趣味の活動記録。
【タイトル題字:細身のシャイボーイ様】
こちらは、栃木県道48号大田原氏家線沿いにある、「きらり佐久山農産物直売所」の隣りにあるお店。確か以前は別のお店が入っていたり、お店自体やっていなかったような記憶があるのですが、少し前、久しぶりに通りかかったところ、この立岩屋さんというお店が入っているのを確認していたので、この日改めてお伺いしてみた次第。
駐車場にクルマを入れると、店頭にはためく「日本一 とうがらしの郷」という幟旗が目に入りました。このお店がある大田原市は、「栃木三鷹(とちぎさんたか)」という品種で知られる唐辛子の名産地で、市内各所で唐辛子を使ったメニューがいただけるのですが、ここもそのようですね。
と、話がそれましたが、店内に入ると既に先客が何組か。とりあえず席に座り、お品書きを見たところ、単品からセットまで、メニュー数、そして種類がとても多いですね。またラーメン類も沢山あったのですが、そんな中から今回は、唐辛子を使ったこちらの品を。
注文後、待つこと暫しで登場したのですが、丼からは、早くも日本唐辛子っぽい香りが漂ってきます。それでぱっと見、一般的な味噌ラーメンっぽい構成ですけど、スープは赤く、丼の中央部には2つの色合いの辛味噌っぽいものが。箸につけてちょっと舐めてみたところ、下は味噌のような発酵味を、上はラー油の中の唐辛子の粒っぽい感じを感じました。
で、まずスープを、辛味噌っぽいものを混ぜずにいってみると、味にまろみがあり、色ほどは辛くない印象。その後辛味噌っぽいものを混ぜると、味に深味と辛味が。更には甘唐辛子っぽい香りも加わりました。
また細めの麺は、唐辛子を練り込んだもの。唐辛子の辛味よりも香りを感じますね。そして食感は、加水率低めっぽい歯切れの良さが印象的。
それと具は、茹でモヤシと味のついた挽肉。あとメンマはこちらのお店のどのラーメンにも合うようにか、あっさり薄味に仕上げられていました。
というわけで、美味しくいただいたのですが、唐辛子の辛さだけではなく、その「味」や「香り」もまるっと味わえるような辛味噌ラーメンでした。で、今回迷っていただかなかった「とんがらしラーメン」という品もあるのですが、次は是非ともそちらをいただいてみたいですね。
ごちそうさまでした。
令和2年12月訪問
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