たひお備忘録

趣味の活動記録。
【タイトル題字:細身のシャイボーイ様】

福島競馬場訪問記 【令和元年11月16日・フルーツラインカップ(3歳以上2勝クラス)他】

今回の席からの眺め

 開催毎に一度はお伺いしている福島競馬場。今年の秋開催は、昨年と同じ開催5日目にお伺いすることになりました。

※ 他の競馬場や、過去に福島競馬場を訪れた時の記録については、こちらのカテゴリに一覧がございますので、よろしければ。


福島競馬場まで

 いきなりですが、ここでどうでも良い話を少々。実は平成27年の11月以来欠かさず、1ヶ月に最低1回は競馬場を訪れていました。それが3年と12ヶ月目にして途絶えたのが先月。いろいろと思うところがあって、このところ競馬に対するモチベーションが保てなくなってしまいました。でもって自分の経験上、ひとつの趣味をわりと長い間やっているとそういうことが起こるというのは良くある(子供の頃からの鉄道やミリタリー趣味も、何度となく行きつ戻りつしてるし。)のですが、ただそんな、現在のモチベーションが下がった状態でも、私の競馬現地観戦が始まった競馬場であるJRAの福島開催だけは行こうと思い立った次第で。(いちいちこんなこと書かなくてとは思うのですが、このブログ、私が後から読み返すためにも書いているもので。)

 しかしながら、ここ暫く前から指定席ネット予約の混雑ぶりったらないというか、発売開始日は、昼休みの間にはまずログインできない状態がずっと続いていますね。で、今回もそんな感じでネット予約の指定席を買い逃したのですが、その後も何度となくログインしていたら丁度キャンセルが出た時に入ったようで、幸運にも最前列のB指定席を買うことが出来ました。(ほんと、画面上は空席ありになっていても、実際は買えない時がほとんどなんですがね。)

 指定席のネット予約が出来ても出来なくても、福島競馬場に行くことには変わりないのですが、変わるのが出発時間。当日売り指定席目当ての場合、重賞のない土曜日でも万全を期して駐車場の開場時刻の前に到着するよう早く出発する(ちなみに夏開催の前回は4時半頃に出発した。)のですが、重賞のない土曜日なら開場時刻の30分も前に行けばたいていオフィシャルの駐車場には停められるので、席さえ確保してあれば、出るのがゆっくりで済むんですよね。

【東北道を北上】
東北道を北上
【福島競馬場付近】
福島競馬場付近

 そんなわけで今回は午前6時45分頃、同行者と共に自宅を出発。東北自動車道を北上して福島西インターチェンジから一般道といういつものルートで進み、午前8時半頃、福島競馬場の第1駐車場に到着。フロントグラスから見える紅葉は微妙ながらも、秋晴れの下、快適なドライブでした。

【秋の開催看板】
秋の開催看板

 クルマを駐車場に停めたら、午前9地の開門にはちょっと早いけど、馬頭観音でお参りしてから入場待機列へ。そういえば、昨年の秋開催と今年の春開催はネット予約の入場待機は中央口2階だったのですが、この秋開催は、待機は元の1階に戻っていました。(ネット予約出来なかった今年の夏開催はどうだったんでしょう。)

福島競馬場にて

【自席(4階B指定席100a-ア)からの眺め】
自席(4階B指定席100a-ア)からの眺め

 午前9時の入場後は、ひたすら「飲む」「打つ」「喰う」!!

 このところ福島競馬場に来た時、ろくに写真も撮っていないのですが、今回もそんな感じなので申し訳ない。

フルーツラインカップ(3歳以上2勝クラス)

 この日のメイン、第11レースは芝2600mの長丁場、フルーツラインカップ。どうでもいい話ですが、じつはこのレース、平成27年から5年連続で現地観戦となっていたりします。それで今年は3歳以上2勝クラスのハンデ戦、14頭立てで行われることに。

 それで人気の方は、栗東から遠征の3歳牡馬、菊花賞で4着に入った負担重量55kgの(10)ディバインフォース号(横山武史騎手)が、単勝オッズ2.5倍でやや抜けた1番人気。2番人気こそ美浦所属の(12)サンアップルトン号(54kg・牡3歳・柴田善臣騎手)ですが、3番人気の(5)トロピカルストーム号(55kg・せん6歳・西村淳也騎手)4番人気(4)ニッポンテイオー号(55kg・牡4歳・藤田菜七子騎手)が共に栗東からの遠征馬で、この4頭が10倍未満のオッズとなっています。で、どうでもいい私の予想は、(12)サンアップルトン号に本命を打ち、そこから三連複フォーメーションで勝負。2番目のところに(4)ニッポンテイオー号の他は5,6番人気馬を、3番目には2番目の3頭に加え1,3番人気馬と大穴狙いで二桁人気馬2頭を加えた買い目としました。

 それでレースの方は、道中後ろの方を追走していた私の本命(12)サンアップルトン号が、最終コーナーから順位を上げ最後は2馬身差を付けてゴール。2着に中団待機からまくり気味に順位を上げた6番人気の(1)シャイニーゲール号(55kg・牡5歳・斎藤新騎手)が入り、3着はこちらも中団待機から早めに先頭に立った(5)トロピカルストーム号が残しまし馬券も的中!!ちなみに1番人気の(10)ディバインフォース号は、菊花賞の激戦が祟ったのか道中殿追走から最後伸びれずに5着に破れました。

