趣味の活動記録。
【タイトル題字:細身のシャイボーイ様】
平成29年の夏に始まった、地方競馬全国協会主催の『旅うまチャレンジスタンプラリー』ですが、令和2年3月末日の期限が迫る中、まだスタンプを貰っていなかった岐阜県の笠松競馬場まで。
実は元々、このスタンプラリーのために笠松競馬場まで来る予定だったのは、昨年10月半ばのこと。それで夜行バスなどの交通機関や当地で泊まる宿などの手配は全て済ませ、有給休暇も申請。前日には着替えなど荷造りも済ませて、あとは出発するだけとなったところに(令和元年)台風第19号が日本列島に接近。その速度から競馬はできそうだったのですが、帰りの予定がガタガタになりそうだったのと、台風のせいで出勤になる可能性もあった(実際、出勤になり徹夜仕事に。)ため、急遽キャンセル。ただ冒頭に書いたとおり、いつまでも日延はできなかったので、その後の笠松競馬開催時に何とか都合がつけられたこの日、ようやくお伺いすることができました。
個人的に笠松競馬場にお伺いするのは、平成25年(訪問記その1、その2、その3)以来二度目。前回は自家用車で岐阜市内の宿から向かったのですが、今回は一人だったこともあり、公共交通機関でお伺いすることに。
東京駅鍛冶橋駐車場から乗った夜行バスが、名古屋市の金山駅北口に到着したのは午前5時前。まだ未明というべき時間で、また雨が降っているせいもあって外は夜が続いているという感じでした。
【金山駅から乗車した名鉄電車】
【新羽島駅から乗車した名鉄電車】
金山駅から名鉄電車に乗って真っ直ぐに笠松競馬場の最寄り駅である笠松駅に向かっても着くのが早すぎるので、ちょいばかり遠回りを。それにしても、当地に来てから降り続いている雨は強まりこそすれ、一向に弱くならないのが何とも。
途中、予定していたよりもちょっと時間がかかり、笠松駅のホームに降り立ったのが、競馬場開門時刻である午前10時の頃。ここから徒歩で競馬場まで向かうのですが、東口から出て線路沿いの通路を南に歩けば正門に近かったにもかかわらず、間違って東の方に歩いてしまい、馬主会の建物が見えたあたりから堤防の上へ。そこから水たまりだらけの歩道を歩いて、ようやく正門に到着しました。
で、開門時刻は過ぎていたので、ゲートに100円玉を入れて早速入場します。
笠松競馬場については、前回お伺いしたときの記事に、かなり頑張っていろいろと書いたので、今回はさらっと。
【今回の席(特別観覧席の最終コーナー寄り最前列) からの眺め】
【今回の席からゴール板方向を望む】
【第1レースの最終コーナー(自席から望遠レンズで撮影)】
今回の席は前回お伺いした時と同様、座席指定となる特別観覧席を。イマドキの競馬場指定席のようにコンセント完備でWi-Fiが飛んでるということはありませんが、かなり大きなモニターが2席に1つ付いており、席料も1席600円とたいへんリーズナブルです。それで前回お伺いした時はゴール板寄りの席にしたのですが、今回は思いっきり最終コーナー寄りの席を。最終コーナーの攻防の他、数多く組まれている1400m戦のスタートも見ることができました。で、この日は雨も降っていた(午前中は結構な降り。午後遅くにはほぼ止みましたが。)こともあり、今回はここからあまり動かずに観戦していました。
ただ、久しぶりの笠松だったので、傘を差しつつ少しばかり場内をブラブラと。雨降りのせいか重賞開催日にもかかわらず場内は閑散としていたのですが、それによってレトロな雰囲気がより強まって、何とも味わい深かったというか。馬券がネットで365日買えるご時世ですが、やっぱり、現地でないと味わえない感覚って、あるんですよね。
【第3レースのパドックで騎乗する関本騎手】
【第3レースの馬場入りする関本騎手】
席から動いたもう一つの理由が、期間限定騎乗で笠松に来ている関本玲花騎手。水沢競馬場で開業している実父の関本浩司厩舎から昨年秋にデビューしたばかりなのですが、所属する岩手競馬は現在冬季休催期間中ということで、競馬学校(地方競馬教養センター)時代にも研修に来ていた笠松競馬場で期間限定騎乗をする運びとなったそう。ちなみにこの関本騎手、キュートなルックスで早くも人気になっているそうで、SNSでは「#関本玲花おじさん」というハッシュタグまであるようですね。(図らずも今回、その関本玲花おじさんになってしまったなぁ、と。)
【第8レースの騎乗前に整列する柴山騎手】
【第8レースのゴール】
この日、メインの前の第8レースに組まれていたのが、JRA交流の3歳馬による特別戦、冬将軍特別。それでこのレースに騎乗するために来場していた唯一のJRA所属騎手が、平成17年(2005年)3月に移籍するまで笠松競馬所属だった、柴山雄一騎手。笠松競馬出身のJRA所属騎手としては、アンカツこと安藤勝己騎手な続く2人めで、個人的には移籍直後、ローカル開催では大変お世話になった記憶があるのですが、このレースでも見事勝利!
