趣味の活動記録。
【タイトル題字:細身のシャイボーイ様】
船橋競馬場は、千葉県船橋市にある地方競馬の競馬場。南関4場のうちの1つで、オフィシャルでは「船橋ケイバ」という名称になっています。競馬の主催は千葉県競馬組合ですが、土地と施設の所有は(株)よみうりランド。余談ですが、よみうりランドは元々(株)川崎競馬倶楽部として設立され、船橋競馬場の他にも川崎競馬場、船橋オートレース場(の一部?)の土地と建物も所有しています。
その開場は、昭和25年(1950年)。もともと千葉県柏市に、昭和3年(1928年)に開設され、その当時は「東洋一の近代競馬場」と謳われた柏競馬場というのがあったのですが、戦後に訪れた競輪ブームによって客足が減少。アクセスも悪かったため、より交通の便が良く、都市部に近くて集客が見込めるこちらに移転するかたちで誕生したそうで。また、柏競馬場は昭和27年(1952年)に廃止(競馬開催そのものは昭和25年2月を最後に休止していた。)になったのですが、その名前は当競馬場で行われる唯一の統一Jpn1かしわ記念に残っています。それと、開設当初は日本初のオートレース場である船橋オートレース場が馬場内にありましたが、走路の舗装化などに伴い昭和43年に移転しました。
そしてそのコースは、1周1400mの左回りの平坦なダートコース。かつてはその内側にある1周1250mのコースもレースに使われていたのですが、現在は調教のみの使用に。コーナーにはスパイラルカーブが採用されています。幅員は25mで最後の直線は308m。設定可能な距離は1000m、1200m、1500m、1600m、1700m、1800m、2000m、2400mで、フルゲートは14頭ですが、1200mと1500mは12頭となります。
それから特徴的に事としては、昭和28年(1953年)に日本テレビ放送網(NTV)によって地方競馬初のテレビ中継が行われました。またそれを記念して翌年からNTV盃として重賞競走が施行されたのですが、それが現在でも日本テレビ盃として続いており、今年で60回目を迎えました。あとは、以外と言っては失礼ですが国際的で、平成15年(2003年)にダーレーが馬主として日本初進出を果たしたり、所属していたアジュデミツオーが地方馬として初めてドバイ・ワールドカップに出走(6着)したりしています。それと、前述のアジュデミツオーやダレーの所有馬フリオーソ、他にもアブクマポーロや(シンボリルドルフが勝った)ジャパンカップで2着したロツキータイガーなど、地方交流競走はもちろんのこと、中央の舞台でも活躍している競走馬が多数いますね。あと個人的には、(個人的に競馬にハマった原因の1つである)漫画『みどりのマキバオー』に登場する「ヒットマン」ことサトミアマゾンが所属していたという設定で印象的だったのですが、前述のとおり活躍馬が多数在籍していたこともその設定の下敷きになっているのかなぁ、なんて勝手に思っています。
【船橋競馬場前駅の駅名標】
前々記事で書いた京成電鉄の成田駅から特急列車で引き返し、京成船橋で普通列車に乗り換えて、2駅で到着。結構降りる人が居て、「お、船橋競馬場賑わってるなぁ」とちょっと嬉しくなったのですが、駅舎を出たところにららぽーと行きの無料バスが停まっていて、そちらの方に流れて行く人もわりといたりして…。
【船橋競馬場手前の交差点】
歩道橋を渡ってちょっと歩くと、お目当ての船橋競馬場が。駐車場がかなり広く感じますが、それはまわりに建物だらけだからで、実際にはそれ程広くはなさそうです。もっとも、重賞が無い今日のような日は、この時間(午前10時頃)でも余裕がありましたが。
【船橋競馬場入口】
先ほどのところからちょっとだけ歩くと、船橋競馬場の入口が。「BAY CITY KEIBA」って、良いなぁ。
【入場券売場】
【入場門】
【特別観覧席売場】
先ほどの入口から通路を真っ直ぐ進むと入場門。その左手に入場券の券売機と、右手には特観席の売場が。特観席は今回1人だったのでどうしようか迷ったのですが結局購入して、いざ。
【コインロッカーと専門誌売場】
【メインスタンド】
入場門を入ると、右手に専門誌売場などがあります。そしてメインスタンドは、もの凄く立派!さすがは南関4場のうちの1つだなぁ、と。
【4Rのパドック】
入場門から入って奥の右手。もしくはスタンドの西端(1コーナー寄り)にあります。あと写真は4Rのパドックなのですが、平日の午後1時過ぎだというのに、結構な人出になっていますね。
【本馬場入場】
【誘導馬】
【レース後引き上げてくる競走馬と騎手たち】
コースへの出入りは1コーナー入口付近から。ちゃんと誘導馬もいましたが、この子はなんていう名前ですかね?
【スタート】
1500m戦はメインスタンド前からのスタート。こちらもパドック同様4Rですが、平日の昼過ぎに(以下略)。もっとも、自分も仕事休んで来ているんですがね。
【4角からメインストレート】
コースとスタンドの距離が結構近く感じます。またコーナーは前述のとおりスパイラルカーブになっているのですが、その効果と騎手のレベルの高さと相まって、直線の攻防はかなり熱いものが。(おかげで結構荒れたりもします。)
【ゴール板】
外回りコースのゴール板には船橋競馬場のマスコットであるキャロッタ君が、内回りコースのゴール板にはキャロッタ君の相棒のキャロッペ君があしらわれています。それと、ゴール板の後ろに見えるのは太陽電池だと思うんですが、最近設置されたんですかね?
【ホースビジョン】
コース内には着順掲示板も兼ねた大型映像装置のホースビジョンを設置。
【ハロー掛けするウニモグ(1)】
【ハロー掛けするウニモグ(2)】
ハロー掛けは新旧のウニモグを使用していました。っていうか、コース整備する車って、競馬場に行くたびに、つい気になってしまうんだよなぁ。
というわけで、とりあえず今回はこのあたりで。で、次回はスタンドまわりといただいた競馬馬グルメなどについて書かせていただきます。
このブログの管理人
【ご注意】 このブログに記載された情報は訪問当時のもので、現在のものとは異なる場合があります。あしからずご了承ください。
ツイッター
カテゴリー
ブログ内検索
最新記事
カレンダー
アーカイブ
忍者ツールズアクセス解析