たひお備忘録

趣味の活動記録。
【タイトル題字:細身のシャイボーイ様】

富山県富山市 氷見きときと寿司 富山駅店

 3日目の行程を終え、いろいろあって予定よりちょっと早い時刻に、この日の宿のある富山駅まで戻ってくることが。で、今夜が旅の最終夜ということもあり、夕食はちょっと良いものでもと思ったのですが、歳のせいか疲れがだいぶ溜まっていた自覚もあり、宿からも近かった、富山駅構内のこちらのお店でサクっといただくことに。

【生ビール(アサヒ)460 円(税別)】
生ビール(アサヒ)460 円(税別)
【アサヒスーパードライ 560円(税別)※写真無し】

 ですがまずはとりあえず生。銘柄はアサヒスーパードライですが、余計な拘りさえ捨てれば個人的には一番好きな銘柄(もっとも、日本のメジャーなビールはどれも美味しいと思いますが。)というか、これがどこでも飲めることに感謝。ほんと、決して裏切らない味です。
 で、生をほとんど一息で飲んでしまったので、追加は瓶で。瓶ならではの安心感、あると思います。

【白えび天ぷら 660円(税別)】
白えび天ぷら 660円(税別)

 ビールを飲みつつつまんだのが、富山湾名物である白エビの天ぷら。当然揚げたてで、衣はサクサクで香ばしく。でも中は柔らかくて、わりとしっかりとした海老の味が。また、味付けは衣にうっすら塩味が着いているのでしょうか?そのままでも十分美味しくいただけました。

【冷やしバイ貝うま煮 460円(税別)】
冷やしバイ貝うま煮 460円(税別)

 つまみその2は、バイ貝の旨煮。小振りなのが8つも入っていて、更に一緒に煮たと思しき大根も。
 で、お味のほうですが、出汁が効いていて上品。濃すぎないので、煮汁も飲めてしまうほど。身を爪楊枝で取り出す手間も楽しいですね。さらにびっくりしたのは大根で、出汁とバイ貝の旨味を吸って、これがたまらなくなっていました。

【茶碗蒸し 280円(税別)】
茶碗蒸し 280円(税別)

 つまみその3は、回転寿司ですっかり定番となった茶碗蒸し。それにしても、回転寿司で茶碗蒸しって、どこが始めたんでしょうね。
 で、こちらも出汁が効いていて、トロっとした食感も、また。あと、タネが変に魚魚していないのが逆に良いと思いました。

【立山(本醸造) 660円(税別)】
立山(本醸造) 660円(税別)

 途中からお酒は、地酒である立山の本醸造にスイッチ。っていうか、前述のバイ貝が日本酒を呼んだんですけど。
 で、冷えていたこともあって、キリッとした口当たりと、切れのある後味が良かったです。余談ですがこの立山。この後、ホテルでの寝酒に駅構内のコンビニで買ったものを飲み、更には次の日、帰りの新幹線に乗る前に買って車中で飲んだり自分へのお土産したりしました。


【ふくらぎ(地物) 220円(税別)】
ふくらぎ(地物) 220円(税別)
【ほうぼう(地物) 280円(税別)】
ほうぼう(地物) 280円(税別)
【かわはぎ(地物) 280円(税別)】
かわはぎ(地物) 280円(税別)
【すずき(地物) 280円(税別)】
すずき(地物) 280円(税別)

 寿司は、注文はタッチパネル式でしたが、そこに「地物」と書かれていた物をいくつか。
 それでまずフクラギですが、ブリの幼魚のこと。富山といえば氷見のブリが有名ですが、それはそれで大変美味しいと思うものの、最近歳を取ったことを自覚させられている自分的には、このくらいの脂の乗りがちょうど良かったりして。
 つぎにホウボウは、砂地の底にいるような魚で、海辺では広く食べられているそう。個人的には以前、いずれも海沿いの旅館や民宿などで、刺し身や煮たものを数回いただいたことがあるくらいという馴染みのない魚ですが、きめ細やかな白身は旨味が強く、脂の甘味がくどくなくて良いですね。
 そしてカワハギは、ある意味安定というか、モチシコっとした食感の身からは、ガツンと来ないけど、ジワジワと来る濃い旨味が何とも。個人的には肝も欲しいところですが、こういうところでは難しいですかね。
 最後にスズキは、シコっとした筋肉質な歯応えと、脂はあれど上品な白身が、もう。間違いないですね

【白えび昆布〆 760円(税別)】
白えび昆布〆 760円(税別)

 寿司のトリを飾るのは、いかにもなメニューだし、お値段的なものもあって、実はいただこうかどうしようか相当迷ったこちらの品。
 でも、そんなつまらないことを振り切っていただいてみると、白エビを昆布締めすることによって、水分が抜け白エビ自体の旨味がねっとりと凝縮されたところに、更に昆布の旨味が追加されるという、間違いようがない美味でした。

【白えび天ぷらうどん 560円(税別)】
白えび天ぷらうどん 560円(税別)

 この記事のカテゴリ上、これまでは前フリというか、これがメインになるというか、実際には〆でいただいた品。
 ツユは出汁感があって、味付けは薄口醤油ベース。尖りのない塩気の甘味のバランスでしょうか。
 また、ウドンは氷見名物の細うどんを使用していますが、ツルっツルの啜り心地が印象的。乾麺だと思うのですが、そのわりにはコシもあるような気がします。
 そして具の、白えびの天ぷらは、存在感があるというか、味的にも食感的にも結構主張。このウドンにまで白エビというのは贅沢極まりない気もしますが、まぁ、最後の夜ということで。

 というわけで、どれも美味しくいただいたのですが、最後の夜だからと好き放題食べ散らかしたら、サクッとどころか超豪勢な夕食になってしまったという……。(この記事内の金額を足してはいけません。)
 でも、満足したのは間違いありません。ごちそうさまでした。

令和3年2月訪問

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ラーメン・そば・うどんなどの食べ歩き、乗り鉄、競馬の旅打ち、モータースポーツ観戦、PC自作など嗜んでいます。

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