趣味の活動記録。
【タイトル題字:細身のシャイボーイ様】
今回の船橋競馬場訪問記の最後であるその3(ちなみに、その1、その2。)なのですが、最後に残るは競馬場グルメ。
それと、競馬場グルメとは全く関係ないのですが、この日のメインレースの名前にもなっている『佐倉牧』は、江戸時代に上総国と下総国(現在の成田市、香取市、八街市、富里市)にまたがって幕府によって置かれた軍馬の繁殖、飼育施設で、最盛期には馬億3000頭が放牧されていたとか。その後明治期に一部が御料牧場にもなったりしたのですが、千葉県が戦前から馬産地として栄えていたのにもこういう由来があったんですね。ちなみに、シンボリルドルフで有名なシンボリ牧場も、このかつて佐倉牧だったところの新堀というところにに大正時代に開業したそうで。
冒頭のグルメマップには空き店舗になってしまったと思われる空欄が目立つようになってきてしまったというか、かつてはもっとお店があったそうですが(カレーラーメンと肉豆腐、食べたかったなぁ…。)、それでもまだ「名物」と呼ばれるものも残っていました。で、相方と行く時は手分けしていただくことが出来るのですが、今回は1人ゆえ種類的にあまりいただくことが出来なかったというか。
新投票所アタリーナの近くにあるのがこちらのお店。以前スタンド4階にあった時から有名なもつ焼きのお店で、他にも煮込みやカレー、豚汁と、あとドリンク類もありました。それにしても、入場門を入ったそばから何とも香ばしい匂いが漂ってきていたんですよね。
【(上から)ハツ、白モツ、レバー 各150円】
ネタは店頭の大皿にまとめて置いてあり、パっと見どれが何だか判らなかったのですが、串を焼いているコワモテのお兄さんに尋ねれば丁寧に教えてくれました。で、その中から選んだのがこの3つなのですが、結論から言うと、「競馬場の中では」などと枕詞付けなくても、どれもとっても美味。下処理がちゃんとしてあって、タレも良い塩梅なのですが、ハツのジューシーさ、白モツの外側のカリカリ感、そしてレバーのトロっとした感じなど、何といっても焼き加減が絶妙。お兄さん、良い仕事しますねぇ。
【生ビール 450円】
生ビールはサッポロ黒ラベルでした。それにしても、1杯450円とは結構安いですね。(ちなみに、先日お伺いした大井競馬場は600円でした。)おかげでついつい…。
1階、2階、3階にお店を構えるのがこの東西商会さんですが、こちらは1階のお店。店員さんは、元気の良いオバちゃん達です。で、品揃えは後述する品の他、ラーメンやカレー、餅などの軽食類に、モツやタコ、おでんなどのつまみ類、そしてドリンク類もビールに酎ハイ各種やソフトドリンクなど、何でも一通り揃っていました。
【あんかけ焼きそば 350円】
その中でも、船橋競馬場で一番有名な一品と言えばこちらではないでしょうか?ソース焼きそばの上にはトロッとした野菜たっぷりの餡がかかっています。ちなみに、その餡はカレー味と聞いていたのですが、どちらかというとカレー味と言うよりほのかなカレー風味というか。それで元々味の付いたものの上に更に味の付いたものがかかっているのだから味が濃いっちゃ濃いのですが、個人的にはこれが中々オツだったというか、酒のツマミに丁度良い濃さというか。それにしても、旨いのですが、表現に困る味ですね。
【生ビール 450円】
先ほどのと一緒なので写真は省略。あんかけ焼きそばと、ものすごく良く合っていました。
以前あげた記事とかぶりますがご容赦を。こちらはスタンド1階西側にあるお店で、うどん・そば類の他、それらの具にもなっている唐揚げ、コロッケ、ちくわ揚げ。あとソフトドリンクに、なぜか今川焼きもありました。
【コロッケうどん 450円】
そこでいただいたのがこちら。駅の立ち食いそば店などではいただいたことがあるのですが、競馬場では見るのも初めてという気が。それでそのお味なのですが、黒々とした色のつゆは見た目ほど塩気は濃くないのですが、魚粉でも入っているんじゃないかって程に節系の風味が主張。うどんは若干細目で、こちらは特に主張無く。それとメインのコロッケは店内で作っていたのですが、粗く潰したジャガイモのホクホク感が良いですね。で、個人的にはアリな組み合わせだと思いますが、このコロッケは1個100円で単品販売しているので、次に来た時にはそれでビールをと思いました。
こちらはスタンド2階のお店。飲み物は一通りあり、ソフトクリームやサンデー、そしてお汁粉といった甘い物も。ちなみに餅類はお汁粉の他、雑煮と焼き餅もありました。他には定番の焼きそばに、つまみ類は、おでんは普通のとみそおでん、それにふろふき大根。あとはゆで玉子にシューマイ、ウインナーなどの他、今回いただいたこちら。
【(上から)白モツ、赤モツ 各100円】
この2種類の牛モツ、6月に大井競馬場に行った時にも売っていたので、南関4場ではお馴染みの食べ物なんですかね。赤モツはフワ(肺)で、白モツは大腸?の味噌煮で、正直、めちゃくちゃ美味しいという食べ物ではないのですが、何故か見るとそそられるというか。
【焼酎(ウーロン茶割り) 400円】
2種類のモツを肴にいただくのはこちら。お店のママの愛情たっぷり(焼酎が濃いめ)で嬉しくなりました。それにしても、モツと合うなぁ。
前述の東西商会さんですが、こちらは2階のお店。品揃えは1階と同じですかね?
【牛もつ 100円】
またモツなのですが、お店のおばちゃんに「柔らかいので!」と頼んだら鍋の中を探してくれたうえ、オマケまでつけてくれました。で、その柔らかい赤モツはフワッフワで、味噌が芯まで染み染み。これは酒が進むわぁ。
【ウーロンハイ 400円】
ということは一緒にいただくのもまたこちら。ちなみに、場内のお酒の値段は、日本酒が380円、酎ハイ系はどれも400円、ビール小瓶が400円で、生ビールが450円だったかと。
【出口のところの看板】
この日は、この後の予定があったので、残念ながらメインレース確定後に競馬場を後にしたのですが、何とか特別観覧席分くらいはプラスにすることができました。おまけに、生で買えないのでネットで買った最終レースも的中していて、それと合わせると♪たまには、こういうこともないとねぇ。
そんなわけで、初めての船橋競馬場だったのですが、楽しく一日を過ごすことが出来ました。これまで活躍馬を多数輩出しているにもかかわらず、正直言って南関4場の中では比較的地味な印象を受けてたのですが、やっぱり実際に行ってみると、いろいろと見所も多かったですね。なのでまた、何時か必ず来たいと思います。
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