この日のメインレースは、北陸、東海、近畿地区交流戦となる3歳重賞、第44回ゴールドジュニア。東海地区重賞の格付け、SP(スーパープレステージ)はⅢ。ダート1600mに10頭が出走します。で、ただでさえ難解な明け3歳の重賞、しかも他地区との交流戦とあっては、何から買うのが良いか全く絞れず。なので馬券は気になったお馬さん、人気どころと穴っぽいところを取り混ぜた5頭で、馬複と三連複のボックスを少額購入するにとどめました。
【最終コーナー立ち上がり】
【残り100m切った!】
【ゴール!】
それでこのレース。最後の直線、大外からすっ飛んできて1着でゴール板を駆け抜けたのが、何と単勝10番人気(殿人気!!)だった兵庫からの遠征馬、(4)ガミラスジャクソン号(牡3歳、鴨宮祥行騎手)。2着には単勝2番人気だった地元笠松の(3)ダルマワンサ号(牡3歳、筒井勇介騎手)が入り、3着は単勝5番人気の兵庫からの遠征馬(5)コスモピオニール号(牡3歳、永井孝典)という決着に。ちなみに馬券の方は、1着馬だけがボックスの中からきれいに抜けていたという(2,3,4着馬は入っていたんだけどねぇ……。)
今回、笠松競馬場に来た最大の目的が、冒頭にも書いた、地方競馬全国協会主催の『旅うまチャレンジスタンプラリー』。正門隣のオグリキャップ像の更に隣りにある案内所に、そのスタンプは置いてありました。
これで残るは姫路競馬場のみ!
今回は腹具合その他の理由によってあまりいただけなかったのですが、以下の品々を。
今回も前回同様、主に特別観覧席で過ごしたのですが、せっかくなので前回いただけなかった特別観覧席フロア内の食堂でいただいてみることに。ちにみにメニューは、カツ丼やオムライスなどの食事の他、おでんなど酒のつまみも充実という感じの、いかにもちょっと懐かしい競馬場の食堂然としたラインナップ。また店内には重賞競走の優勝レイも飾られていたのですが、これがよく見てこなかったのが惜しいくらいの代物だったんですよね。
それでいただいたのは、この天ぷらそば。熱々のツユは、上に載ったカツオ節の香りが良く、元のツユ自体も旨味十分という感じで。そして色が黒めのソバはツユ同様熱々で、フワっフワの口当たりに柔らかめの食感。それとメインの具の海老天は、衣がツユと馴染みづらいタイプ。他に青菜や、2枚載るナルトが、「食堂」でいただくそば感を盛り上げていました。
こちらは、場内食堂街にあるお店。店内でもいただけるようですが、今回の個人的お目当ては、店頭で売られている1本100円の串ものたち。おでんやどて煮、きも焼き、唐揚げなどが定番になっています。で、実はこの100円串って、笠松競馬場の名物ではないのかと、個人的には思っているんですよね。
それでこちらのお店では、同じ鍋で煮ていたこちらの2本を。味付けは、岐阜でも良く使われるのでしょうか?八丁味噌っぽい豆味噌ベースなのですが、結構はっきりと甘味が効かれていました。で、その味が芯まで染みていて、これが、もう。
こちらも、食堂街にある一軒。そしてこちらのお店でも串ものを。
こちらのお店はラインナップが豊富で、串カツ的品物があったので思わずそれらを。味的には間違いがなかったのですが、こういうのは揚げたてをいかにタイミング良くいただけるかが重要かなぁ、と。(特にこの日はとても寒かったので、すぐ冷めちゃうんですよね。)
お次は焼き物から、これら2品を。どちらも甘みの効いたタレが良く染みています。で、きもは、トロっとした食感がヤバ旨く。そしてとり皮は、香ばしさと噛み応えが印象的でした。
これら串ものに合わせたのは、購入すると紙コップに注いで渡してくれる小瓶のビール。そういえばこの小瓶って、競馬場だとここと名古屋でしかお目にかかれなかったような記憶が。
この日、1レースから毎レース毎に勝負していたのですが、旅程の都合により最終レースはパスして、前述のメインレース終了後に払戻しを済ませて撤退。ちなみに回収率は第2レースで三連単の万馬券を引っ掛けたのが効き182%と珍しく好成績。掛け金は大したことなかったので、儲けはさほど出なかったのですが、それでも、今回なりにいろいろと試して馬券を買った成果なので、嬉しかったですね。
そんなわけで笠松競馬場を十二分に堪能して退出。帰りは、道を間違うことなく、最短で笠松駅へ行くことができました。(っていうか、この道というか通路使うと、ほんと、駅まですぐだったんですね。)
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