競馬場グルメ

 今回は予想もそこそこに飲み食いに走ったこともあり、競馬場グルメも、それなりに楽しむことが出来ました。

みちのく 福島路ビール (馬場内広場)

【いぶき(レギュラー) 600円】
いぶき(レギュラー) 600円

 入場してまず真っ先にお伺いするのは、個人的に福島競馬場来たらマストの福島路ビールさん。それで今回は、今年収穫した国産生ホップ仕込みという「いぶき」をチョイス。確かに、生ホップの香りが鮮烈かつ爽快で、キレのある苦味と共に大変美味しかったですね。

石狩 (スタンド1階 ファストフードプラザ)

 前回も臨時出店していたふくしま餃子の会加盟店、円盤餃子の石狩さんですが、今回は同行者のリクエストもあったため購入。

【円盤餃子(10個) 650円】
円盤餃子(10個) 650円

 それで前回同様、カリっと焼き目の付いた程よい厚みの皮に肉多めの餡が今回も間違いがないですね。ちなみに今回もタイミングの関係で焼きたてとはいかず、保温器の中のを購入(それでも十分熱かったのですが)したのですが、これで焼きたてだとどれだけパワーアップするのか、興味があります。

元祖新潟タレから揚げ とりい (スタンド1階 ファストフードプラザ)

 こちらも昨年来、確か何度か臨時出店されている、新潟名物タレから揚げのお店。

【鶏皮せんべい 400円】
鶏皮せんべい 400円

 それで今回は、私の酒のつまみにこちらの品を購入。カラッと揚がった鶏皮は、殆どの部分がパリパリサクサククリスピー。味付けはしっかり目でお酒ともバッチリ合うのですが、材料が材料、そして揚げ物ゆえ、美味しいんだけど油が結構胃に来ました。

勝鶏どんどん (スタンド1階 ファストフードプラザ)

 こちらは、スタンド1階ファストフードプラザの常設店。以前、鶏肉の天ぷらをメイナにした特製天丼が売っていた頃はよく買った覚えがあるのですが、気が付くと同行者共々ご無沙汰に。ですがその間に、色々とメニューが増えていたようで。

【玉子とじ丼 600円】
玉子とじ丼 600円

 ただ今回、同行者の昼食用に購入したのは、昔からある、チキンカツを玉子でとしたこちらの品。同行者は「美味しい」と言いつついただいていましたが、例によって少々味見させて貰ったところ、甘しょっぱい味付けがどこかホっとする味でした。

浜形水産 (スタンド2階 パドック南側)

 こちらは、夏開催の時も臨時出店していた北海道長万部町からの業者さん。海鮮系の丼ものがものすごいバリエーションでした。

【ハーフうに弁当 1300円】
ハーフうに弁当 1300円

 そんな中から購入したのはこちらの品。個人的にウニ、大好きなんですよね。で、まず見た目から「優勝」という感じなのですが、実際にいただいてもトロっとした甘みのあるウニ(塩水ウニ?)が、もう。個人的には2200円のフルサイズでも良かったと思えるほどでした。

Two days (スタンド4階 指定席エリア内中央付近)

【生ビール(中) 600円】
生ビール(中) 600円

 今回の席に一番近かった売店がこちら。で、いつもの如く生ビールを購入。

【福乃寿(ソーダ割り) 600円】
福乃寿(ソーダ割り) 600円

 更に、福島競馬場限定(2階の特設売店で売られている)売られている日本酒の「夢馬」と梅酒の「福乃寿」がグラス(というよりカップか)売りされていたので、梅酒の方を購入したのですが、ベースは日本酒でしょうか?そのコクが絶妙で、これが旨かったですね。

戦い済んで

 この日は、福島競馬の全12レースに加え、同時開催の東京競馬が第8~11の4レース、京都競馬が第9~11の3レース、合計19レースで勝負。福島第1レースで三連複17.8倍、厚く買っていたワイド4.2倍が的中と、出だしは好調だったのですが、例によってこういう時はその後が鳴かず飛ばず。マイナスで迎えた福島のメインレースで前述のとおり三連複50.7倍を的中させ、更には最終レースでも55倍の三連複をゲット。トータルで的中は9/19レース、収支は何とかプラスに持っていくことができました。

【福島競馬場を後に】
福島競馬場を後に

 帰りは同行者の運転で、福島競馬場を後に。来る時と反対の一般道からの、福島西インターチェンジから東北自動車道経由で来たく。この日は競馬場で少々飲み過ぎたお陰で胃に来てしまい、このところ立ち寄ってる、帰る途中にあるラーメン屋さんには寄らずに帰りました。


 というわけで、今回の福島競馬場だったのですが、ここで手酷く負けていれば、この後しばらくは競馬から遠ざかることができたかもしれません。ですが微妙に勝ったことで、止め時を失った感が。でもお陰で、「競馬が楽しい」と思える内は続けようと思うことができました。

 もっともこの後、またこちらのモチベーションを下げるようなことが起き、そこでまた悩んだんですがね。(更にその後、香港国際競争での日本馬の活躍でちょっと復活しましたが。)

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栃木県のちょいと北の方に住んでいるアラフィフのオッサン。
ラーメン・そば・うどんなどの食べ歩き、乗り鉄、競馬の旅打ち、モータースポーツ観戦、PC自作など嗜んでいます。

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