趣味の活動記録。
【タイトル題字:細身のシャイボーイ様】
ゴールデンウイークも後半へと入り、緊急事態宣言が月末まで延長されることになった翌日。この日はたまたま矢板駅の近くまできてみたところ、こちらのお店に暖簾が出ているのを発見し、即座に駐車場にクルマを入れました。
で、こちらのお店にお伺いするのは3度目となるのですが、最初のひたし、次のラーメンと来て、今回はこちらのお店の名物「おしらじ」をいってみることに。ちなみにその「おしらじ」。前回お伺いした時に相方がいただいていましたが、このお店がある矢板市の山の方にある、幻の滝と言われる「おしらじの滝」からその名前を取った、幅広・極薄のウドンのことで、北関東の一部地域の人たちには「ひもかわうどん」に似たものと言えばわかっていただけるかもしれません。
それでこちらのお店のそば・うどんメニューはたいてい「おしらじ」に変更が可能とのことですが、今回は冷やし野菜の天ぷらを。で、「ぶっかけ」スタイルで来ると何故か思い込んでいたのですが、つゆ汁用の容器も付いてきたのでありがたく使わせていただくことに。これだと、つけ汁が冷たい「ひたし」ですかね。
で、最初は「おしらじ」のみ、ツユも付けずに味見してみたところ、ペラっツルっモチっとした食感が、麺そのものの味よりも印象的。次に、ツユに浸けていってみると、そのツユは出汁感が適度にあって、醤油っ気、塩気、甘味のバランスが良く、この幅広のウドンが浸っても丁度良い濃さも絶妙。また、そのおしらじに合わせる薬味ですが、ワサビ、ショウガ、ちゃんと晒した白ネギが添付。その中では個人的に、ワサビ+ツユの組み合わせが一番気に入りました。逆にショウガは、天ぷらと合わせると良い感じですが、おしらじ単体と合わせると結構持っていかれる感じ。もっとも、このへんは好みなので、卓上の七味を含め、好きに組み合わせれば良いとは思いますが。それと野菜の天ぷらは、大葉、ピーマン、カボチャ、椎茸、舞茸、ゴボウのかき揚げとバラエティー豊か。どれも衣はサクッとクリスピーで申し分ない揚げ方でしたが、中でもゴボウのかき揚げは、その香ばしさが印象的でした。
こちらは、相方がいただいた品。じつは「ひもかわ」文化圏育ちの相方なのですが、その相方曰く、「ここのはモチモチしていて美味しい。」と。
というわけで、今回も美味しくいただき、満足いたしました。ごちそうまです。
令和2年5月訪問
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