趣味の活動記録。
【タイトル題字:細身のシャイボーイ様】
旅行一日目の宿泊地は、ラグビーと製鉄、そして漁業で有名な岩手県釜石市。そこで宿にチェックインしてから市内で夕食となったのですが、あらかじめ調べておいたいくつかの候補のなかから、「釜石ラーメン」をお目当てにこちらのお店まで。
ちなみに「釜石ラーメン」とは、釜石市の観光協会や情報サイトなどによると、透き通った淡麗なスープと、極細の縮れ麺が特徴とのこと。製鉄業に携わる人達やその家族、漁師たちによって、当地に古くから根付き発展してきたものらしいです。
してそのお店は、夜目にも巨大なイオンタウン釜石の近くにあるコンパクトな商業施設、タウンポート釜石の一角に。お店の造りだけ見ると新しいのですが、実は昭和28年(1953年)創業の老舗で、昭和35年(1960年)のチリ地震津波によって被災したため移転。そして平成23年(2011年)の東日本大震災でも被災され、仮設店舗での営業を経て、平成26年(2014年)に現在のお店がオープンされたようで。
その明るい店内はまだ真新しい感じが残っていて、とても明るい感じ。空いているテーブル席もあったのですがカウンター席に着席。早速壁に貼られたお品書きを見て、「餃子と瓶ビール、あとラーメン」と注文しました。
【ビンビール 550円(税別)】
【餃子 370円(税別)】
そしたら、何も言わずともまずはビールが、そして餃子が先に出てきました。加えてその時、店主さんから「ラーメンはいつお作りしましょうか」と。一見客にもこんな気配りをしてくださるなんて、とても嬉しくなりますね。
で、その餃子をいただいたところ、お味の方はとてもベーシック。餡は肉と野菜のバランスが良く、ニンニクそれなりに効いてる感じ。餡の味付けは濃くないので、お酢+ラー油でも、そこに醤油を足しても、どちらでもお好みでという感じで。
そして頃合いをみてお願いしたラーメンが登場。まずはスープからいってみたところ、これが何とも優しい味。(いただいた時のメモに「スープは優しさで出来ていた。」と書くくらい)出汁は動物系メインのいわゆる中華料理店の出汁っぽいのですがあたりが柔らかく、醤油ダレも、しっかりと味を付けますが、例えば、濃口醤油ビンビンみたいな尖りが全く無いもの。それでいて、物足らなさはないんですよね。またそれに合わせるのは、前述のとおり麺は釜石ラーメン特有の極細縮れ麺。チュルっとした啜り心地で、プチッと細さを感じる歯切れだけどシコっとした歯ごたえもちゃんとありました。それと具のチャーシューは、結構な厚みがあって、プリサクっとした食感。細めのメンマと共に、味付けは濃くないのが良いですね。
というわけで、実際にいただいてみても、単純に「美味しい」のはもちろん、地域に根づいたラーメンという感じがして大変良かったなぁ、と思いました。ごちそうさまでした。
令和2年7月訪問
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