趣味の活動記録。
【タイトル題字:細身のシャイボーイ様】
このブログでも何度か書いているように、たまに宇都宮インターパークに用足しに行く機会があるのですが、そんなインターパークの周辺に立っていた看板を見て気になっていた讃岐うどんのお店がこちら。
そのお店は栃木県道320号の、いわゆる砂田(すなった)街道沿いにあって、午前11時の開店直後に到着したところ、既に駐車場にはクルマが数台。店内も賑わっていましたが、幸いなことに空席はあったので、待たずに案内していただきました。
そこで注文したのが、インターパーク近くの看板に書かれている、まさしく「看板メニュー」の海老もちぶっかけ。それを120円増しの大盛りでお願いしたのですが、暫く待って登場したそれは、丼でかっ!というのが第一印象。
ですが、うどんの上には海老と餅の天ぷらが綺麗に並び、その上にはカイワレやかなり細めの刻み海苔などが散りばめられ、中心には大根おろしとおろし生姜、スダチが添えられて、何ていうか、とても丁寧な仕事が見た目から。讃岐は讃岐でも、市中の製麺所ではなく、高級感のあるお店のウドンといったビジュアルですね。
配膳した店員さんからは、「すだちを絞ってお召し上がりください」との説明がありましたが、まずはツユを回しかけただけでウドンを1本啜ってみたところ、これが!
口当たりはツルツルというかシルキーな滑らかさかあり、噛むと歯応えはムチムチのシっコシコ。これはウドンそのものも、市中の製麺所ではなく、まさしく高級感のあるお店のウドンですね。
またぶっかけ用のツユは、いりこ出汁がベースでしょうか。意図的な甘さは控えめですが、何とも丸みがある味わいが、また。
そこに上に載った薬味類が味と香りで彩りを加えますが、カイワレは必要以上に辛くなくシャキシャキ感プラスし、海苔も香りがリッチ。それとスダチは途中から絞り入れましたが、爽やかな香りと軽い酸味がとても合いますね。
そして具の天ぷらですが、海老は小振りなのが6匹も入っていて、衣サっくり中プリプリの食感。餅は揚げることによってツユと絡む衣や油のコクを纏って、これも良く合いますね。
あと、箸休めに枝豆がついてくるのも嬉しかったです。
こちらは、同行の相方がいただいた品。冬季限定らしいです。ちなみに、かけのこちらにもスダチが付くんですね。
それで例よって少しだけ味見させてもらったところ、ウドンが温かいツユの中でも滑らかさを失わず、逆に歯応えがちょうど良い感じになって、これも、また。
あとぶっかけのツユよりも、なぜか甘味が控えめに感じました。
というわけで、全て美味しくいただいたのですが、ちょっと良い讃岐うどんがいただきたくなったら、またお伺いしたいと思います。
ごちそうさまでした。
令和3年2月訪問
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