初冷やし中華はこちらのお店にしようと、6月の某土曜日、宇都宮まで。お店というか店員さんのツイッターで、ちょっと前に提供が開始されたことを知っていたんですよね。
それで開店前にお店に到着したところ、既に開店待ちしている人たちが多数。ただ、人数のわりに番号札の番号は若かったので???となったのですが、どうやら、団体さんが大挙して待っていたようで。
程なくして開店時間となり、番号順に席へ。
先客はすべて店内の席に収まったようだったので、空いているはずのテラス席を所望したところ、3つあるテーブルのうち、小さな丸テーブルではなく奥の4人がけのテーブルにご案内。そこでオーダーを取りに来てくれるのを待っていたところ、先程の団体客の一部がテラス席にやってきて、一気に喧しくなってしまいました。(ちなみに、店内も相当に五月蝿かったようですが。)
【野菜サラダ(サービス)】
【スパイシーポテサラ 250円】
そんな中、まずは心付けの一品と、このところ毎回頼む野菜メニューからお願いした、スパイシーポテサラが登場。
花の季さんの心づけといえば、大根の甘酢漬けが一番登場回数が多いので、それ以外が出たときはラッキー感が強いのですが、今回のサラダも良かったというか、まずお店の農園で採れたと思われる野菜は新鮮で、サラダの大原則の3C(Clean~清浄で、Cool~冷たく、Crisp~歯応えパリっと)が守られているのはもちろん、自家製と思われるドレッシングが、また。あと、添えられたディル?がお洒落で、風味的にもアクセントになっているのではないでしょうか。
それとスパイシーポテサラは、以前いただいたことがあるポテトサラダと同様、上に載った種様のスパイスの風味が、何とも良い感じにマッチ。ところでこのスパイス、クミン?ディル?フェンネル?っていうか、ホールの状態では似ているのが多いにもかかわらず同定できるほど使ったことがないので、「これ!」と言い切れないのがモヤっとするのですが、とにかく、このスパイスが効いていることによって、凡百のポテトサラダから一線を画している、と。
そしていよいよ登場したのが、メインの冷やし中華。
以前いただいた時(と、お品書きの写真で)は、肉っ気担当が蒸し鶏だったのですが、今日のはチャーシューの細切りで、またそれよりも特徴的に感じるのは、お店の農園で取れたと思われる生野菜類。一般的なキュウリやトマトの他、タマネギや大根っぽいもの、サニーレタスっぽい葉っぱなどなど、何種類も載っています。
で、きれいな見た目を崩すのは勿体無いのですが、天辺にあしらわれたレモンを避けてから全体をタレと良く混ぜてからいただけば、これが。
まず麺は、こちらのお店のラーメンと同じような見た目の、やや平べったい細いものですが、茹でてから締められているためツルツルのシっコシコ。細いけど存在感はバッチリです。
ですが、味的にもその麺と負けない存在感を放つのが、先述の野菜をはじめとした具材たち。新鮮な生野菜はどれも(トマト以外)シャキシャキで、更に、チャーシューのしっかりした肉の味や、甘辛く煮たシイタケ、甘酸っぱく漬けた新タマネギ、更に厚焼き玉子がところどころアクセントとなって、これが。
更に、これらを纏めるタレがまた秀逸というか、一見、甘味を加えた酢醤油ベースのサラッとしたものと思いきや、それだけではなく、動物系(鶏?)の旨味が加わっているような。で、その味が全体をグレードアップさせているような、そんな気がしました。
こちらは、同行の相方がいただいた品。
例によってちょっとだけ味見させて貰いましたが、今日のスープはライトめの仕上がりで、夏場っぽい味わいかなぁ、と。
というわけで、どれも美味しくいただいたのですが、返す返すも残念だったのは、始終大きな声でのお喋りが止まなかった団体客。楽しく食事するのは結構ですが、こんなご時世なので、お外で食べるときは、ほんと、静かに食べましょうよ。
ごちそうさまです。
令和3年6月訪問
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